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【2008年5月12日】

バリハケン、またしても超えてはいけない一線を突破!(少年ジャンプの気になる漫画、途中からレビュー)(レビュー)


オタクをターゲットにしているのか、それともオタクにケンカを売っているのか、よくわからない漫画、バリハケン。

まだ始まってそれほど経っていないにも関わらず、その強烈な内容で絶大なインパクトを僕たちに与えていきました。

ここまで使われたネタといえば、シモネタにエロにオタク女子の登場……と、一通り出し尽くしたかに見えましたが、今週はこれまでのネタがかすむほどの、人としてさらに堕ちた内容に仕上がっていました。


何度でも言おう。

なぜ、誰も鈴木先生を止めなかったのか。


……ではまず、主人公・団吾の舎弟である火讐くんの今週号の1コマをご覧ください。

「兄貴のそのバットでオレの尻(ケツ)に一発かましてくれませんか」

そっちか。

先週から兆しはあったけど、ついに本格的にそっちをネタにしてきたか、鈴木先生。

以前のエロネタは過激ではありましたが、それでもまだ少年たちにニーズはあるでしょうし、鈴木先生も健全な男性でしょうから描きたくなるのも理解できたのですが、今回のこれをジャンプで描く意味はまったくわかりません。

それとも僕の感覚がおかしいだけで、今のジャンプにはこういうのが求められているのでしょうか……。あと、少女漫画の告白シーンによく使われるスクリーントーンをこのコマの背景にするのはどうかなと思いました。


――さて、本編に戻ります。

今回の派遣先の部活は「おしりペン道部」

よくもまあ毎度毎度思いつくなあと感心してしまうネーミングセンスですが、肝心の競技の内容はというと、

尻を丸出しにしたタンクトップを着て、相手の尻を叩いた方が勝ちというものでした。

……呆然とする団吾たちを尻目に、おしりペン道部の部員がルールを説明し始めます。

「基本的に剣道と似ていますが剣道は『面』『胴』『小手』が有効打なのに対しておしりペン道部は『尻(ケツ)』しか認められておりません。剣道は違い竹刀も使用しません…使うのは己の平手のみです」

何を言っているのかよくわからないと思いますが、僕もわかりませんのでご安心ください。というか、僕の心の根っこの部分が理解することを拒否してきます。

完全に読者を置いてけぼりにしたまま、

とても良い顔でおしりペン道の魅力を語る部員。

どうでもいいのですが、この発想……鈴木先生、もしかしてニコニコ動画で流行っている兄貴動画からインスピレーションを得たのでしょうか。ありえる……鈴木先生ならありえるぞ……。


説明を聞いてさらにドン引きしながらも、いつも通りの展開でおしりペン道部の試合に出場することになった団吾。

詳しい展開は本編をご覧いただくとして、

「七色の音を奏でるという“尻の絶対音感”こと尻持くんと、尻が丸いと誰が決めた! “最強角尻王”こと尻上くん!」

なんかもう鈴木先生、いつにもましてやりたい放題です。個人的には「尻の絶対音感」というキャッチコピーがちょっとかっこいいなと思ってしまったのですが、これってだいぶ僕も人として堕ちてきているということでしょうか。あとどうでもいいけど、左の人みたいなキャラ、昔格ゲーにいたよね。


そしてこの後は、団吾が尻にトゲつきパッドを仕込んで試合に臨んだり、尻に七つの傷を持つ男が登場したり、試合のゴングがそもそも尻を叩く音だったりと、読者もどういうリアクションをとればいいのかわからないカオスな展開に突入します。

そうこうしながらも何とか決勝戦にたどり着いた団吾を待っていたのは、

敵チームの大将による怒涛のケツ叩き攻撃でした。

なにやら「ケーツ」「ケーツ」と叫んでいますが、これはこの競技のルールで、「ケーツ」を叫びながら叩かないと有効打にならないというもの。剣道でいうところの「めーん!」みたいなものでしょうか。だからって「ケーツ」はどうかなと思いますけど。


……以上、今週のバリハケンでした。

試合の結末、及び今回ご紹介できなかった名言については、ぜひ本誌でご覧ください。

「ケツの目にも涙」「まさにおしり発電所だぁ〜〜〜!!」など、この機会を逃すともう一生出会えないであろう名言だらけですから。




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