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「カフェオレ・ライター〜誰も書かなかった映画レビュー〜」は、映画、漫画、ゲームから、管理人の私生活に至るまで、独自の視点で紹介するレビューサイトです。(基本的にネタバレ有)

 

【5月31日】

少年ジャンプの気になる漫画、途中からレビュー(レビュー)



既に各所で話題になっていますが……。


タカヤが打ち切られました。

せっかくタイトルを変えてまでテコ入れし、これまでのキャラを捨て、新しい世界を創造し、さあこれから! というところで無念のリタイア……。

もう、何と言うか、回収し切れない伏線、「さあ行こう」的ラストカット、最後の凄まじいまでの駆け足な展開……どれを取っても本当に見事な打ち切りです。伝説のシャーマンキングや男坂ほどではないにしろ、最近打ち切りの少なかった感のあるジャンプでは実に爽やかに散っていった作品と言えるでしょう。

前回、敵のボスらしき人物に「一ヶ月後に人間を滅ぼしに行く」と猶予をもらったとき、「ああ、終わりは近いな……」と何となく予感していたものですが、本当にこの日が来るとは……。

僕も色々と書いてきましたけど、けっこうタカヤは好きでしたよ。

最近は無理のあるテコ入れからしばらく経って、ようやく世界観や設定が安定してきたと思っていたので、編集部にはもう少し様子を見てほしかったと思います。

……とまあ終わってしまったことについて語るのは当サイトらしくないので、最後のタカヤを見ていくことにしましょう。


表紙は最終回らしく、主だった登場人物が全員そろった扉絵でした。

……ん?

ウザいルントがいないような気がするのですが……気のせい?

右上には、最後にちょろっと出てきたラスボス一派も後ろ向きで登場しているというのに、ナギサ姫の側近であるルントの姿が見えないというのはどういうことでしょう。

……打ち切りついでに、作者の中でルントはなかったことになったのでしょうか?

いやいや、そんなバカな。

きっとルントはこの後どこかで登場するに決まっています。そうに違いない。だって彼はウザいけど、何か凄そうな能力の持ち主だったもの!

ということで、さらに先を読み進めると……。

いよいよ城へ総攻撃をかけてきたモンスターたち。その戦闘能力は凄まじく、人間たちの滅亡は必至かと思われました。

レスターやリーンが必死で応戦しますが、状況は一向に好転する気配を見せません。

ちなみに、ここでもルントの姿は見えませんでした。

皆が一生懸命戦っているというのに、何をしているのでしょう。戦闘能力が低いことを言い訳に隠れているのでしょうか。それとも、サクッとやられてしまったのでしょうか。


そんなことを気にしていると……。


城へ向かう三人組の姿がありました。

どう見てもタカヤたちなのですが、わざわざ走りにくそうなマントをかぶっているのはなぜでしょう。

一ヶ月の修行で見た目ががっつり変わってしまったため、最後の最後でマントを脱ぎ捨て、読者を驚かせるつもりでしょうか。

というのはかなり贔屓目に見た想像で、実際のところは何となくやってみたかったというのが本音でしょう。わかります、僕も昔描いてた漫画で修行後の主人公の登場シーンを盛り上げようと、無駄に仮面を付けさせたりしてましたから……。

そして、陥落寸前の城に、いよいよタカヤたちが到着。


……やっぱり特に変わったところはありませんでした。


この後、二人は凄まじいパワーでモンスターを消滅させます。

そして始まるボスとの対決……。


THE ENDォオ!!

……で、打ち切りです。

何だかわからないですが、とにかく凄い気迫が伝わってきます。「終わりだぜコンチクショウ!」という坂本先生の叫びが聞こえてくるようです。

ともあれ、元の世界に戻る手がかりさえつかめていない状態だったにしては、うまくまとめた打ち切りだったと言えるかもしれません。

坂本先生、お疲れ様でした!

次回作に期待しています。




あと、どうでもいいのですが、

このコマを見て、「うしおととら」の最終回を思い出しません?

だから何、と言われると困るのですが。




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