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「カフェオレ・ライター〜誰も書かなかった映画レビュー〜」は、映画、漫画、ゲームから、管理人の私生活に至るまで、独自の視点で紹介するレビューサイトです。(基本的にネタバレ有)

【4月15日】



今日、皆さんにご紹介するのは、ハリウッド映画「スーパーマリオ」です。

何と、あの日本を代表する名作ゲームである「スーパーマリオブラザーズ」を、ハリウッドで完全映画化したという作品!

だいたい日本のゲームを映画にするとろくなことにならないというのは有名ですが、そもそもその先駆けとなったのがこの映画なのではないでしょうか。




        これがゲーム画面



もう結構前の映画なのですが(93年)、今回、なぜかこのビデオがレンタル屋の「コメディ」の棚に並んであるのを見て、借りてきてしまいました。

どうしてコメディなんだ。そこを問い詰めたい。



てなわけで早速再生です。







味気ないタイトルテロップからスタートしたこの映画。



テロップと共におなじみのMIDI音が流れます。多分ゲームのことを知らずにこの映画を観たアメリカ人は音響がおかしくなったと思うに違いありません。




さて…いつマリオは登場するんでしょうね?







おんやぁ?



何かアパートの部屋に、冴えないハゲオヤジと、あまりスターのオーラが出ていない若者が登場しましたよ。


何でしょうね、こいつらは。

ああ、そうか。きっと名もない脇役なのでしょう。

早くマリオを出してくれよ。ハハ…。








「ねぇ、マリオ〜」





ん? マリオって呼ぶ声が聞こえましたよ。



どれどれ…マリオ…は、と。









         マリオ「何だよ」





ぎゃあーー!!



さっきのハゲオヤジ!




ぼ、僕たちのヒーローが辱められた!



一揆じゃ! 皆のもの! 各々武器を手にハリウッドへ殴りこみじゃあ!






ありえないですよ。

マリオはヒーローですよ。

確かにヒゲは生えてるし、ゲーム画面から判断して、やや体型も小太り気味かもしれない。



でも、でもコレはないだろう!


何なんだ! 何なんだコレは!



と、思ったら、




   ルイージ「ちょっと待ってよ、マリオ」



双子ちゃうやん。


ルイージはマリオの双子の弟なはずですよね。


何だこの違い。

親子で通用するやん。


ちなみに二人が並ぶと、




        こんな感じ


左のマリオの表情に注目。


ただのエロオヤジです。


さぁ、ショックを何とか乗り越え、物語に戻ります。


二人はアメリカはブルックリンに住む配管工。


このへんはゲームの設定に忠実なんですね。

そしてやはり兄弟ということらしいです。

実は本当の兄弟ではないんですが、それは後ほど明らかになるので、この時点では僕は、彼らが兄弟という設定に「ハリウッドは怖いもの知らずなんだな」と感心していました。


そしてヒロインですが、ピーチ姫かと思いきや、



         デイジー


恐竜の発掘に携わっている美女(?)デイジーがヒロインです。


まぁ確かにピーチ姫という名前はアメリカ人にはピンとこないかもしれません。もし邦画で似たような訳し方をするなら「桃子」って感じなんでしょうか。



さて、こうなるとクッパがいったいどんなのか期待が膨らみます。


ちなみにゲームのクッパは、


こんな感じです。

亀とドラゴンを足して2で割ったような容貌です。まさに悪役!



お、ついに映画のほうでもクッパが登場しそうですよ。


えーと…





         クッパ



普通の人だーーー!



しかもよく見たら名優デニス・ホッパーじゃん!

仕事は選ぼうよ。



さて、映画のストーリーは実に単純です。


パラレルワールドに住むクッパが、デイジーをさらい、それをマリオ兄弟が助けに行くというもの。

ゲームとほぼ設定は同じです。

違うのはキャラの姿かたちだけ。

そこは一番変えてはいけないところだという気もしますが。




こんなふうに、簡単なストーリーなので大まかな筋は省きます。

キャラの顔を見ているだけで(ある意味)楽しめる映画なので。



デイジーを助けるため、クッパが支配するパラレルワールドへ乗り込んだマリオたち。

しかし、マリオたちは元々ただの配管工なので、戦う術を持っていません。


当然ですが、火の玉も出せないし、マントで空を飛ぶこともできないし、キノコで巨大化もしません。本当にただのオッサンです。




なので、クッパ王国へ乗り込んだ二人は、即行で捕まります。




       捕らえられる二人



ファンとしてはあまり見たくない映像です。



そして何とか脱出した二人は、敵の車を奪って逃げ出します。

当然、追いかけてくるクッパ軍団。




           カーチェイス





            大炎上



何とも派手な演出です。

無駄に金はかかっています。




無事逃げ出した二人ですが、相変わらずデイジーはクッパに捕らえられたまま。


そのデイジーの前に現れたのが、我らがヨッシー!




           ヨッシー


ただの恐竜だーーー!



もうほんと、監督に「何が望みだ?」と尋ねたいです。

CGすら自在に操るハリウッドなんですから、せめて着ぐるみで再現してほしかったです。


何をどうすればこうなるというのか…。



ちなみにこのヨッシーはほとんど言い訳程度に登場したキャラなので、別に重要ではありません。人を乗せて走ったり何でもぺろっと食べたりもしません。




さらにストーリーは進み、マリオとルイージは、衣装チェンジです。





         お着替えタイム




やっと格好だけはそれらしくなりましたが、どう見てもコスプレです。

あと、別に着替えただけで強くなっていないので、着替える必然性もありません。


この画像はわかりにくいので、大きくすると、



           こんな感じ



ハロウィンの仮装か。

すごく脱力する映像です。




さて、この後、物語は一気に急展開。

クッパがついに念願の隕石の欠片を手に入れ、世界を融合したり(そういうストーリーだったみたいです)、

デイジーのお父さんが実はキノコだったということが判明したり(キノピオのことかな?)。


とまぁ何だか色々あるんですが、非常に個人的な精神的都合により、ここでレビューは中止とさせていただきます。


というより、登場人物の紹介をしたかっただけなのです。



ちなみに某筋から得た情報によりますと、この映画が公開された後、アメリカでのスーパーマリオ人気は下火になったそうです。


そりゃそうだよね(そっと涙を拭いながら)。





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