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「カフェオレ・ライター〜誰も書かなかった映画レビュー〜」は、映画、漫画、ゲームから、管理人の私生活に至るまで、独自の視点で紹介するレビューサイトです。(基本的にネタバレ有)

【11月18日】

もののけ姫レビュー(レビュー)




構想16年。製作3年。スタジオジブリが満を持して放つ超大作「もののけ姫」

今回は、そんなもののけ姫をご紹介したいと思います。

ともすれば自然と人間との共存を描いた感動作とも思われがちなこの映画、実はときメモもびっくりの恋愛映画なんです!


−−−

〜あらすじ〜

東の国を代表するナンパ男ことアシタカ。
ハンサムで弓の腕も超一流。まさに非の付け所のないモテ男である彼は、常々思っていることがあった。

「この村はオレには狭すぎる…日本中を旅して、すべての女をモノにしたい!」

そしてアシタカはまだ見ぬ西の女をモノにするため、ヤックルに乗って旅立つのであった…。


−−−

舞台は古代の日本。まだ、人々が自然を神として崇めていた頃の物語。

まずは主人公の一人である青年、アシタカ。

やたらハンサムなこの男は、あるとき、村を襲ったタタリ神を殺したことで腕に呪いを受けてしまいます。

長老のオババの導きに従い、アシタカは村を出て西を目指すことになります。

しかし、どう考えてもこれは厄介払いです。

おそらく、アシタカに女を全部持っていかれることを恐れた他の男どもが、今回の追放を画策したのでしょう。どこの世界でもモテ野郎には敵が多いのです。

現に、アシタカが出発するとき、見送りにきたのは普段からアシタカを慕っているカヤという女の子(アシタカを兄様と呼ぶ)だけでした。この野郎、最後までモテっぷりを見せつけやがります。

しかし、こんな理不尽な追放に、アシタカは不満もなく従っています。オババの言うことはそんなにも絶対なのでしょうか。

いえいえ、実はアシタカも今回の旅立ちをひそかに望んでいたのです。

「もう村の女は全部オレのものになった…オレはいずれ日本中の女をものにする男だ! ちょうどいい機会だから行くぜ!」

とまぁ、こんな風に思ったのではないでしょうか。怖い怖い…さすがモテ野郎は一味違いますね!



さて、アシタカはさっそく西へ向かいます。

道中、ジコ坊とかいう怪しげなオッサンと出会いますが、まぁそのへんは飛ばしましょう。ナンパ男的に男は不要ですから。

重要なのは、もう一人の主人公との出会いです。

もう一人の主人公、それがサンです。

この娘、初登場シーンで、口が血まみれになっているという、これ以上ないぐらい衝撃的な登場を果たします。

これまで数々の女を落としてきた最強ナンパ男アシタカも、これにはびっくりです。

「さすがに世の中は広いぜ…オレの知らないタイプの女がうじゃうじゃいやがる…!」

そんな彼の心の叫びが聞こえてくるようです。

まぁ口を血まみれにした女なんて、僕は頼まれてもモノにしたくないですが。

しかし稀代のナンパ男であるアシタカは、こういったレアな獲物こそを求めていたのです。

普通の男には決してなびかない女を落とす…それはナンパ男にとってまさに勲章ですよね!

さっそく、「我が名はアシタカ!」と名乗ってナンパしようとしますが、

「去れ」

一蹴されます。

人生初のナンパ失敗…! アシタカは呆然とします。まさかオレになびかない女がいるなんて…! 手に入らないものほど欲しくなる。そんな言葉通り、この瞬間からアシタカの心の中はサンで一杯になります。

どうしたら口血まみれ女サンを落とせるのか…
アシタカの戦いが今始まりました。


サンの素性を知るためには、この地で情報を得なければなりません。

アシタカは、ケガをした男を助けることで、偶然タタラへと足を踏み入れます。

タタラとは、今で言う鍛冶場のような場所です。ここを治めているのは、エボシという女性リーダー。

だからなのか、タタラにはやたらと女性が多いようです。

さすがは天性のナンパ男…偶然訪れたように見えますが、実は女の匂いを敏感に感じ取っていたに違いありません。

このタタラ、住んでいるのは野卑な男ばかりとあって、遠方からの訪問者であるハンサムなアシタカに、女たちは一瞬でメロメロになります。

助けた男の妻でさえ、

「へ〜…いい男じゃないか。顔を見せておくれよ…あら、やっぱりいい男じゃない!」

と、瞬殺。

恐るべしアシタカ…! 既婚も未婚も関係なしとは…!

