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「カフェオレ・ライター〜誰も書かなかった映画レビュー〜」は、映画、漫画、ゲームから、管理人の私生活に至るまで、独自の視点で紹介するレビューサイトです。(基本的にネタバレ有)

【2月22日】

もしも「耳をすませば」の舞台が2008年だったら(レビュー)



今日は金曜日ですね。

なんだかすごく久しぶりな感じがしますが、本日金曜ロードショーで「耳をすませば」が放送されます。

こんなレビュー載せてると、「耳をすませばが嫌いなんですか!?」というメールをごく稀にいただくのですが、とんでもない!

原作も持ってるし、DVDもVHSも持ってるし、ジブリ美術館にも何回も行ったし、モデルとされている聖蹟桜ヶ丘も巡礼して、当地で売っていた「耳すまビスケット」まで購入して食べた僕が「耳をすませば」を嫌い……!?

そんなわけないじゃないですか!

あまりランクとか付けたくないのですが、ジブリ作品を好きな順に並べると、

ラピュタ=耳をすませば>魔女の宅急便>もののけ姫>紅の豚>ナウシカ>(以下略)

という感じですからね。

僕の中でムスカと天沢は永遠なのですよ。

……とまあそんな僕の個人情報はどうでもよくて、そんな耳をすませばも公開から早13年……。

雫は設定上、僕の1学年上なので、もし実際にいれば今年29歳になる計算です。


僕自身もそうであるように、13年も経てば社会も変わりますし、人生も変わります。

今見ても「ああ、こういう世代っていいなあ……」としみじみ思わせてくれる耳をすませばですが、本日TV放送ということでふと思いました。


「今の中学生は、本当に『耳をすませば』を見て共感できるのか?」


いくら普遍的なテーマを扱っているとはいえ、さすがに13年も経てばだいぶ状況が違います。

13年前にはなかったものが、現代にはたくさんある。と同時に、失ったものもまたあるでしょう。

そんな時代に暮らす現代の中学生にとって、耳をすませばはもはや古典にすぎないのでは……。


ということで、今回は、


「もしも耳をすませばの舞台が2008年だったら」


という、明らかに20代後半の社会人が週末の夜に行うべきではない考察をしてみようと思います。

皆さんどうぞ、金曜ロードショーの肴にでもしてやってください……。


―――


その1:
もしも「耳をすませば」の舞台が2008年だったら……

携帯電話がある。

 

これはけっこう、いやかなり物語に与える影響はでかいんじゃないでしょうか。当時、ポケベルはありましたし、PHSぐらいなら存在していましたが、普及率はまだまだでした。

しかし現代は小学生でも携帯電話を持っている時代です。

ですから、まず中学3年生という年齢からしても、2008年が舞台なら雫の友達のほとんどは携帯電話を持っていると思われます。

雫だけはちょっと変わり者なので持っていない可能性もありますが、まあ持っていると仮定しましょう。

するとどうなるかというと、物語中盤、天沢のバイオリンで雫が骨抜きになった夜、あそこで奴らは間違いなくメールアドレスを交換しますよね。

そうなると、その翌日の天沢からのストーカー宣言……じゃなかった、屋上での告白シーンも、クラスメイトにバレることはないのです。だってメール一本打って呼び出せばいいしね!

このイベント自体が物語に与える影響は微々たるものかもしれませんが、ただ携帯電話の存在はそれからもジワジワ効いてくるはずです。

というか今思ったのですが、それ以前にですね、

鈍感野郎の杉村だって、夕子のメアドさえ知っていれば、間に雫を挟んで面倒くさいことをしなくてもあっさりうまくいくかもしれませんし、そうなると神社のあの「杉村告って即玉砕イベント」もなくなります。

また、杉村からの告白がなければ、雫が地球屋を再訪することもなく、天沢の「バイオリン弾けるオレ、カッコイイ」作戦にも引っかからなかったかもしれないのです。

つまり、携帯電話が入るだけで、耳をすませばはこうなります。


雫、天沢と出会う

夕子、杉村にメールでアプローチ

杉村、雫に何となく気があるも、脈なしと判断して夕子に乗り換え

神社イベントがなくなるため、自動的にバイオリンイベントが始まらず、雫の中で天沢の印象は悪いまま

雫は地球屋を再訪することもなく、小説を書くこともなく、図書カードの王子様が天沢ということも知らないまま中学卒業へ

天沢も忙しいので雫のことはあきらめ、同じクラスの女の子と付き合い始める

「いよいよ高校生活が始まるのね! 何が私を待ってるのかしら!」by雫

耳をすませば(終)



…… これじゃ映画にならん!


その2:
もしも「耳をすませば」の舞台が2008年だったら……

インターネットがある。


これもですね、95年と現代でかなり違う部分です。

今となっては信じられないような話ですが、95年当時のインターネットは知る人ぞ知るというレベルの普及率で、少なくとも僕の周りでは誰も使っていませんでした。

そもそもパソコンの普及率自体が低かったですし、まだワープロという言葉が現役でしたからね。

しかし、もしも現代が舞台だったら……。

まず確信を持って言えるのは、

雫はブログを持っているね、絶対。

小説家を目指す中学生がまず何をするかって、やっぱりブログに自分の作品をアップするんじゃないでしょうか。

そして別の人の作品を読んだり刺激を受けつつ、自分の力を磨いていくのではないでしょうか。

そこでこんなコメントがついたりして(※コメント例が思い浮かばなかったので友達に適当に作ってもらいました)、

Commented by まんじゅう男 at 2008-12-05 22:04
SHIZUさんの小説すげー好きです! ファンになりました!

――――――

Commented by なぉ at 2008-12-06 09:25
おもしろかったです☆ ぁたしとフレンド登録しませんか♪

――――――

Commented by 翡翠 at 2008-12-08 20:38
サイコーでした・・・まだ泣いてます・゜・(ノД`)・゜・

最終的にはこんな展開に……

Commented by カンザ at 2008-12-09 00:32
オレはとくに最後の主人公のセリフが好きです!どうすればあんなセリフおもいつくんですか!!??

――――――

Commented by SHIZU at 2008-12-09 15:16
>カンザさん
ありがとう☆ 主人公のセリフは一番悩んだところでした。うーん・・・良いフレーズが浮かんだらすぐにメモしてるよ♪

――――――

Commented by ミルキーウェイ at 2008-12-11 05:25
このブログ、おまえのか。月島雫。

――――――

Commented by SHIZU at 2008-12-11 17:20
えっと・・・ミルキーウェイさん、名前は出さないでほしいな・・・(汗)ていうかなんで名前知ってるんですか?

――――――

Commented by ミルキーウェイ at 2008-12-11 17:45
さて、どうしてでしょう(゜∀゜*)

――――――

Commented by SHIZU at 2008-12-11 23:18
やめてください! 誰ですか? あんまりひどいと削除しますよ!?

――――――

Commented by ミルキーウェイ at 2008-12-11 23:50
図書館で何度もすれ違ったの、知らないだろ。

――――――

Commented by SHIZU at 2008-12-12 10:26
そんなの知りません! ほんとにやめてください!

――――――

Commented by ミルキーウェイ at 2008-12-12 10:34
隣の席に座ったこともあるんだぞ……オレ、お前より先に図書カードに名前を書くために随分本読んだんだからな……。

――――――

コメント欄は閉じられました。

――――――


違う映画になりそうなのでもうやめます。



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