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「カフェオレ・ライター〜誰も書かなかった映画レビュー〜」は、映画、漫画、ゲームから、管理人の私生活に至るまで、独自の視点で紹介するレビューサイトです。(基本的にネタバレ有)

マイコミジャーナルさんで書かせていただいているDVDレビューがアップされましたので、お時間ある方はぜひご覧ください。
※山田井ユウキは僕のライターネームです。

【12月18日】

悪魔化も、聖書も、神へと至る伏線でしかなかった!(少年ジャンプの気になる漫画、途中からレビュー)(レビュー)



前回、とうとうテニプリに訪れてしまった最終回フラグ……。

熱い王道的展開に興奮しながらもどこかで悲しさを隠せない、そんなテニプリストたちにできることは、今のテニプリを可能な限り楽しんで盛り上げることではないでしょうか。

ということで、こないだこのジャンプレビューの最初の頃の記事を見直してみたら、テニプリ以外の記事がたくさんあったことに驚いてしまった、ザ・テニプリ脳な僕が、今回もテニプリの最先端を皆さんにご紹介していくことにします。


現在、リョーマの記憶喪失を直す戦いと並行して行われているダブルス1の試合。

先週、ついに青学の黄金ペアに同調(シンクロ)が発生し、本格的に立海ペアに暗雲が立ち込めていましたが……。

今週の冒頭で、普通に黄金ペアが勝利していました。

シンクロからもうひと波乱あるかなとドキドキしていたら、ここへきていきなりはしょられてしまったダブルス1……。

仮にも決勝戦だというのに、盛り上がった手塚戦や不二戦と違ってどうもダブルスはいまいち冷遇されているような気がします。まあダブルス2では海堂が悪魔化したり乾が包帯グルグル巻きになったりと、ある意味盛り上がりましたけど。

しかし、これでダブルス1が終わったとなると……。

残る試合はシングルス1。

そう、立海の大将である幸村とリョーマの、おそらくはテニプリにおけるラストバトルです。

しかし、まだリョーマの記憶は完全ではないはず……。

いったいどうなるのか。まさかここまで引っ張っておいて幸村の不戦勝とかやめてくれよ……いやでも許斐先生は読者を引っ掛けるのが上手いからな……何があるかわからない……。

と、鬼隠し編の圭一のような疑心暗鬼に陥りながらページをめくると、

なんと、ここへきて金太郎がまさかの再登場!

リョーマの記憶が戻るまでの時間を稼ぐつもりなのか、幸村に勝負を挑みます。

これまた熱い展開……!

金太郎といえば、サブ主人公的な役割を与えられておきながら、公式戦ではリョーマとの1球勝負しかできずに去っていった、いまだ実力未知数の猛者。

特に必殺技である何とか山嵐は、タカさんを観客席に吹き飛ばした波動球の使い手・石田に、「あれはワシの108式より危険だ!」とまで言わしめたテニプリ最強(暫定)の技であり、まともに喰らえばタイラントぐらいは一撃で破壊されるのではないかと思われます。

その金太郎との危険すぎる勝負をあっさりと了承する幸村。

そして結果は、


ジャージを肩に羽織ったまま、幸村の圧倒的な勝利に終わりました。


……これまで、病気だなんだと表舞台に出ることがなく、その実力が明かされることのなかった立海の幸村。

相当な強さを持つと予想されながらも、戦績がゼロであるため、これまではいまいちその強さがわかりませんでした。

しかし、こんな直前に、まさか金太郎をダシに使って幸村の強さを証明してくるとは……許斐先生、恐るべしです。

ということはつまりですよ……。

人間を観客席に吹き飛ばすほどの威力を持った波動球の、さらに何倍もの威力を持つと予想される108式波動球よりも、

さらに危険であるとまで言われる、「超ウルトラ(中略)山嵐」を見た感じ何のリスクもなくポンポン放ってくる金太郎を、

ジャージを肩に羽織ったまま簡単に潰してしまった幸村は……。

なんというか、もはや中学生じゃないとかそういうレベルじゃなくて、完全に人間を超えたな、と。

いや、人外ということなら手塚あたりが既に超常現象を何度も見せているので今さら驚きません。これはそんなぬるい話じゃない。

だいたい切原は悪魔化していたし、白石は聖書でした。このあたりでもう人間は超えています。

悪魔も聖書も届かない高みにいるもの……それはすなわち、


神。

そう、インフレを続けるテニプリのラスボスにふさわしい相手とはつまり、神のことだった!

どうですか、この幸村の神々しい見開きのアップ! 許斐先生の、「今週はこのコマが描きたかったんだぜ!」という叫びが聞こえてくるようではないですか。


……そもそもですね、「肩にジャージを羽織って勝つ」などと、何かさらっと言ってのけましたけど、それって、

この状態を保ったまま勝つってことですからね。

はっきり言ってこれでテニスをするのなんて不可能ですよ? だってちょっと肩上げたらジャージ、落ちますよ?

多分ですね、この格好でジャージを落とさずにまともにラケット振ろうと思ったら、ゲートボールのスイングみたいになると思うんですよね。

しかも、腰をひねったり、左右に走ったりしても簡単にジャージは落ちると思うので、そうした激しい動きも控えないといけないわけです。

ということはつまり(幸村と金太郎との対決はさっくりカットされたので詳しいところはわかりませんが)、予想するならば、幸村はその場からほとんど動かずに、腰もたいして使わず、腕を軽くぶらぶら振る程度のスイングだけで金太郎の何とか山嵐を返球して勝利した……ということになるのです。

縮地法とか、手塚ファントムとか、仁王のイリュージョンとか、これまでに狂った技は星の数ほど見てきた我々ですが、今までは「それでも……それでも青学なら何とかしてくれる……!」という感じでした。

しかし、今回ばかりは……今回ばかりは許斐先生、ハードルを上げすぎたのではないでしょうか。

ここまでやってしまったのですから、幸村がリョーマ戦で半端な強さを見せただけではファンから大ブーイングです。

「神の子」の名にふさわしい強さを見せつけて、リョーマをギリギリまで追い詰め、しかし最後はきっちりと敗北しなければなりません。

これは相当に難しい展開だと思いますが、しかし幸村が神の子ならば、許斐先生はリアルゴッドです。きっと僕らの期待に応えてくれるに違いありません。


……と、そうこうしているうちに、今となっては懐かしい顔になってしまったヒロインも、リョーマを励ましにやってきました。

なんかヒロインを見たのって数年ぶりぐらいな気もしますが、これがきっかけでリョーマが記憶を取り戻せば、それはそれでヒロインの面目躍如といえるかもしれませんね!

と思ったら、

先週までの過去のライバルたちとの戦いで、既にリョーマの記憶は戻っていました。

最後まで話に絡ませてもらえないヒロイン……。

というか、そろそろ彼女をヒロインと呼ぶのはやめたほうがいいのかな?

彼女の存在に疑問を抱きつつ、物語は最高潮へ……続く!


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