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「カフェオレ・ライター〜誰も書かなかった映画レビュー〜」は、映画、漫画、ゲームから、管理人の私生活に至るまで、独自の視点で紹介するレビューサイトです。(基本的にネタバレ有)

はじめてのファーストガンダム〜鑑賞日記〜

※完全ネタバレ


僕はファーストガンダムを見たことがありません。

それはなんかちょっと損してるような気がするので、今回見てみようと思い立ちました。でもただ見るのもアレなんで、感想だけ書いていこうかと思います。

レビューではなくて「感想」なので、たぶん面白くはないと思いますけど、ファーストガンダムをご存知の方もそうでない方も、このだるだる企画に付き合ってやってくださると嬉しいです。

あと、鑑賞及び感想は、僕が飽きたら終わる可能性が高いです。連続ドラマやアニメレビューは、冬ソナで懲りました……。

※ネタバレ

−−−

第一話「ガンダム大地に立つ!!」

−−−

「!」を二つもつけて強調しながらの第一話。

どうやらジオンと地球連邦軍が争っているという設定。

連邦軍の主人公がアムロで、ジオン軍の主人公がシャアといった感じでしょうか。

それにしても第一話から盛りだくさんでした。

まず、噂に聞くシャアがいきなり登場。変に引っ張らないところが昔のアニメっぽい。

変なマスクに、超目立つ赤尽くめの軍服。どう考えても軍隊の規定を逸脱した格好だと思うんですけど、優秀だから許されるのでしょうか。あと、マスクですけど、夏場は蒸れると思う。夏になったら取るのかな。

さて、主人公のアムロは、物語が始まってすぐ登場するんですけど、トランクス一丁でメカを弄ってました。で、フラウ・ボゥさんに怒られてました。何だこの主人公……。ところでフラウ・ボゥさんとアムロは姉弟なんでしょうか。それとも友達?

とか思っていたら、ひょんなことからアムロが連邦軍の切り札である新型モビルスーツ「ガンダム」を操縦することに。

……えっと……なんか、拾ったマニュアルを読みながら操縦してるんですけど、ガンダムって、そんな、説明書を読んですぐ動かせるような代物なんでしょうか。こういうのって、万が一敵に奪われたときのために、訓練しないと動かせないぐらい難しく設計してるのかと思ってました。これ見る限りでは、ガンダムの操縦難易度はラジコン並に見えます。……鉄人28号っぽいね。

次回、シャアが仮面を脱ぐみたいです。やっぱ暑かったのかな。


第二話「ガンダム破壊命令」

−−−

……どうでもいいんですけど、ガンダムみたいに白と青を基調にすると弱く見えるのは僕だけでしょうか。逆に黒とか赤は強く見える。

ま、そんなことは置いといて第二話ですけど、なんか紫の髪の男が出てきて、セイラさんという金髪の美少女に怒られてました。このアニメ、やたら女の子に怒られる男が多いです。製作サイドにそういう趣味の人が多かったのかもしれません。

ところで、怒られる原因になった会話ですけど、

「それでも男ですか! 軟弱者!」
「なんだったんだよ!」
「あなたみたいな人、サイドセブンに一人で残っているといいんです!」
「お高くとまりやがって(←多分)……あんた、セイ……セイラとか言ったよな……」
「そんな……不良みたいな口の利き方……! おやめなさい!」

……!?

えっと……どの部分が「不良みたいな口の利き方」なのか、真剣にわからないのですが、誰か教えてくれないでしょうか。「お高くとまりやがって」のところでしょうか? マジでわかりません。わかりませんけど、「不良みたいな口の利き方、おやめなさい!」は迷言です。いや、名言。21世紀にも残すべきですね!

そんなセイラさんですけど、その後シャアと遭遇。

銃を突きつけるも、シャアの反撃に遭って逃げられます。

ここでシャアが意味深なことを言い出すのですが、それによるとセイラさんとシャアは兄妹かもしれないとのこと。確かに同じ金髪ですけど……。

そんなことはともかく、シャアは連邦軍の基地であるホワイトベースに単独で侵入。ザクにも乗らず、生身なのですが、さすがに強い。シャア一人に連邦軍は言いようにやられています。

ここで、名前だけは聞いたことがあったブライトさんが登場。しかし地味な顔だなー。

と思っていたら、赤いザク登場。通常の三倍のスピードで迫ってきます。速すぎ。ザク全部その仕様にすればいいのに。

ところで、シャアはめちゃくちゃ強いんですけど、何しろガンダムは装甲が堅いのでシャアザクと言えども歯が立ちません。乗ってるアムロはド素人ですけど、ロボットの性能違いすぎます。

そのド素人のアムロ、戦闘後に上司のブライトさんと口論に。どう考えてもたて突くアムロの部下としての自覚が欠如してるわけですけど、まぁコイツがジコチューなのはわかってましたので、たいして驚きませんでした。


第三話「敵の補給艦を叩け!」

−−−

アムロは二話でブライトさんに怒られたことを気にして、まだ拗ねています。本当に根暗な主人公です……。

その頃、ブライトさんが衝撃発言を。

「我々は、正式な戦闘員を一人も持っちゃいないんだ」

えぇー。それでド素人のアムロがガンダムに乗ってるのか……。

というか連邦軍の切り札なんだったらもうちょっと他にやりようがやね……。

ともあれ第三話はずっと戦闘でした。

「ええい、連邦軍のモビルスーツは化け物か!」というシャアのセリフが印象深かったです。

ところで、一話で柔道着持ってたハヤト君ですが、いつの間にかガンタンクで出撃していました。

どうやらガンタンクはそんなに強くないらしく、「敵が撃ってきたらどうするんだ!」と心配されてます。

が、ハヤト君は「撃ってこないと思います!」と適当発言。おい、コイツも素人かよ。

そして無事戦闘が終わって……アムロが陰でこっそりブライトへの不満をぶちまけます。

「僕……本当にあの人を殴りたくなってきた

……お前……。


第四話「ルナツー脱出作戦」

−−−

戦闘員が一人もいないという、しょぼい船に、なにやら連邦軍から将校っぽい人が派遣されてきました。

ガンダムは没収。勝手に使った罪で、ブライトさんや他の乗組員は軍事裁判にかけられるそうです。

すると、やっぱりというか、アムロが「身勝手じゃないですか!」と反論。むろん、無視されてましたけど。

で、捕まったブライトさん以下数名が、牢獄で楽しく談話していると、突然の襲撃が。シャアが現れたようです。ガンダムが使えない今、シャアの本当の強さがやっと見れるのでしょうか。

そしてこの襲撃のドサクサに紛れて、アムロたちは閉じ込められていた部屋を脱出します。もう周り敵だらけですね。

その後、上司の許可を得て戦線復帰する面々。でもコイツら非戦闘員なはずなので、たいして役には立たないような……。

ともあれ、特に目立った動きはないまま戦いは次回へ持ち越し。


第五話「大気圏突入」

−−−

なんか久しぶりにフラウ・ボゥさんを見た気がする……。もっと出して! とりあえず野郎の顔は見飽きました。

さて、アムロにむかつきすぎてストーリー追うの忘れてたんですが、どうも大気圏突入が今回の肝みたいです。地球に帰還するつもりなのでしょうか。それを阻止しようとするシャア。最近、影が薄くなってきている気がするのでがんばってほしいですね。

そして、今回のシャアは、さすがに強いです。過去何度もガンダムに煮え湯を飲まされてきているからなのか、バッチリガンダムに対抗してきています。

一人で戦うガンダムをサポートしようと、ハヤト君も船からがんばって機銃を撃とうとしますが、

「左の機銃だ!」
撃てません!

