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【2006年11月13日】

イリュージョン劇場「斬」開幕!(少年ジャンプの気になる漫画、途中からレビュー)(レビュー)



今週はテニプリがお休みなので、「斬」を2週分レビューしたいと思います。

さて、前回は……。

変態ローライズとの戦いが決着した頃、新たな2人組が学校に侵入してきたところまででしたね。

2人組は、それぞれが別の敵を倒すため、一旦別れます。

右側のザックス(本当の名前は出てたけど忘れました)は討条を、そして左側の女の子は金持ちキノコ頭を目指します。

ちょうどその頃、斬たちは圧倒的な強さを誇る討条から逃げ出し、そしてあっさりと追いつかれたところでした。

ピンチに陥った斬のもとへ、討条にとって予期せぬ敵、ザックスが現れます。

何か二人とも強そうです!

これは、主人公の斬そっちのけで、激しいバトルが展開されそうな予感がします。

そして、その戦いから、斬が彼らを倒すヒントをつかむのかもしれませんね!


百足刺し!

名前はちょっとアレですけど、派手な技です。これは期待できそうです。


あれっ?

ザックスはもっとクールなキャラかと思っていたのですが……。何かこう、嫌な予感がしてきました。

そう、例えるならベジータというか、海馬社長というか……。

その後、


「俺の剣があまりに速すぎて剣を抜くヒマがないなんて言わないだろうなぁ?」

……完全にかませ犬のセリフじゃないですか。

これはまずいです。非常にまずい。斬には散々予想を裏切られ続けてきましたが、まさかこういう裏切られ方をするとは思いませんでしたよ。

並みのアマチュア作家なら、例えば、ここで二人に互角の戦いをさせ、ザックスに斬覚醒につながるセリフの一つでも言わせて気絶、そして斬の戦いへ……とでもいきそうなものですが、さすがは天才杉田先生。一筋縄ではいきません。


かませ犬はかませらしく、技を全部かわされた挙句に瞬殺されてしまいます。

もはや討条の強さを際立たせる役目としてしか機能しなかったザックス……登場時はかなりクールな雰囲気でかっこよかったのに……。


そしてこの対決にびびりまくる二人。かつては強敵として大きく扱われていたライバルたちですが、このセリフから判断するに、今後活躍の機会が与えられることはないでしょう。

それに比べて、

妙に強気な斬。これが本当ならザックスの死も少しは意味があったのかもしれません。……というかそうでないと出てきた意味がわかりません。


いよいよ斬と討条の対決が始まろうとしていたその頃……。

キノコ頭のもとへと向かったザックスの連れの女子(以下、黒髪女)ですが、そこで月島さんと遭遇し、「あんたもブラックリストに載ってるからあんたから殺すわ」というあまりにも唐突な殺害宣言と共に、攻撃の矛先を彼女へと変更します。

体術を操る黒髪女に、月島さんは押されっぱなし。

普通に考えて刃物を持っている方が有利なのではないかと思うのですが、それだけ実力の差があるということなのでしょうか。

すると、

なんと、駄目押しとばかりに黒髪女が剣を取り出しました。

ていうか、明らかに背中から取り出しているんですが……。

いったい背中のどこに隠していたのか。

勝負の行方よりも、イリュージョンのタネが気になって仕方ありません。


そんなことを考えている間に、場面は再び斬の戦いへ。

変身することで隠れた実力を発揮できることがわかった斬でしたが、まだ思うようにコントロールできず、討条の実力の前に、なすすべなく、

惨殺されてしまいます。


完全に死んでいますね、これ。


……と思っていたら、

その1ページ後に覚醒状態で復活。

ケガは……?

誰もが思ったその疑問に、討条さん自ら解説を入れてくれます。

「あの崩れた体勢から俺の太刀の進行方向に体を逃がしてダメージを軽減するとはな……」

ということで、解説は何だかよくわかりませんが、とにかくダメージはさほどではなかったということでしょうか。

しかし、

この出血はどう見ても動脈が逝っているとしか思えないのですが……。

骨折したのに普通に動き回っていたシーンから薄々感じてはいましたが、斬の本当の恐ろしさは、剣の腕がどうとかではなく、ゾンビ並みの耐久力にあるのかもしれません。



画像の出典:「斬」杉田尚/集英社


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