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「カフェオレ・ライター〜誰も書かなかった映画レビュー〜」は、映画、漫画、ゲームから、管理人の私生活に至るまで、独自の視点で紹介するレビューサイトです。(基本的にネタバレ有) |
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【12月27日】 ジャンプには本当に凄い漫画家が二人いる。(少年ジャンプの気になる漫画、途中からレビュー)(レビュー)
お互いパワーテニスを得意とするスタイルでありながら、圧倒的な石田の力に河村がボロボロにされた……ところまででしたね。 さて、今週は、
そのボロボロな河村が、さらに追い詰められ、
吹き飛ばされた挙句に、観客席に突っ込んだところから始まりました。 何このありえない現象。 見た感じ、河村自身の身長よりもはるかに高いコート周りの壁を越え、客席に飛び込むなんて……思いついたとしても商業誌でこれはなかなかできませんよ。 あと前から思っていたんですが、許斐先生の描く全国大会の観客席は、いつもガラガラなんですよね。 詳しくは知りませんが、おそらくプロでも何でもない中学生の全国大会なんて、多分こんなもんだろうと思います。 試合の内容はほとんどSFの世界なのに、なんで観客席とかそういうディテールだけ妙にリアルなんでしょう。 凡百の漫画家なら、試合をさらに盛り上げようと、ついつい筆の勢いに任せて観客席も超満員に描いてしまうところだと思います。 しかし許斐先生はとても冷静。なのにやってることは、テニスボールに弾き飛ばされて観客席に突っ込む中学生です。 このギャップが許斐先生の本当に凄いところです。
108まであるという石田の波動球の前に、絶体絶命かと思われた河村。 しかし「石田の波動球だって相当腕に負担がかかっているに違いない。だから俺とどっちが先に潰れるか勝負だ!」というよくわからない理論を展開し、意地を見せます。
それにしても河村の状態は、テニスというレベルをはるかに超えてしまっています。 腕への負担がどうとかじゃなくて、その前に出血多量で死ぬんじゃないでしょうか。 ドラゴンボールだって、こんだけボロボロになるのは最後の元気玉の直前とかですよ。
「この命尽き果てるまで!」と悲壮な決意で戦いに挑む河村……なんかもうこの台詞って死亡フラグじゃないかとか、そもそもテニスの試合で絶対出ない言葉だよなとか、色々と言いたいことはありますが、許斐先生の場合、本当にテニスで死人を出しかねないので、静かに成り行きを見守ることにいたします。
ジャンプには、誰もできないことをやってのける漫画家が二人います……。 一人は冨樫先生。 そしてもう一人は我らが許斐先生です。 まあ「誰もできないこと」のベクトルの向きはまったく違うんですけど。 |