と、会話を聞いてもわかる通り、まったく役に立っていません。ダメだこれは……。

もしガンダムがいなければ、この船は20回ぐらい爆破されていると思うのですが、そのガンダムもピンチ。シャア強い! ただの派手なムスカじゃなかった!

さて、興奮したアムロは、「戻れ」というブライトさんの指示も聞かずにシャアを追いかけます。

その結果、シャアは逃がすは、自分も燃えそうになるはと、素人丸出しで大騒ぎ。

一方、ブライトさんは、再び「素人にガンダムを使わせるからだ! 軍法会議ものだぞ!」と責められます。……その通りですね! 軍法会議だ会議!

で、アムロは大気圏突入に耐えられず死亡――と思ったら、またガンダムの性能に助けられて何とかなりそうな雰囲気です。とことん運が良いやつですね!


第六話「ガルマ出撃す」

−−−

ええとですね、ちょっとメールをいただいたので回答しますね。

『本当にちゃんとガンダム見てますか?』

……見てません! すみません、“ちゃんと”は見てないです。というのもですね、43話もあるアニメは、最初から適当に見るのが僕の本来の鑑賞方法でして、何か疑問があればそのつど調べたり、もう一度見たりして知識を補完するわけです。でもこの感想は、見てすぐに書いているので、そういう作業もできないわけでして……つまり何が言いたいかというと、間違いも結構あると思います……ごめんなさい。

『“感想だ”と言ってますが、これはあなたの得意な“レビュー”そのものですよ』

……その通りですね、ごめんなさい! って、堂々とレビューだと言えればいいんですが、前述した通り、適当にしか見てないので、「レビュー」と言い切る自信がないわけです。これが映画なら2時間程度ですからある程度見直したりして、なるべく正確に書くのですが、43話もあっては前に戻るのもなかなか苦痛でして……ということで、何度も言うようですが、かなり適当な感想(レビュー)になっていると思います。ぶっちゃけ間違いだらけかもしれませんが、まぁそのへんは勘弁してやってください。

ハイ、じゃあこんなところで、本編いきたいと思います。

前回のラストで、無事地上へと降り立ったと思われたブライトさん一派でしたが、どうやらそれはシャアの策略だったようです。

降り立った先は、敵であるジオンの勢力地。

ところで、この回から、シャアの友人であるガルマ大佐が出撃します。二人はどうやら仕官学校時代の友人らしいですね。

……というか、タメ口で話してるってことは、二人は同期でしょうか?

となると、シャアは少佐。ガルマは大佐二人の差ははっきり表れています。シャアって、もしかしてそんなに優秀じゃないのでしょうか……。

さて、ガルマが追ってきたため、仕方なく、再びアムロがガンダムに乗って出撃します。

ハヤトがサポートに回りますが、アムロはハヤトの作戦に耳を貸しません。

「ハヤトは一機でも多く敵を撃ち落せばいいんだ!」

と、かなり強気な発言をかまします。明らかに調子に乗りすぎです。ついこないだまで……いえ、今もド素人のくせに、ちょっとガンダムを最初に操ったからって、いい気になっているのかもしれませんね。

お前なんて……マニュアル見ながら操縦してたくせにッ……!

さらに調子こいたアムロは、

「ブライトが最初からはっきりしていりゃあ……!」

と、普通に上司を呼び捨てにします。最悪だ。

その後、アムロは狂ったように剣を振り回しながら敵陣に突っ込みます。数多の弾を受けながらも、持ち前のガンダムの頑丈さを利用して殺戮を繰り返すアムロ。このままでは本物のガイキチになりそうです。

いい加減、誰かコイツの鼻っ柱をへし折ってやってくれ……!


第七話「コアファイター脱出せよ」

−−−

ここへきてコアファイターなんてどうでもいいと思うのですが、今回はそんなお話。ちなみにコアファイターというのは、ガンダムの内臓あたりに入っていた、飛行機みたいなやつのことっぽいです。

このへん半分寝ながら見てたので、ストーリーはよくわからないのですが、とにかくアムロが、慣れないコアファイターに乗って出撃することに。

その間、ホワイトベースでは、いつまでも着陸しないことに不満を抱いた民間人の暴動が起こったりして、こっちも大変なことになっていました。

暴動はどうでもいいんですけど、出撃したアムロへの連絡がいつまで経っても取れません。無線は回復したはずなのに……。

と思っていたら、アムロはコアファイターのコックピット内で気絶していました。いや、気絶て……!

その後、シャアに散々どつき回されて、けっきょく撤退するアムロ。今度はガンダムに乗って出撃するも、やっぱりシャアに追い回されて逃げ帰ってきます。やっぱりパイロットが素人だとダメですね……。

さて、ホワイトベース内での暴動ですが、アムロが帰ってきたとき、民間人は座り込みを決め込んでおり、それにキレたアムロは、

「僕は、もう(戦うのを)やめますよ!」

と、軽く脅迫。

どんどん態度がでかくなっていくアムロ……。

これからもアムロから目が離せませんね!


第八話「戦場は荒野」

−−−

前回、「ガルマのほうがシャアより有能?」と書いたら、色々な方から「ガルマは親の七光りですよ」という情報をいただきました。なるほど、納得です。それで髪型が変なのを誰も注意できないんですね! あれじゃあ紫の鬼太郎ですもんね!

さて、本編。

……やっとこ地球へと到着したホワイトベース。しかし、相変わらずジオンの攻撃は続いています。

そんな折、前回暴動を起こした民間人どもが「降ろしてくれ」と言い出します。こいつら本当に身勝手です。何人か見せしめに射殺すればいいと思います。

……と、ブライトが、ジオンに一時停戦を申し入れることを提案。とりあえず邪魔な民間人を降ろしてしまおうというつもりのようです。だいぶ彼もストレスたまってきているのでしょうか。

これに対してジオンも、民間人のためならと、提案を受け入れます。なんだ、意外といいやつらじゃん……まぁ、本当のところは、ジオンも時間を稼ぎたいだけみたいですけど。

ということで、民間人を降ろすために、ホワイトベースから小型の飛行機が飛び立ちました。中に乗っているのは民間人と、アムロ以下数名。これを、ジオンの偵察機が追いかけます。何かおかしなことをしないかどうか、見張るつもりのようです。

そんな、心配しなくても、連邦軍は主人公ですよ? 自分から休戦申し込んどいて、それを利用するなんて汚いマネするはずがありません。

……と思いながら見ていると、連邦軍はどうやら民間人を降ろすついでに、ガンダムを忍ばせていた様子。

思い切りジオンをだまし討ちするつもりです。なんてセコいやつらでしょう……!

一方のジオン……。

この作戦を見抜いたのは、やはりシャアでした。さすがです。でも、ダメ上司ガルマのせいでスルー。ガルマは最初出てきたときはえらくかっこよかったのに、段々プライドだけのヘタレに見えてきました。

さて、見張りの船が去ったら、こっそり脱出し、敵の背後を取る予定だったガンダム。

一度はうまくいきかけたアムロたちの作戦でしたが、ある一組の民間人親子のせいでぶち壊しになります。

結果、敵に見つかり、戦闘態勢に入ったガンダムは、ジオンの偵察機を容赦なく攻撃。

実はこの偵察機の中にいたジオン兵士は、逃げた親子に救援物資を与えてやるなど、かなり良い人だったのですが、アムロにとって相手が良い人がどうかなど関係ありません。

その後、全面的に戦闘開始。悪魔のごときガンダムの前に、ジオンのしょぼい戦闘機はガンガン墜とされていきます。

……なんかジオンって、シャア以外は激弱ですね。それともガンダムが強すぎるのでしょうか。そういえばガンダムはいくら敵の弾を喰らっても装甲がまったく傷ついていませんでした。敵はガンダムの一撃で粉砕されているのに……。ちょっと不公平すぎない?

