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「カフェオレ・ライター〜誰も書かなかった映画レビュー〜」は、映画、漫画、ゲームから、管理人の私生活に至るまで、独自の視点で紹介するレビューサイトです。(基本的にネタバレ有)

 

【10月19日】

ぷよらー伝説(レビュー)




ビーズクッションを買った。

この色、この形、デジャヴを感じる。これは、ぷよぷよ(※)だ。

(※ かつて一世を風靡した落ち物ゲーム。同じ色のぷよぷよを4つそろえることで消していく)

ということは4つそろえれば消えるのだろうか。ボーっとそんなことを思った。

というかクッションを見てぷよぷよを思い出す時点で僕の人生は連鎖的に崩壊気味。




ところで、ぷよぷよといえば思い出すのはコンパイルという会社から発売された「ぷよぷよ通 決定版」である。

このソフトには「ハイテク攻略法」という、ぷよぷよの達人たちが披露する華麗な技を収録したVIDEOが収録されていた。

そしてこの内容がものすごい。



自ら「ぷよマスター」と名乗る二人の男性が、

その華麗なテクを披露し合うという内容なのだが、まずキャラクターが非常に濃い。



※ プライバシー保護のため本名と顔にモザイク。


自らぷよマスターと名乗るのもどうかと思うが、さらにプロフィールを見ていくと、そのあまりの痛さに涙がちょちょぎれる。

何しろ、一人目の彼の通称は、ナミキのヒゲぷよまんである。

通称というのは、あだ名みたいなものだと思うのだが、「ヒゲぷよまん」などと呼ばれたら僕は死にたくなる。



さらに彼の一日のぷよぷよプレイ時間は5時間

20歳にもなって他にやることはないのかという感じであるが、このぐらい時間をかけないとぷよマスターにはなれないのである。

そしてもう一人。



こちらは16歳の高校生。

ぷよ暦3年で、一日のプレイ時間は5時間〜1日(!)ということなので、彼は青春時代をぷよぷよとすごしたことになる。

彼が連鎖でぷよぷよを消している間に、もっと大切な何かが消え続けていたのではないかと思う。



そして二人の紹介が終わったところで、さっそくテクニック披露とぷよぷよ指南が始まるわけだが、これがすごい。実際の画面をお見せできないのが残念である。

少しでもぷよぷよをやったことがある人なら「うわぁ…」と絶句すること請け合いだ。




       テクニック披露のシーン


「2Pが高いですね!」

「これはカウンターですね! 相手の岩ぷよをわざと食らってから放つ技ですね!」



「序盤の積み方は?」

「左は一般的な階段積みですね。右は挟み込みです」



「相手が連鎖をしている間に左は溜め込んでいますね」

「ハッカサイソクという技ですね!」



もう何が何だかわからない。


二人の名人にしか理解しえない世界がそこに繰り広げられている。

我々素人は話についていくことすらできない。というか専門用語使いすぎだ。何だよハッカサイソクって。



ところで、このぷよぷよを発売していたコンパイルという会社だが、既になくなっていることは有名である。

サイトもきっちり消えている。

まさか社長も、ぷよぷよの代わりに会社が消えてしまうとは思いもしなかったであろう。



その後ぷよぷよは別の会社に権利を買い取られたが、現在ではブームも完全に終わった感が強い。

となれば気になるのは二人の名人の行方である。

まさかぷよぷよの腕で食っていくわけにもいかないだろうから、今はまた新しいゲームマスターを名乗っているのか、それとも普通の生活を送っているのか…。

いずれにせよ、このVIDEO中で二人が話していた内容が忘れられない。



「おっと、左が連鎖を発動しましたね!」

「しかーし、それは、お・見・通・し♪」



本当に見通すべきは、コンパイルの行く末であったことは言うまでもない。




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