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【2008年7月7日】

キララレビュー最終回! 本物の「野球」をその目に焼き付けろ!(レビュー)



ということで、キララレビュー最終回です。まさか単行本一冊レビューするのにこんなにかかってしまうとは思いませんでした。ちなみに当サイトのレビューはだいぶ端折っていますので、本当の面白さはぜひ単行本でご覧ください。20年前の漫画ですけど。

関連レビュー:キララレビューまとめを最初から読む

ええと、どこまでレビューしたっけ……。

そうそう、キララがついに毒針で受けた毒から復活し、敵チームの死亡フラグが立ったところでしたね。

「ああ! だんだんしびれがとれてきたようだ……」とボールをにぎにぎするキララ。一見なんでもない言葉のように見えますが、これは敵チーム竜国高校にとっては死刑宣告に等しいセリフとなります。ある意味ここでコールドゲームですよ、これ。

復活したキララにもう怖いものはありません。

投げる方はもちろん、

打つ方でもその力を存分に発揮してあっさりとホームラン。

そういえばキララは万能選手でした。……キララなら、たとえプロになったとしてもピッチャーでしかも4番打てそうですね。

というかこの試合、単純にキララがいる方が勝つわけですから、最初から注目するべきは毒を受けたキララがいつ回復するのか、というその一点のみだったわけです。竜国高校の皆さんはちゃんと念には念を入れて毒針をあと2、3本は打ち込んでおくべきでしたね。

で、回復してしまったキララにはもうタネのバレている小細工など通用するはずもなく、

再度打ち込もうとした毒針も、前回の神業を使って簡単にたたき落とされる始末。しかも後ろ向きに毒針が飛んでくる気配を感じ取って撃ち落としています。何気ない1コマですが、実はこれがこの漫画で一番すごい技なんじゃないでしょうか。

ということで、最後の頼みの綱だった毒針作戦も失敗。こうなるとキララはもう手がつけられません。

「足が、足が上がるぞ!」と、戻ってきた健康体に大はしゃぎするキララ。

しかしこれは上げすぎだろう。

野球というか、何か別の競技のようにも見えます。しかしこのフォームを馬鹿にしていると……。

これがキララの本気……!

なんだかよくわかりませんが、バットが粉々になっているのはわかります。もしかしたらそのバットを持っている腕も骨が逝ってしまっているんじゃないでしょうかね、これ……。ってかむしろ前回あれだけボコボコにされてなお、キララに食らいつく敵主将のガッツを褒めるべきですよね。

そして球を受けている山田が地味にすごいですよね。

もうここまでくるとわかりますが、試合になっていません。

あとは一方的な虐殺が続くのでカットするとして……。

そういえば、この試合を見ていた幼馴染の奈美と、もう関係ないはずなのになぜかウロウロしている森田刑事を忘れていました。

その森田刑事、キララの投球を見ながらポツリと一言つぶやきます。

えっ?

「刑事をやめる」……って、そんな伏線まったくなかったじゃないですか……!

ここへきて突然、読者が誰も知らなかった裏設定が登場。打ち切りで伏線が回収しきれないというのはよく聞く話ですが、逆になかったはずの伏線をわざわざ拾うというのは新しい。

そして数ヶ月後、森田刑事がどうなったのかというと……。

ちゃっかりキララのチームの監督におさまっていました。

いやいや! どんな唐突な転職だよ! そんな話、一言もなかったよ!


……という具合に、最後は森田刑事がオチを全部もっていってしまいましたが、とにかくキララレビュー、これにて終了です。

たぶん打ち切られたんだと思いますが、さすが平松先生。最後まで熱くまとめてきました。これからも平松先生にはキララ以上の熱い作品を生みだしてほしいですね。

あと今気づいたんだけど、森田刑事って、その名前といいサングラスといい、モデルはタモリ……?



……まあいいか!

ではキララのラストページをご覧いただいて終わりましょう。

やっぱり足上げすぎ!


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