ところで、シャアなんですけど、ガルマ大佐と友人のようなふりをしながら、心の中では「これで勝てねば貴様は無能だ」などと、思い切り調子こいてました。たぶん、ガルマ大佐の家柄に嫉妬しているんだと思います。まったく、ちっちぇえ男だぜ。


第九話「翔べ! ガンダム」

−−−

激闘終わって――アムロは精神的に参っていました。

食事も喉を通らず、一人いじけています。

簡単に言うと、「なんでオレがモビルスーツで戦わないといけないんだ!」ということですが、それはあなたが勝手にガンダムを動かしたからだと思います。

ブライトの、「パトロールしろ」という命令にも、

「パトロールしてわざわざこっちから仕掛けることなんてないでしょう!? そうでなくたって僕はしょっちゅう戦わされてんだ! 嫌ですよ!」

と反抗的な姿勢を見せます。このガキは、自分の立場というものをわきまえていないようですね。

そして、とうとうぶちキレたブライトに殴られ、「二度もぶった……! オヤジにもぶたれたことないのに!」と逆ギレするアムロ。最低です。ブライトに「虫けら」呼ばわりされますが、それ以下です。僕がいたら、あと4,5発は殴ってやりたいところです。

そうこうしているうちに、戦闘が始まりました。

出撃するは、紫の鬼太郎ガルマ。さすがにそこらへんの兵士よりは戦い慣れており、ガンダムをひきつけ、ジオンの母艦ガウの射程範囲まで誘導します。

ガルマ「ふふふ……ガウのビーム砲の射程に入ったとも知らずに……ガウ、撃て! モビルスーツを!」

……。

…………。

ガウからの援護は全然ありませんでした。

どうやら、ガウのビーム砲の配線の接触が悪くて、撃てなかったらしいです。オモチャかよ。

せっかくのチャンスをふいにされ、怒り心頭の鬼太郎ガルマ。しかし、シャアに「君なら大丈夫だと信じていた」と持ち上げられると、すぐに機嫌を直します。こいつもちっちゃい男でした。

一方、ホワイトベースに、連邦軍本部から、マチルダという女性将校がやってきます。色っぽいマチルダに、ボーっとなるアムロ。

――ナレーションは語ります。

『一瞬の香りを残してマチルダは去った。アムロにとって、それは、初めて知った女性の香りであった……』

……。


次回、「アムロ、男になる!」(ウソ)


第十話「ガルマ散る」

−−−

なんかもう、サブタイトルでオチまでぜんぶ言っちゃった感がありますが。

……さて、前回でアムロが男になったわけですが、ジオンでもラブロマンスが展開していました。

ガルマと、イセリナ。家柄的にもぴったりのカップルです。とはいえ、どうも親同士は二人の結婚に反対しているみたいですが。

一方で、パーティーで再会し、愛を確かめ合う二人を見ながら、「前線でラブロマンスか……ガルマらしいよ、お坊ちゃん」と、せせら笑うシャア。

たぶん、いい歳こいて恋人の一人もいないのでしょう。嫉妬丸出しです。みっともない男ですね! ていうかシャアはパーティーの最中でもマスクつけてるんですが、なんか意味あるんでしょうかアレ……。別に脱いでも普通の顔だということは、既に判明しているのですが(2話あたりで)。あそこまで隠すなら、実は目が三つあるとか、そういうオチを期待していたのに……。

ま、それはともかく、ガルマは手柄を焦るあまり、再び出撃します。

しかし、先に出ていたシャアの企みにより、ガルマはホワイトベースの攻撃をモロに受け、撃墜。

「わたしもザビ家の男だ! 無駄死にはしない……! ジオン公国に栄光あれー!」

と叫びながら、最後の力を振り絞ってホワイトベースに特攻をかけますが、結局ダメージを与えられずに爆死します。……無駄死にでした。

次回予告によると、残された恋人イセリナが来週出撃するようです。また無駄死にが一人増えそうですね。

……そうそう。

数人の方からご指摘をいただいたのですが、前回の故障は、配線じゃなくて通信回線が故障してたみたいです。まぁ、どっちにしてもシャアが故意にガルマを陥れようとしているわけなので、結果は一緒ですけども。シャアの性根が腐っているという結論は変わりませんよね!


第十一話「イセリナ、恋のあと」

−−−

前回、初めて出てきたイセリナ嬢が、早くも死んでしまうという第十一話。見事にガルマの後を追って犬死にしてしまうわけですが、その一部始終を見ていくことにしましょう。

ザビ家に、ガルマが戦死したという報告が届いた頃、イセリナはある決意を胸に秘め、ガルマの部屋を訪れました。

すると、部屋の壁には、ガルマのバカでかい肖像画がかけてありました。

……ハイ、おかしいですね。ええと、ここはガルマの部屋ですよね? 自分の部屋に自分の肖像画って……なんつーナルシストでしょうか。そらシャアでなくとも鬱陶しがるわ。

ところで、ザビ家はガルマ以外にも兄弟が何人かいるのですが、誰一人としてガルマに似ていません。熊みたいなオッサンや、目つきの悪い小悪党みたいな男ばかりです。お父さんに至っては死相が出てますよ。……なんか、ガルマが良い男に思えてきました。髪型のセンスは一番悪いけど。

さて、イセリナはガルマの敵を討つため、中尉に頼み込んでガウで出撃します。

といっても、ガウ3機なんて、どう考えてもガンダムの敵ではありません。アリが象に向かうようなものです。

イセリナの恨みを込めた弾がガンダムを直撃しますが――やっぱりダメージはゼロでした。そらそうです。シャアがいても勝てないのに、素人の乗ったガウごときで何とかなると思っているのでしょうか。

あっという間にガンダムに撃ち落され、焦るイセリナ。

……と、そこへシャアがやってきました。ここでイセリナを助けることは、自分にとって得と判断しての行動です。相変わらずズル賢い小物ですね。

シャアの援護のおかげもあり、ガンダムを追い詰めるイセリナ。しかし、やはりガンダムのほうが性能は上なので、あっという間に反撃を喰らい、逆にやられてしまいます。

最後の力を振り絞り、決死の特攻を試みるイセリナ。まぁ、ガンダムにガウごと突っ込むという、かなり原始的なやり方でしたけど……。

この特攻により故障したガンダムを直そうと、コックピットの外へ出てきたアムロに、イセリナは銃を突きつけ、「ガルマ様の仇!」と叫びます。ここでアムロが死んでくれれば僕としては最高の展開だったのですが、さすがにそうはいきませんでした。

今になって疲れが出たのか、もしくはガンダムの攻撃を受けた時点でどこかやられていたのか、結局イセリナは引き金を引くことなく、意識を失ってガウの機上から落下。

……首から地面に落ちて死にました。ゴキッていきましたよ、ゴキッて。

自分を仇呼ばわりされたことにショックを隠せないアムロでしたが、何を今さらという感じですね!

さて次回、ランバラルとかいう名前のロボット(?)が初登場するようです。もうこれ以上ややこしくしないで!


第十二話「ジオンの脅威」

−−−

ええと、前に「シャアのマスクの意味がわからん」と書いたところ、メールがどっさり届きまして、それによると、

「シャアはジオンの創設者の息子なんです。ジオンはザビ家に乗っ取られたため、前王の息子だってことがバレたら色々やっかいなのでマスクでごまかしているんです」

ということでした。

なるほど……それならマスクの意味もわかります!

