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| 【3月23日】 アルマゲドン レビュー(レビュー)
今回レビューするのは、莫大な予算を投じて作られた映画「アルマゲドン」です。 こうした超大作と呼ばれる映画は、ヒットすることがまず何よりも優先されるため、映画通の間では批判の対象になりがちです。 しかし、他人事だから批判できますが、製作者側になったら、たぶん誰でも、なりふり構わず、ヒット狙いのあざといシーンを盛り込むのではないでしょうか。ヒットを宿命付けられた作品を確実にヒットさせるのは、本当に大変だと思います。 ヒットを宿命付けられたにも関わらず、コケてしまった作品の悲惨さは、皆さん「ファイナルファンタジー」でよくおわかりでしょう……。 さて、アルマゲドンのストーリーは実に単純。
ハリーは掘削の会社を経営している社長で、娘との二人暮しです。
ところが、目に入れても痛くないほど可愛がっている娘が、冒頭で部下に寝取られたから、さぁ大変。
激怒したハリーは、ショットガンを持ち出し、娘の恋人であるAJを追い掛け回します。 そして、「まさかウソだろ……」と引きつった笑みを浮かべるAJに対し、ハリーは本気で発砲。
「娘の彼氏ができたら、ワシは許さんぞ〜」と冗談で言う父親は日本にも存在しますが、娘の彼氏をガチで撃ち殺そうとする父親とは、さすがアメリカは色んな意味でスケールが違います。 さすがに見かねた同僚が、 「AJみたいな(仕事の)腕のいいやつ、殺すのは惜しいんじゃないか?」 と諌めると、
「心配するな。脚を撃つぐらいで勘弁してやる」と言い放つハリー。言っていることがリアルすぎて怖いです。というか、同僚の諌め方もちょっとおかしいですけども。 政府のヘリが到着したため、AJは一命を取り留めますが、結局、ハリーは合計で4発も発砲。うち一発は、跳ね返ってAJの脚に当たっていました。それにしても、冒頭からいきなりのテロリズム全開……アルマゲドンとは、「破滅」「最悪の事態」という意味があるようですが、もしかしてこのシーンこそがAJにとっての「アルマゲドン」だったということでしょうか。
クジを引いた結果、選ばれたのはAJ。しかし、その役目をハリーが強引に奪い、ひとりで隕石に残ることになります。慌てたAJは、泣きながらハリーに「やめてくれ!」と訴えかけます。 そのときの会話は、
ハリー「娘を幸せに。それがお前の仕事だ。……いつも、息子のように思ってた」
息子の脚をショットガンで撃つ父親は色々と問題があると思います。 |