客人となったアシタカは、そのハンサムな容貌からかタタラの女たちに大人気。男だけで宴会をしている最中にも、

「ね〜え…あたしたちのところにきなよ☆」

と、誘われます。モテモテです。

しかし、もうアシタカはこんな一般人の女には興味がないので心中うんざりしているわけですが、表向きはにこやかに対応します。

「いい村は女が元気だ」

などと、おべっかも忘れません。なるほど…常に褒めるのが、ナンパ男のテクニックですか!



さて、タタラを仕切っているのはエボシ御前。

強いカリスマ性を持ち、男勝りの激しい気性を備えた女性です。

ふむふむ…物語もだいぶ動いてきましたし、そろそろアシタカ恋愛ウォーズのキャラクターは出揃った感じでしょうか。

ではここまでの女性キャラをまとめてみると…

サン・・・ワイルド系
カヤ・・・可愛い(妹)系
エボシ御前・・・男勝り系
おトキさん(助けた男の妻)・・・人妻系


すごい…!

これだけそろっていればだいたいのニーズに対応できそうです。



と、ここでアシタカはサンと再会。

しかし、その再会はサンがタタラを襲うという予想外な形で訪れたのでした。

この娘…ワイルド系にもほどがありますよね。

さて、ここでエボシ御前とサンが一騎討ち。それを見たアシタカ、腕に蛇のオーラを巻きつけながらぶち切れます。

きっと心の中では、

(オレの女になるべき二人が殺し合って体に傷でもついたら大変だ!)

と、思っていたに違いありません。

その後、アシタカは大砲の誤射で腹にケガをしますが、ナンパのクソ力で耐え、サンを背負ってタタラを脱出します。

しかし、さすがに途中で力尽き、倒れます。

「なぜ私を助けた!?」

と、尋ねるサンに、アシタカの殺し文句が炸裂。

「生きろ…そなたは美しい…」

おそらく、この後「だからオレの女になれ…」と続けるはずだったのですが、傷が思いのほか深く、アシタカは意識を失ってしまいます。残念です。

まぁ腹に穴が空いている状態で女を口説くのが既に人間技ではないですけども。

アシタカのナンパにかける気合には鬼気迫るものがありますね!

こうして考えていくと、アシタカが乗っているヤックルでさえもナンパの小道具に思えてきます。

なぜって、女の子は可愛い動物が大好き!

アシタカには敵意むき出しのサンも、ヤックルには優しい一面を垣間見せます。

「オレんち、チワワ飼ってるんだけど、今日見にこない?」

というのは、女の子を部屋に誘い込む常套手段ですよね。

遥か古代からそれを実践しているアシタカ。さすがの一言です。



ひどいケガをしたアシタカですが、サンに運ばれ、森の中にある湖のそばで目を覚まします。

どうやら、アシタカの体を張ったナンパテクに、サンもある程度心を開いた様子。

ここで、体が動かせないアシタカに、なんとサンは口移しで食べ物を与えます。

サンにそんなつもりがないとはいえ、これは紛れもなく衝撃のキスシーン…!

この後なぜかアシタカは涙を流しますが、これは、

(ついにサンがオレのモノに…!)

という感動の涙だったに違いありません。




物語の方はこの後色々あるんですが、まぁ後は大方の予想通り、サンがどんどんアシタカに心を開いてハッピーエンドです。

何やら変な鹿とか猪とか出てきますが、とりあえずアシタカの興味は人間の女にしか向いていないのであまり関係はありません。

何気にアシタカも戦っていますが、それは女にいいところを見せるためです。すべてがモテることに直結した男アシタカ。

男として見習うべき点は多いですね!(反面教師?)

それにしても、最後のサンの笑顔、あれはもう完璧にアシタカに落ちてますね。

しかも、落とした後は興味が失せてしまうのか、アシタカはサンに、

「サンは森で、わたしはタタラ場で。…会いに行くよ、ヤックルに乗って…」

と、さりげなく別居宣言。

確かにこれで同棲なんかしてしまったら、次のナンパがやりづらくなりますもんね!

なるほど、これがナンパ男の事後処理テクニックですか…。




さて、以上でもののけ姫のレビューを終わりたいと思います。

ん…?

そういえばタイトルの「もののけ姫」って何のことなんでしょう?

結局サンは人間だったし…。



…!?






まさか…!?



そうか…!!






本当の…!

本当の”もののけ(獣)”は

アシタカだったということかーー!!
(最低)










終わり(色々な物が)



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