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| 【3月20日】
トルク レビュー(レビュー)
今回レビューするのは、爽快な爆走シーンが話題を呼んだ「トルク」です。 といってもただのバイクムービーではありません。笑いあり、サスペンスありのすばらしい娯楽作品に仕上がっています。皆さんぜひご覧になってください。 あらすじらしいあらすじはないのですが……。
さて、この「トルク」は基本的にはおバカな映画なので、あまり真剣に見ると拍子抜けしてしまうかもしれません。 「リアリティ」とか「人間ドラマ」なんかを、この映画に求めてはいけないのです。例えば、時速100キロ以上でバンバンクラッシュしますが、死ぬどころかケガひとつしません。 もちろん、他にもツッコミどころは満載です。 例えば、映画中盤での、列車の上をバイクで走るシーン。
……既に常識ではありえないわけですが、話の流れからも、ここで列車の上に乗らなければならない必然性はまったくありません。 もし、監督に「どうして列車の上を走らせたんですか?」と尋ねたら、「そのほうがカッコいいっしょ!?」と、目をキラキラさせながら答えそうな気がします。要するに何も考えていないだけ。 さらに、この後、列車の上だけでは監督的に物足りなかったのか、車内を爆走。
このクレイジーな暴走を、
主人公は「やればできるもんだ」の一言で片付けていました。 ……そういう問題ではないような気がします。
フォードを追いかける途中で、
無関係の乗用車を2台吹き飛ばしますが、こいつもまた、
「おっと失礼」の一言で済ませました。本当に法の番人なんでしょうか。 ……フォードといい、このマッドな捜査官といい、何か大事なものが欠落しているようです。
日本では、列車を止めるだけで何百万円も支払うことになるそうですが、となるとフォードのやらかしたことは……。 とにかく、彼にとって本当の逃避行は、映画が終わった後からが本番なのかもしれませんね。 |