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【2月14日】最新バレンタインモテエピソード(雑記)
気付けば2月14日。またチョコレートを買いにくい季節がきましたね。
なぜこの日に一人でチョコを買う男性は、お客であるにも関わらず、店員に世界一かわいそうなものを見るような目つきで見られなくてはならないのでしょう。
余りにも悔しいので、僕もちょっとはモテるんだぞということを皆様にお伝えしたいと思います。
そうですね……これは、一番最近チョコをもらったときの話です。最初に言っときますが、おばあちゃんにもらったとか、そういうオチではありませんからね。
正真正銘、一番最近チョコをもらったエピソードです。
そう―――ある年の2月14日、僕はいつものように家でのんびりテレビを見ながらくつろいでいました。
すると、「マルコくーん」と僕を呼ぶ声がするではありませんか。
玄関に出てみると、それは仲良しのAさんと、そのお友達であるBさんの二人組でした。え? 二人はOLなのか、それとも学生なのか……ですか? ハハハ、それは内緒です。
ともかく、二人が僕の家を訪れることなんて普段あまりないことですから、「これは!」と思いました。
すると案の定、Aさんが「ハイ、これ」と、ラッピングした箱を僕に差し出したのです。
「……ありがとう」
僕がそれを受け取ると、二人は「じゃっ」と言い残してすばやく立ち去ってしまいました。
部屋に戻って箱を開けてみると、やはり中身はチョコレート。さっそく美味しくいただいていると、またしても「マルコくーん」と呼ぶ声が聞こえてきました。
ドアを開けると、今度はBさんが一人で立っていました。
そして「……これ」と小さなチョコレートを僕に差し出したのです。
一瞬、なんでさっき渡さなかったんだろうと思いましたが、すぐわかりました。つまり、先ほどのBさんはあくまでAさんの付き添いだったわけですが、実はBさんも僕にチョコを渡したかったわけです。
しかし、一緒に渡してはAさんと気まずくなってしまうため、後からこっそり渡しにきたということなのでしょう。
ハハハ……なるほど、愛(う)いヤツめ。だが拙者の身体はひとつしかござらん。仕方ない、週の4日はAさん、週の3日はBさんとお付き合いすることにしようか。
などと考えているうちにBさんもいなくなり、僕は二人からもらったチョコをパクパクとその日のうちに食べてしまったのでした。
……どうでしょう。これが僕の最新モテエピソードです。少しは僕を見る目が変わったでしょうか。ハハハ……。
で、結局その後二人とはどうなったのか?
さぁ……もうこの話から17年ほど経ちましたからわかりません。というか小学2年生で付き合うもへったくれもないような気がします。
ここまで読んで賢明な読者の皆様でしたらお分かりかと思いますが、これ以降このようなエピソードは皆無でしたので、あまり深く追求しないでくださいね。このエピソードだけを糧に、17回もの涙バレンタインを乗り越えてきましたから。
あと、僕とお酒を飲むと、必ずこの話を5回ぐらい繰り返します。
もう皆さん大人なんですから、察してくださいね?
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