……でもね、シャアは軍人。それも少佐という要職にある人間ですよね? その管理職がマスクをかぶっていることに、どうして誰もつっこまないのか。

あのグレートサスケも、マスクであんだけモメたのにね。

特に、今は戦時下です。小さな疑心暗鬼が生死を分ける中で、マスクをかぶって正体隠してるやつに指揮されたくないと思うのですが……。

あとですね、本当にマスクだけでシャアだとバレないのか。声とか、見えてる部分とかで、わかる人はわかるんじゃないだろうか。……これは言っちゃダメなんですかね?

タキシード仮面様とかバイキンマンとかと同じで、案外バレないのかもしれません。


……さて、今回は、ランバ・ラルという新しい敵が登場しました。

前回の次回予告で名前だけは出てきていましたが、読者さんからのメールによりますと、「シャアが赤い彗星なら、ランバ・ラルは青い巨星と呼ばれている歴戦の勇者ですよ」とのことでしたので、どんなかっこいい男かと思っていたら……。

ただのオッサンでした。

しかも周りに金髪美女を侍らせています。どちらかといえば、このルックスは山賊という感じですが……それにしても、さすがの貫禄。シャアとは全然違いますね。

そのランバ・ラルが追ってくる中、ホワイトベースはいよいよ地球へと降り立ちます。

そして、ランバ・ラルとの決戦が控えている中、アムロは正気を失っていました。なんでも、新米兵士がよくかかる病気とのこと。情けないやつですね。

しかし、ガンダムが出撃しないとホワイトベースはあっという間にやられてしまうので、仕方なくアムロは戦いに出ます。

そこで待ち受けていたのは、ランバ・ラルが操縦するジオンの新型モビルスーツ。

一見ザクっぽい外見ですが、真っ青です。正直色の趣味はシャア同様微妙ですが、ザクとはだいぶ性能が違うらしく、ランバ・ラルも「ザクとは違うのだよ、ザクとは」などと、自信をのぞかせています。

ちなみにランバ・ラルの武器は、ヒートロッドとかいう、なんかムチみたいなヤツでした。もしかしたらこのオッサン……侍らせていた金髪美女に毎晩ムチで打たれているのかもしれませんね! そして、その趣味が仕事にも表れているという。地位のある人間ほどそういうのにハマりやすいといいますしね!

……と、そんなことやってるうちに、ザビ家の演説が始まっていました。

ザビ家長男「諸君らの愛してくれたガルマ・ザビは死んだ。なぜだ!?」
シャア「坊やだからさ」

諸君らの愛してくれたシャア少佐は出世できない。なぜだ!?

マスクだからさ(やっぱ脱げよ)。


第十三話「再会、母よ…」

−−−

前回の、ランバ・ラル=オッサン事変の衝撃がまだ尾を引いていますが、よく考えたら、最近のアニメの人気取り美形キャラと違って、渋くてかっこいいじゃん……と、自分に言い聞かせることにしました。

さて、いよいよホワイトベースは地球に到着。

戦争中だというのに、いきなりセイラさんとミライさんの水着姿から始まりました。ちなみにセイラさんのグラサンはシャアと同じヤツです。と同時に、マッカーサーとも同じヤツです。

一方、アムロは、久しぶりに地球の我が家へと帰宅。

実は、アムロは幼い頃、父親に連れられて宇宙へと旅立ったのですが、そのとき、母親と別れていたのです。……別に深い事情があったわけではなく、「私は宇宙の暮らしに馴染めないから……」というセリフからもわかる通り、母親の単なるワガママですけども。

そして、久しぶりの再会……と思ったら、実家は地球連邦の兵士がドンちゃん騒ぎに使っていました。

「何をしてるんだ!」とアムロが詰め寄ると、

「悪い悪い……でも、誰もいなかったからよ」と、衝撃の正当化発言を吐く兵士たち。戦時下なので、こういった兵隊さんの横暴がまかり通っているのでしょう。今こそアムロがガンダムでコイツらを惨殺するとき! ……と思ったのですが、ガンダムは持ってきてないようです。当たり前ですけど。

その後、色々あって無事アムロは母親と再会できました。

涙を流し、抱き合う親子。

しかし、感動は長くは続きませんでした。

連邦の兵士がやってきたのです。

見つかりそうになったアムロは、いきなり発砲。兵士の一人に重傷を負わせ、逃げ出したもう一人の兵士にも、狂ったように銃を撃ちまくります。

これに驚いたのが母親です。

「昔の優しいアムロに戻っておくれ」と、懇願するも、「今は戦争なんだ!」と、アムロは取り付く島もありません。

そのまま逃げ出すように母親のもとを飛び出したアムロは、ガンダムに乗り、鬱憤を晴らすかのように、ジオンの前線基地を攻撃し始めます。

まったく無抵抗な相手に、ガンダムで容赦なく惨殺を繰り返すアムロ。そびえ立つガンダムの姿は、僕の目には悪魔のごとく映りました。

早くこの悪魔を止めないと、恐ろしいことになる……!

がんばれジオン!

ガルマは死んだし、シャアは若僧で頼りにならないから、ランバ・ラルさん、がんばって!


第十四話「時間よ、とまれ」

−−−

ガンダムの存在が段々と認知されてきている頃、ジオンの若い兵士たちが、ある企みを相談していました。

どうやら、ガンダムを自分たちで破壊しようという作戦のようです。しかし、使えるザクは一機。いったい、これでどうやって戦うつもりでしょう。ザクごときではガンダムの悪魔的力に歯が立たないのは立証済みです。

ランバ・ラルやシャアのように、特別な機体を使ってナンボの世界ですからね!

……と、思ったら、どうやら彼らの作戦とは、ガンダムに爆弾をセットして、30分で爆発させるというものでした。割と地味な作戦ですね。

というかこれで成功してしまったら、今までのザクや、特にガルマの犠牲は何だったのかと言いたくなります。これまで数々の惨殺を行ってきたガンダムは破壊されてほしいのですが、ガルマのことを思えば微妙ですね……。

ドキドキしながら見守っていると、発進したガンダムに、ジオン軍はあっさりと爆弾セットを成功させた模様です。ええー……ガルマ……君の死は完璧に無駄だったよ……。

さて、アムロもさすがにパイロットです。すぐ爆弾のことに気付きますが、肝心の外し方がわかりません。

ブライトさんは、ホワイトベースに乗っている爆弾に詳しいオムロとかいう使いまわしみたいな顔の男を呼び寄せますが、コイツがまた全然役に立ちません。

「わかるのは、このままだと爆発することだけです」……って、そんなの誰でもわかるわ給料泥棒め!

この人はアレですね、ゲームなら色違いで他にも出てくるタイプのキャラですね。

ともあれ、このままではガンダムは爆破……となると世界に平和が戻ります! やったー!

しかし、ガンダムでまだまだ惨劇を繰り返したいアムロは、自ら爆弾を取り外しにかかります。

それを遠巻きに見つめる仲間たち。

フラウ・ボゥは「なんでみんなで外さないんですか!」と、ブライトさんに詰め寄りますが、「いざというときの犠牲は少ない方がいい」一蹴されます。

あわよくばガンダムごとむかつくアムロを消してやるという、ブライトさんの本音がここで出ました!

……もしかしたら、このジオンの作戦も、ブライトさんの差し金かもしれませんね!

