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「カフェオレ・ライター〜誰も書かなかった映画レビュー〜」は、映画、漫画、ゲームから、管理人の私生活に至るまで、独自の視点で紹介するレビューサイトです。(基本的にネタバレ有) |
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【2月16日】 冬のソナタレビュー#18(レビュー) 前回、ついに明るみに出た真実をめぐって、物語は急展開。サンヒョクも、サンヒョクの父親も、そしてユジンの母親も、超ヨン様とユジンの結婚に反対し始めます。記憶を取り戻した超ヨン様は暴走の末、ユジンと強引に結婚式を挙げてしまおうという作戦に! これは僕の計算外でした……血の宿命と超ヨン様の想い、そしてユジンの財産への執着。最後に勝つのは果たしてどれ!?
【職業:貴公子】
第18話「運命のいたずら」
さて、先に言っておきますが、この18話は冬ソナ史上、もっともつまらない回です。 超ヨン様とユジンの、いまどき少女漫画でも描かれないようなベタな熱愛っぷりを微笑ましく眺められる方ならいいのかもしれませんが、少なくとも一人で夜中に見る回ではないとだけ言っておきましょう。 とりあえず世界中のメガネを割りたくなりましたから。
しかし、二人が式場に入り、誓いの言葉を述べ、さぁいよいよキス……というときになって、サンヒョクが扉を叩き壊さんばかりの勢いで闖入してきました。
「二人で結婚式をすればいいのか!? それはダメだ! 絶対にダメだ!」 ……ユジンから解放されたはずのサンヒョクでしたが、目つきが据わっています。あの清々しいサンヒョクはどこへ消え去ったのでしょうか。 表向きはサンヒョクが父親からユジンと超ヨン様の血の宿命を聞き、そのことで再び気持ちを燃え上がらせたように見えます。 しかし、本当にそうでしょうか? 考えてもみてください。ユジンは超ヨン様との結婚を渋っていました。 それはなぜか……ユジンは周囲に祝福される形で結婚したかったからなのです。 現に、自分の母親には結婚を認めてほしいと説得を試みていますからね。周囲の祝福があればすぐにでも結婚したでしょう。 ではなぜ渋っていたのか……それは、ご祝儀がもらえないからです。 そう、もらえるものはすべてもらう。お前のものは俺のもの、俺のものは俺のもの的なジャイアニズムの後継者ユジンにとって、ご祝儀という絶好の稼ぎポイントを逃すことは死ぬより辛いことだったのです。 そこでユジンはこっそりサンヒョクに連絡を入れた……もしかしたら匿名で電話したのかもしれません。 血の宿命を知っていたサンヒョクは、嫉妬の炎に駆られ、ユジンの思惑通り結婚式を台無しにしたというわけです。 まだ宿命に気付いていない状態で、こんな作戦を思いつくとは、ユジン……さすがとしか言いようがありません。 まぁもちろん建前は純愛ドラマである冬ソナですから、ユジンが策をめぐらすシーンはカットされていますよ。でも僕にはわかるんです……冬ソナの、真実のストーリーが!
「そういえば……海に一緒にきたのは初めてだね。だから……これが僕たちにとって最初の海」 と、つぶやく超ヨン様。 これに、ロマンチックなセリフにまったく興味のないユジンは「ええ……そうね」と、かなり適当な返事をします。 しかしこのとき、超ヨン様は、 (そして……僕たちにとって最後の海……ここで、僕は彼女を手放す……) と、なんか悲愴な決意を固めていました。 何でしょう、心中するつもりでしょうか。 さすがのユジンもこの超ヨン様の切羽詰った決心までは読めないはず……この後どうなるのか!?
しかしまさか、実写で少女漫画にありがちな「アハハ……待てよぉ……」「ウフフ……追いついてごらんなさい」というシーンが見られるとは思いもしませんでした。
このへんは普通に観ていたら感動的なシーンかもしれませんが、僕にはユジンの、 (ウゼえ……! なんでこんなつまんねぇことしなきゃいけねぇんだ! さっさと通帳渡せや!) という心の叫びがちゃんと聞こえていたので、少しも感動できません。
「ほら!」 と、はしゃいでいましたが、超ヨン様が硬貨を触ろうとすると、 「ダメ! 返して!」 と、鬼のような形相(僕にはそう見えた)で叫んでいました。たとえ遊びでも、自分が獲得した銭は死守する……守銭奴ユジンの本性が垣間見える場面です。 まぁ例によって超ヨン様はそんな細かいことには気付かないので、普通に騙され続けています。 しかし、これまでと少し状況が違うのは、腹に一物抱えているのがユジンだけではないということ。 そう、超ヨン様はここでユジンは心中するつもりなのですから……!
が、自分では言い出せないヘタレ超ヨン様は、サンヒョクにこっそり電話をかけ、きてくれるよう頼みます。 サンヒョクには色々な実績がありますから、利用しようと考えるのもわかるのですが……ん? 超ヨン様は確か高校生の記憶が戻っているはずですから……もしやサンヒョクへの想いも復活している? いやいや……まぁそこは深く考えないことにいたしましょう。 翌日、ユジンが目を覚ますと超ヨン様の姿は既になく、そこに立っていたのはサンヒョクでした。 半狂乱になるユジン。当然です。こんなロマンチックな遊びにまで付き合ってやったというのに、なぜ超ヨン様が姿を消す必要がある?
「どうして……どうしてなの……?」 声を絞り出し、再び悪魔のような形相を見えるユジン。ま、まずい……! 超ヨン様、もしかして一番怒らせてはいけない相手を怒らせたのかもしれません。
知っての通り、この女性はなぜか以前からユジンを毛嫌いしていました。多分ユジンの悪魔性にいち早く気付いたからなんでしょうけども、サンヒョクが入院した際、ユジンに謝って戻ってきてくれるよう懇願するなど、真っ向勝負するには少し役者不足だった感が否めませんでした。 しかし、ここでサンヒョク母、爆弾投下! 「あなた、あの男の人(超ヨン様)と別れたんですって? わたしも本当に驚いたわ……あなたとあの人が兄妹だったなんてね」 「……!?」 気付いた! ユジンが、ついに真実を知ってしまいました。 この情報をユジンが知らなかったことが唯一の生命線だったのに……。 知られたからには、狡猾なユジンのこと。どんな巧妙な作戦を立ててくるかわかりません。 本当に余計なことしかしないサンヒョク母。勘がいいだけでは策士とは呼べないんですよ! いよいよ次回、怒涛の19話。 超ヨン様とユジンはどうなるのか? 血の宿命に対するユジンの逆襲はあるのか? そして超ヨン様に降りかかる、最後のさげまん波とは? キミもこの興奮を見逃すな!(無理矢理テンションを上げています) |