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「カフェオレ・ライター〜誰も書かなかった映画レビュー〜」は、映画、漫画、ゲームから、管理人の私生活に至るまで、独自の視点で紹介するレビューサイトです。(基本的にネタバレ有)

 

【6月25日】

生きていく上でまったく知る必要のないボーイズラブの最新事情。(雑記)



以前、「この世にはあなたの知らなくていい世界があるんだよ?」という記事で、知られざるボーイズラブの世界をご紹介させていただいたことがあります。

思えばあれから半年以上……ボーイズラブの世界はいかなる進化を遂げているのか、紀伊国屋のボーイズラブコーナーでリサーチしてきました。

……僕が15歳の頃に描いてた未来は、こんなんじゃなかったのに。



さて。

注目は何と言っても前回の記事と同じく、小説のタイトルです。

特に帯のキャッチコピーは、脳内のネジを2、3本緩めないと出てこないようなすばらしい出来のものが多く、前回のチャンピオンである、

「そう…。そのまま飲みこんで。僕のエクスカリバー…」

こいつを超えるキャッチコピーが果たして現れるのかどうかが注目されます。


では、エントリーナンバー1番!



「追われる夜の獣」 遠野春日/著 プランタン出版


こいつの帯はコチラ。


タイトルからはまったく想像できませんが、実は刑事ものでした。

それにしても、「刑事」「そそる」という単語が一つの文の中に出てくるとは……。

日本語って奥が深いですね。



続いて、エントリーナンバー2番。


「跪いてキスをして」 妃川蛍/著 プランタン出版


こいつの帯はコチラ。


いったい何のことを表しているのかはあまり想像したくないのですが、それより最後の「、ね」という念押しが無性にムカついて仕方ありません。



ではエントリーナンバー3番。


「暴君との逢瀬は灼熱色」 水瀬結月/著 オークラ出版


こいつの帯はコチラ。


直球勝負です。読者からすると、「魅せつけられても……」という感じですが、そんなことはお構いなし。「エロいお前」という、これまたボーイズラブ以外では見ることのないだろう単語もナイスです。



そしてエントリー何番ー4番。


「逆らえねェよ!」 金沢有倖/著 ガッシュ文庫


こいつの帯はコチラ。


……このキャッチコピーに社内でOK出たときの会話が知りたいです。

「部長! 次の帯に使うキャッチコピーを考えました!」
「うむ。言ってみたまえ」
「こ…んの、絶倫ヤロー!! です!」
「ふーむ……絶倫ヤローか。もうひとつインパクトが欲しいな……」
「では絶倫鬼畜ヤローではどうでしょう」
「いいね! しかもカタカナでいこう! 『絶倫キチクヤロー』だ!」

こんな感じでしょうか。「絶倫」という言葉が飛び交うオフィス。最高ですね。



エントリーナンバー5番。


「エゴイスティックな愛に抱かれて」  葉月宮子/著 プランタン出版


こいつの帯はコチラ。


……「だろ?」とか言われると、「そ、そうだっけ?」と思わず勘違いしてしまいそうになります。これ、男が女性に向けて使うと完全にセクハラで訴えられるレベルの発言ですよね。

タイトルの「エゴイスティックな愛」という、わかりそうでよくわからないネーミングもイカしてます。


どんどんいきましょう。エントリーナンバー6番。


「キミに可愛がられたい!」 松岡裕太/著 プランタン出版


コイツの帯はコチラ。


何を言ってるんだお前! それしか言えない。




ラストはエントリーナンバー7番。


「ナイショの時間」 若月京子/著 プランタン出版


コイツの帯はコチラ。


結局最後は食われるのかよ!




……以上、現在のボーイズラブ帯事情という、普通に人生を歩んでいく上でまったく知らなくていい知識をお伝えしました。

やはり「エクスカリバー」を超える名コピーはなかなか登場しませんね。これからも各出版社の方にはさらなる高みを目指していただきたいと思います。


ちなみに、これらのデータを集めるのに、紀伊国屋のボーイズラブコーナーの前で一つずつメモっていたわけなんですが、夢中になって本を漁っていると、ふと視線を感じまして。

顔を上げると、中学生ぐらいの女の子と目が合いました。

……ボーイズラブコーナーで、一人ニヤニヤしながら本を取り出し、帯を見ては棚に戻すという行為を繰り返している、25歳・都内在住・男性。

それが僕の最新のステータスです。




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