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「カフェオレ・ライター〜誰も書かなかった映画レビュー〜」は、映画、漫画、ゲームから、管理人の私生活に至るまで、独自の視点で紹介するレビューサイトです。(基本的にネタバレ有)

 

【10月28日】

マルコ3兄弟の言いたい放題「シービスケット」レビュー(レビュー)




[レビュワー紹介]


[マルコ]

ミーハー映画を特に好む普通の映画好き。知識は並だが知ったかぶりも多い。

好きなジャンルは話題の新作(ノンジャンル)



[弟]

愛媛在住。映画はそれほど観ないが辛口で批評する。ハリウッドの金髪美女が大好き。

好きなジャンルは美女の登場するアクション物。




[妹]

カッコいいハリウッドスターが大好きで、好きになったら俳優をとことん追いかける。

好きなジャンルはイギリスのマイナー映画。







[本日の作品]


シービスケット
評価:★★★☆☆

−−−

マルコ(以下マ)「今日のレビューは『シービスケット』です」

弟「何? このタイトル」

マ「馬の名前だよ。競走馬、つまり競馬の物語だね」

妹「レースもの?」

マ「…ではないね。シービスケットという一頭の馬を通じて、3人の男の友情と人生の再出発を描く感動作だよ」

弟「男3人…ホモか!」

妹「いきなり飛躍しすぎよ!」

弟「だって、もう金髪美女が出ないことが決定的やん。馬にも男にも興味ねーもん。それぐらい飛躍してくれないと面白ないわ」

マ「それじゃあまったく別の映画になるよね(笑)。雰囲気としては…『ショーシャンクの空に』あたりが比較的近いかも。人生をあきらめないこと。何度でも立ち上がること。そんな教訓を得られる映画だね」

妹「時代は1930年ごろのアメリカなのね」

マ「そう。歴史の授業で習ったと思うけど、1929年は世界恐慌の年。株価は暴落し、アメリカ中が空前の不況に陥る。この物語の3人の主人公たちも、モロにその煽りを受ける形で人生の挫折を味わっていくんだ」

弟「『逝く肉屋もいたね世界恐慌』っていう語呂合わせで覚えたよな」

妹「誰が使うのよ! その語呂合わせ」

マ「いやまぁ、年代はどうでもいいんだけどね…」

妹「ある者は愛する者を失って、ある者は居場所を失って、ある者は自分の道を見失うのね」

弟「色んな形の挫折を経験した3人の男が偶然出会って、そして愛し合うわけか」

妹「愛し合うってところだけ余計よ!」

マ「まぁそこからは実際に見てもらいたいんだけど、この映画は前半と後半で面白さが全然違う映画だね。前半30分ぐらいは思わず寝そうになったよ」

妹「後半は?」

マ「俄然面白くなってくる。特にシービスケットが登場してからはぐんぐん引き込まれて、最後まで一気に魅せてくれる」

弟「で、感銘を受けた、と」

マ「そう言いたいところなんだけど、前半のもたつきがやっぱりちょっと…あと、これは僕だけだと思うんだけど、ハワードとトム・スミスの見分けが最初つかなくて困った!」

妹「ホントに個人的な事情ね…」

マ「でも、それを差し引いても見る価値のある映画だと思う。特に心に響く台詞は多かった。脚本家の腕は抜群だね」

弟「たとえば?」

マ「一番は、ハワード氏の『誰にでも、失敗はある』かな。後は『ちょっとしたケガぐらいで、命あるものを殺すことはない』とかね」

妹「挫折を経験した人ならぐさりときそうね」

マ「挫折だらけの僕の心には刺さったね…こういう映画はどれだけ名言を残せるかっていうのがひとつのポイントになりそうだけど、そういう意味じゃ『シービスケット』はたくさんの名言を生み出したと思う」

妹「スパイダーマンを演じていたトビー・マグワイアも、いい演技してたよね」

マ「うん。こんなに違う役もできるんだなって思ったよ。スパイダーマンよりさらに腹の立つキャラだったけどね(笑)」

弟「そういえば元は小説らしいな」

マ「大ヒットした小説が原作だね。確かに前半のバタバタぶりを見ると、だいぶはしょってるんだなとは思ったけど。そこは映画だから仕方ないかな」

弟「原作には3人のホモっぷりがもっと詳細に書かれているわけか」

妹「どうしてもそっちに持っていきたいようね…」




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