その後、ガンダムは、アムロが天才的なテクニックを発揮して爆弾を取り外し、事なきを得ました。何でもできますねこいつは。

にしても、残念……どんどん凶悪さを増していくガンダムとアムロを止めることは出来ないのか……。

がんばれジオン! がんばれブライト! 一刻も早くガンダムを破壊し、地球とジオンの平和を守るんだ!


第十五話「ククルス・ドアンの島」

−−−

アムロがガンダムを合体させたり分解させたりという特訓をしているとき、救難信号がホワイトベースに入りました。

さっそくコアファイターで様子を見に行くと、そこは小さな島で、アムロはいきなり現れた子供たちに石を投げつけられます。やっぱり純粋な心を持つ子供たちは、本当の悪が誰かということをわかっているんですね!

……と、そこへ現れたのは一機のザク。ガンダムがいない今、アムロ大ピンチです。

しかし、何か様子がおかしいザク。

「武器を捨てれば見逃そう」「戦いたくないんだ」

と情けないことを言い出します。いったいどこのヘタレが乗っているのでしょう。

ただ、確かにアムロのコアファイターではザクには力及びません。……が、「当たり所によっては倒せるはず!」という、非常に薄い勝ち目を信じてアムロは戦闘を開始します。逃げれば見逃してくれるというのに……いつの間にこんな好戦的な若者に成長したのか。そりゃオカンも泣くわ。

で、結局アムロはザクに倒され、墜落。

ザクの中の人であるドアンは、よせばいいのに、アムロを助け、介抱します。

彼の話によると、ドアンは元々ジオンの兵士でしたが、戦争が嫌になり、この島で子供たちと一緒に暮らしているとのこと。

それに対して、アムロは「ドアンは子供たちを騙すのが上手いようだね」と嫌味たっぷりに切り返します。人のことをこうも信じられないとは……本当に暗いやつです。

ちなみに、その後も同じことをドアンと暮らしている女性に言ってビンタ喰らってました。もうほんと最悪です。

そんなことをやっているうちに、今度こそジオンのザクがやってきました。

容赦なくドアンとアムロに攻撃を加えるザク。どうやら、こちらのザクは思い切り敵のようですね。……ん? でもこんな小さな島にこんなタイミングでザクがやってくるなんて……何となく変な感じがします……。

まさか!

すべてを画策したのは、ブライトさんではないのか……!

そう、ブライトさんは普段からアムロに冷たく当たっていました。自分がホワイトベースの指揮官であるにも関わらず、ガンダムに乗れない苛立ち……アムロに頼らざるを得ない屈辱……いつかアムロを抹殺し、ガンダムを手に入れてみせる。そう思ったとしても何ら不思議ではありません!

そして今なら、アムロはガンダムを持っておらず孤立している……そう、まさに、今がアムロ抹殺のチャンスなのです!

こうして、ブライトさんは、ジオンの仕業に見せかけるため、ザクをドアンの島に送り込みました。すべては、ガンダムとアムロ抹殺のために!


……と思ったんですけど、その後ドアンが奮起し、ザクはあっさり倒されてしまいました。しかも銃をジオンザクは銃を使っていたにも関わらず、ドアンザクに素手で殴り壊されました。な、情けないぞブライトザク……!

脆くも砕け散ったブライトさんの野望。しかし、まだまだ勝負はこれからなのです。

がんばれブライトさん! ガンダムなんかに負けるな! 次のチャンスはモノにしてくれよ!


第十六話「セイラ出撃」

−−−

まだまだ続くホワイトベースの旅。

それにしても、いったい彼らがどこを目指しているのか、さっぱりわかりません。僕の見方が悪いのでしょうか。あと、このレビューの方向性も、どこを目指しているのかわからなくなってきました。

……そんな中、ホワイトベースのキッチンで、塩がなくなるという事態が発生しました。これまた地味な危機です。とはいえ、塩は生活の必需品。……もしかしたら、これもアムロを弱らせようという、ブライトさんの作戦かもしれません。

アムロへの嫉妬が引き起こした、名づけて「塩作戦」! ……どんどんダサくなっていってますねブライトさん……。

塩でバタバタしているうちに、またしてもあの男がやってきました。

通称「青い巨星」。一説によると巨大なのは腹の肉ではないのかと言われている、ランバ=ラルです。

ここで、なんとアムロではなく、セイラが勝手にガンダムに乗って出撃します。

セイラさんというと、第二話で「不良みたいな口の利き方、おやめなさい!」と叫んだまま、ほとんど出てこなくなった地味なねーちゃんです。もっとも、髪の色だけは派手ですけども。

どうやら彼女は、あの無能なシャアと何らかの関係があるらしい(ていうか兄妹)のですが、そのシャアは最近ちっとも見ないと思っていたら、ガルマを助けられなかったとかで左遷されてしまったようです。ったく、使えない変態仮面だぜ……。

さて、命令を受けずに発進したセイラさんですが、そこは素人の哀しさ。訓練と実践は違うため、まったくガンダムを操れていません。

ランバ=ラルと、その部下である2機のザクを相手に苦戦を強いられます。アムロたちも慌ててガンキャノンで出撃しますが、セイラさんが足手まといになってしまい、思うように戦えません。

……もしかしたら、これもブライトさんの作戦かもしれませんね!

そう、セイラさんが発進したのは、実はブライトさんにこう言われたからなのです。

「セイラさん、頼みがある」
「どうしたのです、ブライトさん」
「わたしはアムロが憎い……上司であるわたしを、ないがしろにするアムロが……」
「そうですね……わかります。アムロは、わたしの兄であるシャアを傷つけました。わたしも、彼が憎いです」
「わかってくれるか! それなら話は早い。セイラさん、ガンダムで出撃してほしい」
「えっ……」
「ガンダムは無敵だ。しかし、それはアムロが使ってこそ。もし、セイラさんがガンダムをうまく操れず、敵にやられたからといって、誰が怪しむだろうか……ガンダムさえいなければ、アムロなどはいらない存在だ。わたしこそが、この船の艦長なのだ!」
「……わかりました。わたしが操縦します。わたしも、最近このアニメでの存在感がなくなってきたと思っていたところ。ちょうどいい機会ですから」
「ありがとう! 本当にすまない……」

とまぁ、全部僕の脳内会話ですけど、間違いないですよね! この部分が描かれなかったのは、30分アニメだから時間が取れなかったのだと思います。「これぐらいは省略しても察しろよ?」という、製作者サイドの意思、確かに受け取りましたよ!

そして、予定通り、敵の攻撃を受け、脚を損傷したガンダム。ボロボロになったセイラさんを、ガンキャノンに乗ったアムロが必死に援護し、何とかランバ=ラルを退却させました。

とりあえずガンダムは損傷……完全に破壊するのがブライトの作戦だったに違いないのですが、そこまで多くは望めません。

結局、セイラさんは責任を取って3日間の独房入りとなりました。この作戦を発案したのはブライトさんに間違いないのですが、そこは指揮官を失うわけにはいきませんから、セイラさんも黙って自分の責任として受け入れたのでしょうね……。まぁ存在感は示せたということで、セイラさん的にも上々だったのではないでしょうか。

ちなみに、この3日間の独房入りという処分を決めたのは、セイラさんの同僚であるミライさん。このミライさんは、セイラさんよりもはるかに活躍しているにも関わらず、顔が地味なおかげで今ひとつファンに人気がない(多分)というキャラクターです。

そう、ただ金髪で美しいというだけで、自分よりもはるかに優遇されているセイラさんを、ミライは妬んでいたのではないでしょうか……。いつか、コイツを制裁する……そして、そのチャンスが今回やってきたのです。

3日間の独房入りという厳しい処分は、本来ブライトさんが考えていたのとは違うはずです。

多分、こういうことでしょう。

ブライト「セイラさんのような聡明な方が、なぜ……」
セイラ「すみません……」
ブライト「ともかく……」
ミライ「(ブライトさんを遮って)ともかく、他の者への示しもあります。セイラさんには3日間の独房入りをしてもらいます」
ブライト「えっ……!?(そんな厳しいの!?)」
セイラ「……ハイ……(ちょ、ちょっとブライトさん! 聞いてないわよ! なんでミライ、アンタが決めんのよ!)」
ミライ「(ゲッツ!)」

……っていう感じですよね!

