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【2006年11月7日】

もはやテニプリを型にはめることが無意味ッ!(少年ジャンプの気になる漫画、途中からレビュー)(レビュー)



白石VS不二という大物対決の後、突如始まったイロモノ対決。

いや、決して海堂や桃城に罪はないのですが、もはや相手のインパクトが強すぎて青学のことなんてどうでもよくなってしまいました。

まさに、

つかみはOK牧場! です。

我々……知らず知らずのうちに、許斐先生の術中にハマっていたのかもしれません。


ということで、あのチョンマゲはもしかして、いやもしかしなくてもこの試合中ずっとチョンマゲなんだろうなという当たり前すぎる事実に気付いてしまったわけですが、とにかくこれでこの試合が終わるまで緊張感は戻らないことが決定しました。

なんかもう、映画版ブレイブストーリーの道中の如く、適当に間を飛ばして試合結果だけ教えてほしい気持ちでいっぱいです。

早くタカさんの試合を見せてくれや……!


そんな僕の願いも虚しく、許斐ギャグワールドはさらに続きます。


これなんてもうどうしたらいいのか……。

しかも、この格好のままサーブをリターンしているわけですが、それってルールやマナー的にアリなのでしょうか?

……まあこれを咎めるような審判なら、そもそもアフロが取れてマゲが出てきた時点で何かしら警告を出してるはずなので、もはや審判なぞ空気!

これなら、いっそセルフジャッジの方が人件費がかからない分マシですよね。


そんな、中学テニス界に思わず苦言を呈したくなるような展開が続きますが……次の瞬間、我々は見てしまいました!


これはもしや、あのシンクロ!?


と、思わせておいて、



……。



一瞬、目の前で何が起こっているのか、マジで理解できませんでした。

2秒は固まったと思う。

僕も長年漫画を読んでいますが、初めてですよ。こんな気持ちになるのは……。


えーと、解説したくないんですが一応説明すると、要するに、


「シンクロ」→「シンクロナイズドスイミング」


という、中学生レベルのギャグでした……あ、彼らは中学生か……。


とにかく、許斐先生にどんな心境の変化があったのか、もしかすると僕らが知らない間にUFOにさらわれたりしたのかなとか、色んな疑惑が浮かんでくるのですが、ひとつ言えることは、このシーンに見開き2ページを使える許斐先生は凄いということです。

だって、週刊漫画って、1回のページ数が20ページいかないぐらいですよ。そのうちの貴重な2ページをまさかシンクロナイズドスイミングに使ってくるなんて……。

あのミスフルでさえ、ギャグシーンのコマは割と控えめな大きさだったのに。


こうして、僕らを異次元に迷い込ませたテニプリでしたが、その後、


チョンマゲのIQが200もあることが判明。データに基いてあっさりと海堂のトルネードスネイクを打ち破り、実力を証明します。

まあ、だからどうしたって感じですけどね。

そんなことより、この試合が実写版映画になったら、僕は耐える自信がないんですけど。



……はてさて。

もはやスポーツ漫画に見せかけたギャグ漫画などではなく、ジャンル分けすること自体が無意味なのではないかと思えるぐらいの高みに到達したテニプリ。


かつてミスタージャイアンツこと長嶋監督は、身分を証明する際、職業欄に「長嶋茂雄」と書いたといいます。

そう、僕たちも「テニプリってジャンルでいうと?」と聞かれたら胸を張ってこう答えるでしょう。

「テニプリのジャンルは『テニプリ』」だと。



画像の出典:「テニスの王子様」許斐剛/集英社


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