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「カフェオレ・ライター〜誰も書かなかった映画レビュー〜」は、映画、漫画、ゲームから、管理人の私生活に至るまで、独自の視点で紹介するレビューサイトです。(基本的にネタバレ有)

スト2MOVIEレビュー

※完全ネタバレ



スト2といえば、言うまでもなく格闘ゲームブームを巻き起こした原点である超人気ゲームなのですが、あまりの人気ぶりに、なんとアニメ化されました。

そして、その劇場版スト2MOVIEも存在します!


今回は、そのスト2MOVIEを見ていくことにしましょう。


ところで、ここで一つの問題が浮かび上がります。

それはキャラの数です。

スト2といえば、総勢16名もの個性豊かなキャラクターが登場するゲーム。

当然、映画にも16名全部が出るはずです。

キャラにはそれぞれ固定ファンがいるはずですから、一人でも出さないと色々と問題もあるでしょう。

しかし、映画は2時間程度の長さです。

この長さの中で、どうやって16名ものキャラクターを、ストーリーを破綻させずに登場させることができるのか。

監督の腕が問われるところであります!


というわけでこの映画の見所は、16名のキャラの使われ方です。

では、ストーリーを追っていきましょう。

 

舞台は現代。

政治家らしき人物が、黒塗りの高級車から降りてきたところから始まります。

と、そこへ走ってきたのはキャミィ

ご存知、春麗に続いての女性キャラ。極限までハイレグった(死語)パツパツのコスチュームで、当時中学生だった我々の股間もパツパツにしてくれたセクシーキャラです(最低)。

このキャミィさん。いきなり政治家のボディーガードをボコボコにすると、政治家に飛びつき、首の骨をへし折ります。

え、悪役?

……と思ったら、どうやらキャミィは謎の組織「シャドルー」に洗脳されているとのこと。そういえば、そんな設定でしたっけ……。

シャドルーといえば、ボスであるベガを中心とした、世界征服をもくろむ組織。

元ボクサー顔を見せないナルシストなど、アレな人たちが最高幹部を務めているという、とてもファニーな集団でもあります。

その後、あっけなく逮捕されたキャミィは、身柄をインターポール(国際刑事機構)に引き渡されます。

そして、キャミィの出番は早くもここで終わります。

確かに登場するにはしたけど……これはこれで結構悲惨な使われ方のような……。


ともあれ、突如起こった政治家殺しに、インターポールは大騒ぎ。

きゅうきょ、「シャドルー壊滅作戦」が立てられます。

その任に当たったのは、春麗(チュンリー)。

中国人の美人捜査官です。

……インターポール本部でも、相変わらずチャイナドレスのまま勤務しています。そういうのは国際刑事機構ではOKなんでしょうか。

もしかしてチャイナドレスを脱げない病気なのかな、と思いましたが、その後普通に私服に着替えているシーンがありますのでそういうわけではないようです。

話のほうは、インターポールとアメリカ軍が協力してシャドルー壊滅作戦にあたろうということになり、春麗は、アメリカ空軍の少佐であるガイルを訪ねます。

この春麗とガイルは、割と重要キャラらしく、この後もストーリーに深くからんできます。

一方、ここまでまだ登場していませんが、リュウとケンは言うなれば主人公ですから、当然のように最重要キャラです。

かわいそうなのはそれ以外のキャラです。

例えば、拳法の使い手であるフェイロンは、香港にやってきたリュウと偶然出会い、闘いを申し込み、ボコボコにされます。

戦い終わり、「リュウ……また会おうぜ」と渋く見送るフェイロンでしたが、当たり前のように、この後、彼が登場することはありませんでした。

この時点で、フェイロンファンにはもう納得がいかないと思いますが、彼はまだマシなほうです。

サンダー・ホークはケンに勝負を挑んで一撃でやられ、何の見せ場もなく退場していきましたし、ダルシムはエドモンド本田とのバトルシーンこそありますが、

「強い闘気を感じる……」

と言いながら闘いを放棄してしまい、その後は出てきませんでした。


さらにディー・ジェイは、

ガイル少佐に「シャドルーには気をつけろ」と忠告されるシーンのみの登場で、闘ってさえいません。


ザンギエフとブランカに至っては、VIPが集まるパーティーの余興試合で闘うシーンにしか登場せず、ストーリーと無関係な脇役をやらされてました。


とにかく16人全員、意地でも出してやるぜ! という監督の意気込みだけは感じられますが、これならむしろ出ないほうがよかった、と誰もが思ったに違いありません。


とまぁ、そんな映画なんですが、

ストーリーのほうはリュウ、ケン、春麗、ガイル少佐、そしてベガをはじめとする四天王を中心に進んでいきます。


さて、リュウのライバルのケンですが、スポーツカーに乗って初登場します。

さすがカプコン一の色男。

しかし、何か違和感を感じます……。

と思ったら、ケンは半ズボンを履いていました。20代後半のいい大人が半ズボンて……。

しかも、着ているパーカの裾を半ズボンに入れています。

格闘家としても一流。実家は大金持ち。ルックスもバッチリ。でもファッションセンスは最悪……そんなギャップが、ケン様の魅力を支えているのかもしれませんね!


敵役に注目しますと、サガットはオープニングでリュウにやられて以降、登場だけはするのですが結局闘いませんでした。

バルログは春麗と戦ってビルから落ちて死にます。

バイソンは最後までベガのそばにいたのですが、エドモンド本田に倒されます。

時間の都合からか、戦闘シーンはカットされていました。


映画のラストでベガは倒され、シャドルーは壊滅。

世界には平和が戻ったのでした。


闘い終わって、リュウとケンは再び別々の道を歩き出します。



ところで、ふと思ったんですけど、格闘家としての力は互角でも、この二人って、

●スポーツカーを乗り回すケン
●放浪の旅を続けるリュウ

人生という点では完全に勝負がついてしまっていますよね。


どっちが勝ちかはあなたの価値観次第☆




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