ジワジワと崩れていく人間関係。内から外から、果たして今後アムロとガンダムの行方は!?


第十七話「アムロ脱走」

−−−

タイトルだけを見ると、もしかしてブライトさんの悲願が成就したのかなとも思いましたが、軽々しい判断は禁物。とにかく見ていくことにしましょう。

さて……先の戦いで捕らえた捕虜から話を聞きだそうとするブライトさんですが、なかなかうまくいきません。

そんな中、風呂の蛇口が壊れるという、微妙な緊急事態が発生し、それを直そうとしたアムロが、入浴中のミライさんと鉢合わせするという、特にいらない視聴者サービスがありました。

セイラさんやフラウ・ボゥさんに負けじと、ミライさんがここへきてお色気作戦に出たのかもしれません。何度も言うようですが、別にミライさんのそういうのはいりません。

さて、ジオンの捕虜ですが、やはりホワイトベースの連中と違って、彼はプロ。こっそり仕込んでおいた道具を利用して、牢を抜け出しました。

この非常事態に、独房入りになっていたセイラさんが一旦解放され、捕虜を追いかけます。

が、時既に遅く、捕虜は通信室に入り、上司であるランバ=ラルに連絡を取っていました。情報が漏れ、いよいよピンチを迎えたホワイトベース。

一方、その頃、アムロはガンタンクで敵の基地を攻撃していました。

ブライトさんの命令では、「ガンダムで出撃せよ」とのことでしたが、アムロはブライトさんは用兵のことはわかってない。何でもかんでもガンダムで出撃すればいいってもんじゃないんだ。大丈夫、ブライトさんを説得する自信はある!」と、また小生意気なことを言っています。

上司命令をあっさり無視するアムロ……用兵のことがわかっていないって、お前も別にたいしたことはないだろうと言いたくなりますが、案の定、そんなアムロの甘い考えがピンチを招きます。

突如、ランバ=ラルのグフと、その部下のザクが現れ、アムロたちに攻撃を仕掛けてきたのです。

彼には、ガンタンクではとても太刀打ちできません。

そこで、一旦アムロは退却。ガンダムに乗り換え、再び出撃します。

ホワイトベースからの援護もあり、アムロは、グフの関節を損傷させます。

「し、しまった、関節が……! ええい……戦わずして後退とは!」

と、叫ぶランバ=ラル。

なんだかわかりませんが、とにかくランバ=ラルとザクは退却していきました。

……この青い巨星、今まで何度やってきては、そのたびに何もできず退却したことでしょうか。今回なんて、割とチャンスだったはずなのに、ガンダムを壊すどころか、ガンキャノンの一つも破壊できずに後退です。


もしかして……

ランバ=ラルも無能なのでは……!?

ガルマも救えず、ガンダムも破壊できずにクビになったシャアの悲劇が頭をよぎりますが、いやいやそんなことはない! ランバ=ラルはもういい歳です。シャアぐらいの若さなら再就職先もあるかもしれませんが、ランバ=ラルはもう無理です。このままクビになったら、公園で一日中漫画を読む生活になってしまうかもしれません。

まぁしかし、まだそこまではいってなさそうなので、これからのランバ=ラルに期待することにしましょう。


さて、戦いは何とか勝利に終わりましたが、ブライトさんは激怒していました。

アムロが命令を無視して勝手にガンキャノンで出撃したのですから、当然です。

「軍規違反だ!」

というブライトさんの言葉に青くなるアムロ。しかし、これはやむをえない措置です。アムロは「僕たちは軍人なんですか!?」と反論しますが、お前はさっきまで「ブライトさんは用兵がわかってないから」と大口叩いていたじゃないか。オカンも泣かせたし、立派な軍人だよ。

怒り心頭のブライトさんは、とうとう真剣にアムロをガンダムから降ろすことを考えます。

というか、アムロしかガンダムを操縦できないというのは不便すぎますから、これは当然のことかもしれません。

アムロ以外にもガンダムを操縦できる人間がいれば、それだけ戦略の幅は広がりますからね。

ところが、このブライトさんとミライさんの話し合いを、アムロが偶然聞いてしまったからさぁ大変!

「僕はいらないんだってさ!」と、すっかり拗ねてしまったアムロは、ガンダムを勝手に動かし、ホワイトベースを脱走してしまいます。

これはブライトさんにとっても予想外でした。

予定では、アムロがいなくなってもガンダムさえ残っていれば万事OK、というかそれが理想だったのですが……。

アムロは憎い。アムロには消えてほしい。しかし、ガンダムはいなくなっては困る。

そんな複雑な思いを抱えたブライトさんと、アムロの今後は!?


第十八話「灼熱のアッザム・リーダー」

−−−

ガンダムに乗って逃げ出したアムロをめぐってホワイトベース内では議論が行われていました。

「死刑だ!」と言うカイ。僕もそう思います。何せ脱走ですからね……万が一このままジオンに寝返りでもしたらおおごとです。

しかし、フラウ・ボゥさんだけがアムロをかばい、車で探しに出ました。

そして……割とあっさり発見されるアムロ。そりゃあ、あんなデカいロボット連れてれば一発で見つかりますよ。もっと気合入れて逃げろ。

何とかアムロを説得しようと試みるフラウ・ボゥでしたが、アムロはそんな彼女を無視し、再びガンダムで行く当てもなく出発します。

……と、そこでアムロが見つけたものは、ジオンの採掘所。ちょうどいいとばかりに、アムロはガンダムで猛攻をかけます。ここを破壊すれば自分は英雄になれる……そんな打算があるようです。ったく、このシブチンが!

しかし、敵もさるもの。テスト中の新兵器を出し、ガンダムに対抗しようと試みてきます。

新兵器の名前はアッザム。なにやら、カメムシみたいな形がイカしています。

そのカメムシ、まずガンダムに砂のような何かをふりかけ、次に糸のようなワイヤーでガンダムを包みました。

すると、みるみるガンダムのパワーが減少するではありませんか!

なるほど、あの砂と糸が連携しているのですね! 攻撃方法としては限りなくダサいですが、嫌らしさは抜群! これならガンダムも破壊できるはずです。

……と思ったら、カメムシを操縦するマクベとかいうオカマみたいな将軍の計算違いで、ガンダムは再び自由になってしまいました。ああ……これがシャアなら……もしくはランバ=ラルなら……徹底的にやってくれるはずなのに……多分……いや……でもやっぱ二人ともガンダムに勝ったことないしなぁ……やっぱ無理か(結論)。

そんなことを考えている間に、マクベは退却。基地は機密保持ということでジオンに爆破されました。

そこへ駆けつけたのは、ホワイトベースの連中。アムロがやったわけではないのに、まるで彼が一人で基地を壊滅させたように見えます。

うーむ……これではアムロが英雄になってしまう……。

そんな心配をしている間に、アムロは再びガンダムを駆ってどこかへ行ってしまいました。

さて……次回はどうやらランバ=ラルとの戦いがひとまず決着するようですよ。ガンバレお父さん! がんばれ中間管理職!


