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「カフェオレ・ライター〜誰も書かなかった映画レビュー〜」は、映画、漫画、ゲームから、管理人の私生活に至るまで、独自の視点で紹介するレビューサイトです。(基本的にネタバレ有)

【9月27日】

こんなに続くと思わなかった、平松先生の野球指南!「キララ」レビュー(レビュー)



〜前回までのあらすじ〜

即プロに通用するとまで言われた天才高校生投手キララ。
しかし、ある試合中、球場に逃げ込んだ銀行強盗に撃たれ余命幾ばくもない体になってしまう。
そんなキララが転校した先の学校は、関東一の不良校だった。
不良たちも一目置く存在である赤木とピッチング(?)で勝負するキララ。しかし、そこへ現れたのはキララの高校とライバル関係にある竜国高校の野球部員たちだった。
彼らとの試合に負ければ野球部は廃部というピンチに、キララはどう立ち向かうのか……。

―――


そんなわけで、やっとのことで試合の話題が出てきたわけですが、未だ試合が始まるまでには数々の困難が待ち受けていそうです。

まず人数が全然足りないしね!

さて、何のために出てきたのかよくわからない赤木でしたが、猟銃で強盗を制圧してしまう彼には、意外に家庭的な一面がありました。

ヒロ子というのは、同棲している彼女の名前です。

そのヒロ子、朝ごはんを作ってご機嫌の赤木にいきなり、

「できちゃったみたい……」と報告。

さすがキララと互角にやりあった男は仕事が早い! ……ていうかお前まだ高校生だろ。


そんなアダルティな赤木とは正反対に、キララと山田君はひたすら試合に向けて野球の練習をしていました。

そう、キララの球はフェンスをも貫く殺人ボール。

試合云々以前に、まず誰が捕れるのかという問題があるのです。

自らキャッチャーを買って出て、必死にキララの球を受け止める山田君ですが……

受け止めきれず壁に激突。

恐ろしいことに、キララはこれでもまだ50%しか力を出していないというのです。これは練習でどうにかなるレベルの問題なのでしょうか……芸能人のかくし芸大会じゃないんだから。

それにしても先週のリンゴといい、山田君マゾすぎです。

この無茶な練習に対して、さすがにマネージャーが怒ります。

「それより残り7人のメンバーを集める方が大事じゃないの〜!!」

と、誰もが思っていた正論をぶつけます。

すると、

「いざとなったら対抗試合はふたりだけで戦うさ!」と力強く宣言するキララ。

あの……野球のルールは……?

何でお前、「名案だろ!」みたいな顔して言ってんだ!

ちなみに、このマネージャーは初登場のように見えますが、実はご紹介してなかっただけで前からいました。キララのクラスメイトです。紹介しなかったのは、それどころではなかったからです。みんな、わかってくれるよね?


こうして、さらに練習を続けるキララたち……。

しかし、とうとう山田君が一歩も動けないほどに疲労してしまったため、練習は一時中断。へばった彼を休ませるために、3人は医務室へと向かいました。

その途中、

いきなりドアが3人を襲います。

意味がわからないと思いますが、別に場面をはしょっているわけではなくて、本当に医務室へ向かう途中でドアが飛んできたのです。意味がわかりませんよね。僕もです。

このドアを、間一髪のところでかわしたキララ一行。

いったい何事か……。

前方に目を向ければ、そこには恐ろしい光景が広がっていました。


なんと、死屍累々と折り重なる野球部員たちの姿が……。平松先生の画力が高いせいで、ホラー漫画みたいになってしまっています。これ、完全に死んでるよね……?

よく見るとやられているのは部員だけではなく、周りの校舎もベキベキになっています。

しかも、奥の学生は天井に首を突っ込んだまま絶命しているのですが、何がどうなったらこんなことになるというのでしょう……。

このコマを見て、さっきまでちょうど読んでいた「うしおととら」の一場面を思い出してしまいましたが、あっちは妖怪バトル漫画。こっちは野球漫画ですからね。平松先生、ジャンルの垣根をあっさりと越えすぎです。

この光景を前に呆然とするキララ。すると、山田君が「アア…まさか、ざ、座門さん……野球部のキャプテンの……」と呟きます。

山田……まさか心当たりが!?

次の瞬間、この状況を作った張本人が襲い掛かります。

すごい剣幕で現れたこの男こそ、野球部キャプテン、座門

山田君の予想通り、部員たちを物言わぬ肉片へと変えた殺人鬼です。

突如襲い掛かってきた座門の攻撃をかわし、キララは得意の豪速球を放ちます。

しかし、座門はその豊富な贅肉で、鉄のフェンスさえ貫くキララのボールを「ボイ〜ン」と弾いてしまいます。なんという無敵の盾!(=贅肉)


そして、キララの喉元をつかむや、壁に叩きつける座門。この一撃で、さしものキララも虫の息になってしまいます。

かつてないピンチ……!

もうダメかと思われた瞬間、


なんと、赤木がキララを助けに現れました!

「赤木〜! てめえこのおれにさからう気か〜!」と怒り狂う座門に、「座門さん、あんたとだけはやりあいたくなかったんですがねえ…この男をつぶされたんじゃ、甲子園で優勝したっていう自慢話を生まれてくるガキにできなくなるんですよ〜!」と赤木はやり返します。

そういえばさっき赤木に子供ができたんでしたっけ。それまでは甲子園どころか野球する気もなさそうだったくせに……。

……なんか、話がどんどんと読者を置いてけぼりにして斜めの方向へ……。

というか座門さんの髪型はどうにかならないのでしょうか。僕、先ほどから先っちょのリボンが気になって仕方ないんですよね。

とまあ、どう考えても笑いを取りに出てきたとしか思えない座門さんですが、はっきり言ってキララたちは座門さんの相手をするよりも他にやることが山ほどあるはずです。

たとえば部員を集めたり、山田君をもっとゴリゴリ鍛えたり……。

現在のところ、試合は決まったものの、メンバーは集まらないし、まともな練習もできていません。

果たして、この漫画でノックとか守備練習とか、そういう高校生の部活らしい光景が見られる日は来るのでしょうか……。

さらに濃い展開が待つ次回へ続く!


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