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「カフェオレ・ライター〜誰も書かなかった映画レビュー〜」は、映画、漫画、ゲームから、管理人の私生活に至るまで、独自の視点で紹介するレビューサイトです。(基本的にネタバレ有)

 

【1月29日】

今度は「ダブルスがシングルス」だ!(少年ジャンプの気になる漫画、途中からレビュー)(レビュー)



絶対に勝ち目が無いと思われた河村と四天宝寺の師範こと石田の対戦は、マッチポイントに追い込まれながら、相手の腕を骨折させるという荒技により河村の勝利に終わりました。

それにしても、

「日本一のパワー選手を棄権においやったその力 もう日本一のパワー選手っすよ!!」

という歓声は、テニスの趣旨としておかしいと思います。


さて、3戦終わって青学が2−1でリード……いよいよ王手をかけた青学の次なる試合は、手塚・乾ペアというこれまでにないパターンのコンビが登場します。

手塚は一人では無敵のキャラなのですが、ダブルスではどうでしょうか。明らかに乾が足を引っ張りそうな予感がしますし、そもそもここで四天宝寺が負ければリョーマの試合を待たずして団体戦の結果が出てしまいます。

それではリョーマVS金太郎戦が盛り上がりませんから、漫画の展開としては手塚・乾ペアの敗北ということになりますが……まあ、無粋な予想はやめておくことにしましょうか。まさか許斐先生がそんな単純な展開を用意するはずがありません。

……と思っていたら、

発表された四天宝寺のダブルス2は、財前と千歳ペア。

千歳といえばかつて不動峰の橘をボコボコした挙句、勝手に退部していった男。退部理由もまったくわかりませんし、結局戻ってくるという展開もよくわかりません。いなくなっていた間に何があったわけでもないし……そもそも最初に提出していたオーダーから直前に変更するのは認められるのでしょうか。

……まあテニプリの審判は空気みたいな存在なので、特に問題はないのかもしれませんね。

というか、財前君ともともと組む予定だったケンヤ君はこの決定をどう思っているのでしょうか。

やる気満々で構えていたところに、監督から呼ばれ、「お前、次出すって言ってたけど、やっぱり千歳出すから引っ込んでくれ」ですよ。最初にぬか喜びさせられた分、余計にたちが悪いです。

この理不尽な決定にも、「強い奴がコートに立つのが当たり前」とサラッと千歳を試合に送り出すケンヤ君。そういえば、不動峰と戦ったときも、ペアである石田のあまりのインパクトに負け、存在がかすんでしまっていました。

不遇です……不遇すぎます。でも仕方ないのです。多分、浪速のスピードスターという二つ名がダサすぎて、抗議が殺到したんだと思います。

さて、千歳ときゅうきょ組むことになった財前君は、かつて「天才財前」と呼ばれていた男。そんな彼と、手塚にも匹敵しようかという千歳が組むとなれば、これはもう鬼に金棒……と思っていたら、

なにやらきな臭い話になってきました。

「サーブを打ったらコートの外へ出ぇ!」ときました。

これはつまり、事実上「お前は引っ込んでろ」宣言……天才のはずの財前君には、ケンヤ君とたいして変わらない運命が待っていました。


そして、一方の手塚・乾ペアはというと……。

「俺も退がるとしよう 俺は間近でお前のデータが取れればそれでいい」

と、空気を読んだ乾が自主的にリタイア。

その結果――



ダブルス2の試合は、シングルスになりました。

しかも四天宝寺の方は総入れ替えです。


……まさかそう来るとは思いませんでした。

だいぶネタ切れ感も出ていた許斐先生ですが、さすがサプライズに関しては超一流です。

おそらくこの展開を読めたファンは一人もいなかったのではないでしょうか。

かつてシングルスの試合で菊丸を分身させ、伝説の「一人ダブルス」を生み出した男、許斐剛……まだまだ天才は健在です。



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