第十九話「ランバ・ラル特攻!」

−−−

相変わらず、一人で砂漠をさまようアムロ。どこで見つけたのか、マントを羽織っています。さすがに砂漠ではこれがないとやってられませんよね。

とりあえず腹が減っては戦は出来ぬということで、アムロがやってきたのは、小さな食堂でした。

そこで寂しくパンをかじっていると、別の団体が来店。

なんと……それは、ランバ=ラルと、その兵士たちでした。

当然、ランバ=ラルはアムロの顔を知りませんから、「少年、わしの奢りだ」と、情けをかけて、ご飯まで奢ってくれます。いい人です。この時点で僕ならガンダムを手土産にランバ=ラルに尻尾振ってついていきます。

良かったなアムロ、これで飯にありつけるぞ! ……と思ったのですが、アムロは「あなたに物を恵んでもらう理由がありませんから」と拒絶。バカだなー正体バレてないんだから、素直に食っとけばいいのに。こんな僕は最初からラル様には相手にしてもらえないのでしょうか……ラル様ー!(揉み手)

そんなことをやっていると、ちょうどアムロを捜しにきたフラウ・ボゥが捕まえられてやってきます。「フラウ・ボゥ!?」と狼狽するアムロ。しょ、正体がバレる!?

……なんでこの女はこんな邪魔なことをするんでしょうか……。これもひょっとしたらブライトさんから命令されての嫌がらせかもしれませんね! そういえば最近アムロとはケンカばかりだったし、フラウ・ボゥもついにブライト派になったのでしょうか。

さて、捕らえられたフラウ・ボゥは、アムロと共に解放されますが、抜け目のないランバ=ラルに尾行され、ホワイトベースの場所が明るみに出てしまいます。

さっそく出撃するランバ=ラル。

ガンダムのいないホワイトベースでは、ラルにまったく太刀打ちできず、大ピンチに陥ってしまいます。

すると、そこへアムロがガンダムを駆ってやってきました。

ついに始まった、ガンダムとグフの最終決戦。

次回へ続く! ……のかと思いきや、5分ぐらいであっさりガンダムのビームサーベルがグフを貫き、決着します。

……弱! ランバ=ラル、弱!

まさかと思っていましたが、ランバ=ラル無能説がさらに濃厚になって参りました。

グフはそのまま爆発。しかし、ランバ=ラルはガンダムにワイヤーを取り付け、うまく脱出しました。どうやらガルマと違って、逃げ足だけは有能みたいです。

さて、アムロですが、成り行きでホワイトベースに戻ることになり、結局投獄されました。

「うぬぼれるなよ」「必要なのはお前じゃなくガンダムだ」などと、仲間から次々と辛らつな言葉を浴びせられるアムロ。

心なしかブライトさんの口調が弾んでいたような気がします。

これに対し、アムロもさすがにショックを受けたのか、「僕が一番ガンダムをうまく使えるんだ……一番うまく使えるんだ……!」と、誰も聞いていない主張を繰り返します。お前はちょっと黙ってろ。

さて、ランバ=ラルもシャアと同じように左遷されるのかなーと思いましたが、そこは熟練の将。どうやら、次回ランバ=ラルはホワイトベースに潜入してくるようです。確かシャアも同じことやっていたような……となるとランバ=ラルもいずれシャアと同じ運命(リストラ)を辿る!?


第二十話「死闘! ホワイト・ベース」

−−−

前回であっさり壊されたグフでしたが、肝心のランバ=ラルは、尻尾巻いて逃げ出したので無事でした。

一方のアムロは、またまた「ホワイトベース降ります」発言をして、同僚のリュウにぶん殴られます。つくづく成長のない男ですね。

さて、モビルスーツを失ったランバ=ラルは、後方に支援を要請。しかし、前々回登場したオカマ将軍マ・クベが、その依頼を握りつぶします。

そうと気付かないバカ正直なランバ=ラルは、仕方なく、モビルスーツなしでホワイトベースと戦うことを決意します。モビルスーツのないランバ=ラルなんて、あんこの入ってないあんパンです。

ちなみに、ホワイトベースに向かう途中、ランバ=ラルは、

「ふふふ……この風、この肌触りこそ、戦争よ!」と、物騒なことをつぶやきながらニヤニヤしていました。たいへん危険なオッサンです。

どうやら、ランバ=ラルは、白兵戦に持っていくつもりのようですが、かなり前にシャアも似たようなことしてましたね。なんだか、シャアという名前がひどく懐かしく思えます。今頃何をしてるのかな……やっぱりハローワーク通いかな……もちろんマスクつけっぱで。

――そして、ついに始まったホワイトベース内での死闘。

ランバ=ラルの戦争の腕前は知りませんが、ホワイトベースは素人だらけなので、あっさりラル隊の侵入を許してしまいます。

このピンチに、ブライトはやむなく、投獄していたアムロを解放。

実は、ガンダムには一足先にセイラさんが乗り込んで出撃していたのですが、セイラさんは、過去にガンダムを勝手に動かした挙句、ボコボコにされて戦いの足を引っ張りまくったという実績を持っているので、やっぱりというか、今回もザク相手に苦戦しまくり。

途中で無事にアムロと操縦をチェンジしましたが、時すでに遅し。ランバ=ラルとその部下たちは、狙い通りホワイトベースに侵入。あっという間に、サブブリッジを占拠します。

ここで、ランバ=ラルとセイラさんが鉢合わせ。

セイラさんを見て、驚愕の表情を浮かべ、「姫様!」と叫ぶランバ=ラル。

……ん? 姫様?

どうやら、ランバ=ラルの話によると、セイラさんはジオンの前指導者の娘で、本名アルテイシアとか何とかいうらしいです。そういえば、シャアと兄妹でしたから、そういうことになるわけですね。

前指導者に仕えていたランバ=ラルは、ここでセイラさんと会ったことに戸惑いを隠せません。

その一瞬の隙をついて、リュウが放った弾丸がランバ=ラルを捉えました。しかし、ラルのとっさの反撃でリュウも手傷を追います。

負傷したランバ=ラルは、もはやこれまでとばかりに、手榴弾を持ち、

「兵士の最期を見よ!」

と、飛び降り自爆します。

……なんでわざわざ派手に散ったんだろう……? 捕虜になるぐらいなら確実に死んでやるということでしょうか。戦争マニアの考えることはよくわかりません。

それよりも、ここまでを読み返して、ただのあらすじ紹介になっていることに気付いてしまいました。

ヤバイです。あらすじを知りたきゃアマゾンでも見ればいいだけのことなので、段々このレビューの意義が失われてきました……というか、最初に「レビューじゃなくて感想です」宣言しといて今さらなんですけども。

――次回。ラルの死を受けて、ハモンが動き出す! つーか、あの金髪の愛人、ハモンって名前だったのか!

ランバ=ラルが死んだことよりも、愛人が意外と重要なキャラクターだったことに驚きを隠せない!

ホワイトベースとガンダムにとって最大の危機、果たして乗り切ることはできるのか?

と同時に、このレビューにとっても最大の危機が今、訪れようとしている!(打ち切り!?)


