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| 【3月22日】 オーストラリアの注文事情(雑記)
僕は英語が話せませんし、英語圏の国を訪れるのもこれが初めてです。学校でダラダラ勉強したなんちゃって英語が、本場で通用しないことは、英語ペラペラの弟から聞いて知っておりましたので、出発前からものすごく不安でした。 しかも、今回は、ツアー等を一切利用していない個人旅行です。弟とはぐれることは、すなわち異国での死を意味しますので、とにかくやることなすことすべて弟の指示を仰ぎながら行っておりました。超かっこ悪い兄貴です。ハネムーンなら成田離婚は決定的。 さて、異国で避けて通れない会話が、レストラン等での注文です。 ひたすら「ぷりーず!」を連発するのはどうやらダメ英語らしい(やっちゃいましたけど)ので、事前に弟から例文を仕入れておきました。
「キャナイハヴ●●?」
「ディスワン」
「セイムワン」
ちなみにつづりを調べることもせず、カタカナで書くところに、僕の英語能力の限界が表れております。
朝食を食べようと、僕たちはカフェに向かいました。 その店は、「パンの種類」「中に入れる具の種類」「飲み物の種類」を順番に尋ねられ、希望通りのサンドイッチをその場で作ってくれるというタイプの店で、弟はさっそく自分の注文をこなしていきます。
弟「んー……ホワイト(どうやらパンの種類らしい)」 店員「jkasfjak;jfaoewo?(聞き取れない)」 弟「あ〜……ジャム(どうやら中にジャムを入れてくれということらしい)」 店員「m;lie;oatetueoioi;?(聞き取れない)」 弟「カプチーノ(飲み物はカプチーノということらしい)」
当然、店員が何を言っているのかはちんぷんかんぷんですが、僕には勝算がありました。 そう、たいていの店にはマニュアルがあり、その通りの順番で尋ねるに決まっているのです。ですから、弟が答えたのと同じように「ホワイト、ジャム、カプチーノ」という順で答えれば、たとえ店員の言葉がさっぱりわからなくとも華麗に注文をこなせるはず! 自分の天才的な発想に驚きが隠せませんね。 そして僕の順番が回ってきまして、店員が笑顔で「ハーイ」と話しかけてきます。引きつった笑みで「ハーイ」と挨拶すると、さっそく注文タイムが!
僕「ホワイト!」 店員「o;wa;aieufroewiaj?」 僕「ジャム!」 店員「kk;eoateuteui?」 僕「カプチーノ!」
しかし、なぜか店員は僕の顔を見て失笑しています。 おかしいですね……何も恥ずかしいことをしていないのに。 一抹の不安を覚えた僕は、弟の方を見て助けを求めました。
弟「……あのさ、兄貴、俺の言ったことを全部マネしたやろ」 僕「おう」 弟「店員の注文確認の順番が、さっきと違ってたんだよ」 僕「……!?」 つまり、こういうことだったみたいです。
僕「カプチーノ!(自信満々で)」
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