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「カフェオレ・ライター〜誰も書かなかった映画レビュー〜」は、映画、漫画、ゲームから、管理人の私生活に至るまで、独自の視点で紹介するレビューサイトです。(基本的にネタバレ有) |
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【10月16日】 仁王のイリュージョンにそろそろ読者もやられ始めました(少年ジャンプの気になる漫画、途中からレビュー)(レビュー)
それってイリュージョンっていうか、もう魔法のレベルでは……と思ってしまいますが、果たして今回はどんな風に展開するのか。
立海の大将幸村でさえも最近までだまされていたという仁王のイリュージョン。 真田にも幸村にもなれるというそれは、よく考えてみれば明らかに最強です。とりあえず普段は手塚や真田あたりに変身しておいて、たまに相手によって相性の良いタイプに姿を変えればほぼ確実に勝利できるのではないでしょうか。 というか極端な話、リョーマの親父あたりに変身すれば中学生ごときには絶対に負けないんじゃないかとも思います。 しかもちょっと考えてみれば、このイリュージョン、テニス以外にも色々と応用が利きます。 たとえば跡部様に変身して優雅な生活を送ってみたり、 イケメン芸能人に変身して女の子をナンパしたり……とまあ、僕の発想が小学生レベルなのは置いといて、彼の能力はテニスで終わるにはもったいなさすぎます。 かつて千歳が才気煥発の極みを繰り出したとき、「それをテストに使えよ!」みたいなことを書いたような覚えがありますが、仁王のイリュージョンはそんな能力をはるかに超えた次元にありますよね。
手塚ファントムまで操ってしまう仁王。 これもまたすごいことです。なぜって、手塚ファントムは手塚がこの決勝戦で編み出した技です。ということは、仁王にはそれを練習する時間はなかったはずなんですよ。 つまり、仁王は一度見ただけでどんな技でも操れるということが証明されたわけなんですね。それは無我の境地を操り、さらにその奥の扉を開けた手塚の技でさえも例外ではなかった……これが最強でなくて何だと言うのか。 ページをめくればめくるほど仁王最強説が色濃くなっていきますが、ここで不二VS仁王戦を見ていた青学の補欠がある疑問を口にします。
手塚と不二はどちらの方が強いのか。 ……なんかものすごく今さらな気がするのですが。 そんなの手塚に決まっているじゃないですか。 無我の境地、さらにはその奥の百錬自得の極みを操り、手塚ゾーン、手塚ファントムという最強技を持っている手塚。 対して、大阪四天宝寺の白石にさえ「んんー絶頂!(エクスタシー)」とか言われながら惨敗してしまった不二。 まあ確かに手塚も最強最強言われている割には負けまくっていますけど、それでもやはりヤツには最強と言わしめるだけのカリスマ性があります。 手塚と不二がやったら100%手塚が勝つに決まっているだろう……そんな風に思っていた時期が僕にもありました。 実はそうでもなかったことが今週の最後で判明するのですが、それはひとまず置いておいて。
「不思議だね。1年の時からほとんど毎日顔を合わせてたのに、こうしてネットを挟んで立つと随分久し振りにキミに会った気がする――」 ……ということで、何やらクサいこと言ってますが、不二の目の前にいるのは仁王ですからね。本物の手塚はベンチの方にいますよ。 もはや完全に詐欺師の幻術に呑まれてしまっている不二。顧問の先生は、わかっているなら早く不二を2、3発殴って幻覚から解放してあげるべきだと思います。まあ解放したところで仁王が手塚の技を全部使えるという絶望的な状況には変わりありませんが……。
さらに試合を続ける両者。 もはや仁王の名残など微塵もなく、完全に不二と手塚の試合の描写になってしまっています。つまり不二の目にはこう見えているんですよね。だいぶキてますね、これは。 そんな不二の脳内に、過去の映像がフラッシュバックしてきます。
それは、かつて1年だったときに手塚と試合をした記憶……。 と、同時に大石の口から衝撃的な事実が語られます。
なんと、そのときの試合は、6-0で不二が手塚に圧勝していたのです。 この結果には何か理由があるのか、それとも単に手塚が入部当時はへっぽこだったのか……僕としては後者を推したいところですが、おそらく何か理由があっての結果だったのでしょう。 それにしても手塚は、未熟なフィジカルのせいで跡部様に負け、真っ向勝負で真田にも負け、過去には不二にも6-0でボロ負けしていたことが明らかになったわけで、なんかどんどん威厳が地に堕ちていっている感じがします。 果たして、手塚がかつての威光を取り戻す日は来るのか。 そしてだんだん読んでいるうちに、今いる手塚が実は仁王だという事実を忘れかけている自分に気がついたんですが、これって僕も仁王のイリュージョンに引っかかりかけているということなのでしょうか。 執拗に手塚を描くことで、不二だけでなく読者をも幻術に巻き込む許斐先生……恐るべしですね! |