第二十一話「激闘は憎しみ深く」

−−−

ここまでで、戦略的なことを押さえておくと……例のオカマ将軍マ・クベが治める鉱山を叩くため、地球連邦はオデッサ作戦の準備に入っていました。

ホワイトベースも、この作戦に参加するべく、急いでいるのですが……。

前回、ランバ=ラルのせいでボロボロに破壊されたホワイトベース。

ランバ=ラルと死闘を演じたリュウは、傷つき、寝込んでいます。

ところで、リュウは最初から登場するホワイトベースの優秀なクルーで、見た目はジャイアンです。でも性格的には一番真っ当な人間なので、特にいじりようがなく、放置してました。このレビューで触れていないということは、それはつまり普通の人であることを意味します。

さて、その頃、ランバ=ラルの金髪愛人(妻?)であるハモンが、ラルの敵を討つため、自ら出撃しました。

突然の敵襲に、混乱するホワイトベースの面々。

そんな中、再び独房に入れられていたアムロを、リュウとセイラさんが強引に外に出し、出撃させます。

勝手なことばかりされたブライトさんの額の汗がすごかったです。

「ガンダム、出ます。よろし?と尋ねるセイラさんに(“よろし?”ってまたナメてるなぁ)、「出すなと言っても出すんだろ!」とふて腐れるブライト。指揮官なのに、拗ねまくりです。ダメだこのリーダー……。

出遅れた感はありますが、いよいよガンダムが発進。前回の戦いで壊れた部分がまだ完全ではないのですが、ともかくガンダムでなければ対抗できないのですから仕方ありません。

そこへ、爆薬を大量に積んだコマみたいな車が突進してきます。

破壊すれば大爆発……ということで、必死に体当たりで止めるガンダム。しかし、動けないガンダムの背後から、ハモンの乗ったマゼラトップ(飛行機みたいなの)が迫ってきます。

ガンダムピンチ!

と、そこへやってきたコアファイター(こっちも飛行機みたいなの)が、マゼラトップに特攻。二機は爆発を起こし、そのまま砕け散ります。

いったい誰がコアファイターに……? と思ったら、乗っていたのはジャイアンでした。ジャイアンが死んだ……! 真人間が死んだ……!

ええと、これでホワイトベースに乗っているのは……?


アムロ(ヘタレ)

ブライト(嫉妬丸出しのリーダー)

ミライさん(地味)

セイラさん(足引っ張りまくりの姫様)

ハヤト(適当な顔)

フラウ・ボゥ(名前がマイケルジャクソンっぽい)

カイ(ネズミ男)





……全滅間近……か……。


第二十二話「マ・クベ包囲網を破れ!」

−−−

唯一の真人間であったジャイアンことリュウを失ったホワイトベース。

どんよりした空気が漂う中、今度はブライトさんがなんかちょっと変です。

「ガンダム……い、いや、ガンタンクで……」など、ろれつも回っていません。ついに無能をさらけ出し始めたのでしょうか。

とうとう倒れてしまったブライトさん。どうやら、心労とリュウを失ったショックが重なってしまったようです。情けない男だ。

一方その頃、オカマ将軍マ・クベのホワイトベース包囲網が、ちゃくちゃくと敷かれてきていました。

まずはその第一歩。こっそりと侵入したマ・クベの部下が、ホワイトベースに爆弾を仕掛け、レーダー以外の装置を破壊していきました。

でもなぜレーダーを破壊しなかったのか……?

その理由は、わざとレーダーをホワイトベースに使わせることによって、マ・クベの狙った方向へホワイトベースを誘導するというものでした。

マ・クベ……ただのオカマかと思えば、そうでもなかったようです。ただ突っ込むだけが脳だった戦争バカ・ランバ=ラルや、攻撃の良い的になりそうな色のザクを操っていた目立ちたがり屋のシャアなんかよりも、はるかに優秀かもしれません。だてに大佐はやっていないということでしょうか。

さて、オカマの思い通りに動いてしまったホワイトベース。ワナにかかったホワイトベースとガンダムに、次々とグフが襲い掛かってきます。

グフといえば、ランバ=ラルが操っていたザクの進化形みたいなモビルスーツですが、なんかもう普通に出てくるようになりましたね。RPGで言うと、前半のボスが後半ではザコ敵として登場するような感じでしょうか。

この危機に、倒れていたブライトさんも必死に起きようとしますが、体が言うことを聞きません。

「なぜ……体が動かん……怖いのか……? リュウ……ガンキャノンで左翼を……!」

もういなくなったリュウの名前を呼ぶなど、いよいよ壊れてきたブライトさん。

……こんな人にリーダーを任せておいていいのでしょうか。

さて、ブライトさんが倒れている間、指揮をとるのはミライさんです。

ミライさんといえば、おそらくホワイトベース内では1,2を争うぐらい大事な地位にいる人であるにも関わらず、その存在感の薄さも1,2を争うなど、地味な顔のせいで色々と損をしている人です。

さて、とにかく無事に逃げることを最優先するミライさんに、「あなたは逃げることしか考えないの?」と、キツイ言葉を浴びせるセイラさん。この人は、本当に女に容赦ありません。

きっと、自分のほうが美人で派手なのに、ホワイトベース内ではミライさんのほうが立場が上なことに嫉妬しての暴言なのでしょう。

いやー……女の戦いって怖いですね!

こんなふうに、散々文句を言っておきながら、ミライさんが「もうだめ……」とうなだれると、「しっかりして! 今のリーダーはあなたなのよ!」今度は責任を押し付けるセイラさん。

……僕、本当にあの人を殴りたくなってきた!(アムロ)


第二十三話「マチルダ救出作戦」

−−−

タイトルにもあるマチルダさんとは、かつて一回だけ登場し、アムロを男にした美しき指揮官です。

前回、繰り広げられた、セイラさんとミライさんの女の対決も見所ですが、このマチルダさんとフラウ・ボゥの戦い(というかフラウ・ボゥの一方的な妬み)からも、目が離せません。

さて、ついに物資が尽きてしまったホワイトベース。度重なる戦いのせいで、もう動くことすらできなくなりました。

それにしても、連邦軍の最新鋭モビルスーツガンダムを乗せているというのに、ちっとも地球連邦はサポートをよこそうとしませんね。……このへん、不景気の日本に通じるものがあるような気がします。いつの時代も、現場は大変なんですね……。

しかし、これ以上は無理だというホワイトベースの悲鳴が、やっと地球連邦に届き、補給物資が届けられることになりました。

運んでくるのは、マチルダさん。久しぶりの登場ですが、相変わらずセクシーです。長いまつ毛が麗しい少女漫画のような瞳……オレンジの髪……この圧倒的な存在感!

……ホワイトベースで対抗できるのは、セイラさんぐらいでしょうか。

ところで、この作戦は、実は裏切り者からマ・クベに漏れていました。

情報をつかんだマ・クベは、早速マチルダ隊を急襲します。

このマチルダ隊を助けるべく、アムロはガンダムで出撃。

「マチルダさん……! 僕が行くまで何とかがんばってください……!」

アムロの言葉の端々から、マチルダへの想いが溢れていて微笑ましいですね。フラウ・ボゥのアムロへの想いは、どうやら残念な結果に終わりそうです。

その頃、ミライさんは、ブライトから正式にリーダーの引継ぎを受けました。リーダーの座を離れた途端、急に登場回数の減ったブライト。やっぱり肩書きだけがとりえの男だったか……。

かくしてリーダーになったミライさんでしたが、早くもセイラさんと衝突。

「コアファイターはホワイトベースに残しておきましょう。万が一丸裸なところをジオンに襲われたら……」
「……コアファイター発進! ミライ、わたしを罰するなら罰して」
「……セイラ! わたしは正式に引継ぎを……! ……いいでしょう……」

まるで、「やれるもんならやってごらん。ふふふ」とでも言いたげなセイラさん。

てな具合に、ホワイトベース内の統率はガタガタです。

後は色々あって、無事輸送隊はホワイトベースに到着するのですが、僕は地球連邦とジオンの戦いよりも、様々なところで繰り広げられる女の戦いのほうが気になって仕方ありません!


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