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「カフェオレ・ライター〜誰も書かなかった映画レビュー〜」は、映画、漫画、ゲームから、管理人の私生活に至るまで、独自の視点で紹介するレビューサイトです。(基本的にネタバレ有)

【1月17日】

更新に困るこんな夜には。(雑記)




「マルコさんって毎日更新してすごいわー!」

という褒め言葉を期待してニタニタ笑いながら更新を続ける毎日なのですが、さっぱりそのようなお言葉はいただけません。

よく考えてみたらどうしようもない駄文を垂れ流したとて、更新は更新なのですから、結局のところ質と量の両立は難しいということなのでしょうか。

それはそうと、こんなことを書いているということは、皆さんもう何となく薄々察しておられるかと思うのですが、そう、今日の更新分が出来ていないのです。

実は僕は「ネタを思いついたときに全部書いて保存しておく」→「更新に困ったらストックから出してくる」という卑怯さムテキングなテクニックを使っているのですが、そのストックさえも今日ついに尽きてしまったわけです。

ですがまぁこんな時のために、僕には「映画レビュー」という強い味方があるではありませんか!

もちろん、書くのが大変なツッコミレビューではなく、サクッとできる「マルコ3兄弟レビュー」の方です。

…と思ったらですね、あのレビューに登場する弟に、こんなことを言われてしまったのです。


「あのさー、あのレビューな、やめたほうがいいで。だってつまらんもん。面白いこと言ってんの俺だけやん


……まさか背後から袈裟斬りされるとは思いもしませんでしたよ。

しかもさりげなく「自分が喋った部分だけは面白いんだぜ」と主張してきてやがります。だいたい弟がボケるから僕と妹がつっこまざるを得ないわけで、それなら僕に美味しいボケ役を回せと言いたくもなるのですが、つまらないのはきっと弟と妹のせいだけじゃなく、僕の編集作業にも問題があるのでしょうね……。


そういうわけでですね、「困ったときのレビュー頼み」が出来なくなってしまったので、ここは長年サイトをやっている者の強み、

「忍法・もう消した過去ログからサルベージの術」を使いたいと思います(リメイクして)。


−−−

大学生当時、僕には行き着けの美容室がありました。ここでその名前を出しても別に構わないのですが、「カフェオレ・ライターを見ました!」と店頭で仰っていただいても別に10%引きとかにはならないので出さないでおきます。

僕がその美容室を初めて訪れた時のこと―――。

担当となった美容師は、革のパンツに鎖を吊り下げ、ロングの金髪をたなびかせるという、これ以上ないぐらいロックなあんちゃんでした。

ちょっとした子供なら見ただけで泣いてしまうだろうと言いたくなるぐらいのインパクトです。人類を「カツアゲするヤツ」と「カツアゲされるヤツ」に分けたなら、間違いなく前者にカテゴライズされるであろう部類の人種です。

僕もちょっと涙目になりつつ、椅子に座ったのですが、あんちゃんは予想に反してものすごく柔らかい物腰で丁寧に尋ねてきました。ていうかよく考えたら僕は客でした。なんで僕が怯えなきゃいけないんでしょう。

「いらっしゃ〜イ! 今日は、どんな髪型にしたいのかナ☆」

こんな風に書くと、変な文章で個性を出そうとするな! とか言われそうですが、本当に語尾がカタカナなんですよ。すごい喋り方がかる〜い感じ。この感覚、わかってもらえますかね。

そして希望を伝えるとさっそくカットへ。

皆さんきっと同じ事を思っていらっしゃると思うのですが、美容師の世界には「沈黙は死」というルールがあるんじゃないかと思えるぐらい、彼らってカットの最中に話しかけてくるじゃないですか。

別に僕は雑談が嫌いではないので相手をしていたのですが、その美容師の言うことが何となく変な方向に熱を帯びてきまして。


「あのさ、フィギュアとか、ゲームとか、そういうのやってる人って、すっげーオタクに見られるジャン?」

「ああー…そうですよね……(サイトやってるとは言えない)」

「あれってサ、差別だと思うんだよネ! だいたいサ、車とかに夢中になってる男は、どっちか言うとカッコイイーってことになるジャン?」

「ああ、確かに……」

「何で車はダメでサ! ゲームとか漫画はダメなワケ!? なんで!?」

「な、なんででしょうね……はは……」


何でこの美容師はこんなに熱く語るんでしょう。

もはや僕の髪を濡らしたのが霧吹きの水かコイツの唾かわからないぐらいの喋りっぷりです。

このキレっぷりからして、この美容師、ロックな見た目とは裏腹に中身はものすごいオタクなのでしょうね。そして「アンタ格好だけロックで中身がオタクなんて最低!」とか何とかふられてしまった、と……。

でもなぜ僕にそんな主張してくるのでしょう。

もしかして、同族の匂いを感じたのでしょうか。

確かに僕は見た目からして腐臭を放っているということで有名ですけど、それは非常に心外です。

でもまぁ人間関係を円滑に進めるためにも、ここは同調しておくことにしましょうか。


「わかります! それすごいわかりますよ」

「マジ? わかってくれる? いやぁ、嬉しいなァ!」

「でも、○○さん(美容師の名前)は見た目がすごいイケてるし、センスとかも良いから羨ましいですよ〜○○さんのセンスで俺をバッチリかっこよくしてくださいよ(笑)」

「そう? じゃあサ、オレが新しく考案した髪型があるんだよネ☆ これ、マジ美容界にその名を残す髪形だからサ、試してみない?」

「……新しい髪型ですか……?」

「うん。マジ時代の最先端を走れると思うヨ☆」

「……どんな髪型ですか?」

「ああ、えーっとね、オレが名づけたんだけど、ピエールっていう髪型でネ」





ピエール?









俺は、今日、

男になる。


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