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「カフェオレ・ライター〜誰も書かなかった映画レビュー〜」は、映画、漫画、ゲームから、管理人の私生活に至るまで、独自の視点で紹介するレビューサイトです。(基本的にネタバレ有)

ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔 レビュー 後編




雨が降りしきる中、いよいよローハン王国の命運を賭けた戦いの火蓋が、切って落とされました。

砦を死守しようとするローハン軍&エルフ軍。対するは、サルマンが放ったモンスターたちの群れ。

まずきっかけを作ったのは、エルフたちの弓でした。多少の効果はあったようですが、敵は数に物を言わせて、砦にはしごをかけ、上ってこようとしています。

が、上ってきたところに待ち構えているのは、言わずと知れた殺人鬼レゴラスでした。

待ってましたとばかりに敵を殺しまくります。

もちろん、威勢だけのギムリも戦うのですが……自慢そうに「2人討ったぞ」と、ギムリが叫んだとき、レゴラスは既に17人を抹殺していました。

すごいスピードです。ギネスに載りそうです。しかも、「17人目!」と叫ぶレゴラスの表情は、歓喜に満ち溢れていました。コイツは、どうやら天然の殺人鬼だったようです。

この後も、さらに順調に人数を稼いでいくレゴラス。前作ではやたら地味でしたが、戦争ではとても目立っています。


戦争も佳境を迎えた頃、敵が新たな戦法に出ました。

砦の一番弱い部分を爆破し、そこから一気に攻め入ろうというのです。

爆薬を持ったオークの侵入を許しては致命傷……アラゴルンは、レゴラスに「止めろ!」と叫びました。

それに応え、すかさず矢を射るレゴラス。

しかし、どうしたことでしょう。

それまで百発百中だったレゴラスの弓が、相手の急所を外してしまったではありませんか! それも2回も。

これはレゴラスが焦ったのでしょうか。……いえいえ、とんでもありません。

ここまでの戦況が良すぎたため、レゴラスは戦いに少し物足りなさを感じていたのです。

もっと殺したい……もっと血を見たい……そのためにはどうすればいいか。そう、戦況を五分に戻せばいいのです。

そこでレゴラスは、戦いを(正確には自分の殺戮を)もっと面白くしてやろうと、わざとオークを行かせたのです。

そして、レゴラスの狙い通り、ついに門は爆破。

オーク軍が、砦内になだれ込みます。

レゴラスの思惑通り戦況は混沌としてきたわけですが、ここで、またしてもギムリが自分の力もわきまえずにオーク軍に単身突入。

で、当然のように吹き飛ばされます。

結局、この軽率な行動では、敵を混乱させることはできず、アラゴルンを慌てさせただけでした。

そんなダメドワーフとは違い、この状況を作り出した張本人であるレゴラスは、さらに技の冴え見せ付けます。

なんと、スケボーの要領で階段を滑りながら射撃。……現代でこれができたら、間違いなくスケーター世界ランク1位になれますが、とにかくレゴラスの殺人技のテクニックには脱帽するしかありません。

きっと、常日頃から、こういう技ばかり練習しているのでしょうね。

ちなみに、弓矢に不利な接近戦では、矢を短剣のように使って敵を串刺しにするなど、まるで死角がありません。

多分、レゴラスなら飛天御剣流あたりも使えるんじゃないかと思います。

むしろ、サウロンなんて、指輪を捨てなくても、レゴラスに任せておけばサクッと殺ってくれるんじゃないでしょうか。

なるほど……旅の仲間を募ったとき、レゴラスが真っ先に志願した意図がやっとわかりました。せっかく鍛えた殺人技を使いたくてしょうがなかったのだと思います。


一方、ヘタレのギムリは、アラゴルンとともに敵に奇襲をかけようと橋の横から近づきますが、足場から橋まで堀があるのを見て、

「跳べないから投げろ」

と、人に頼る始末。

もう、どうしようもないグズです。早く実家に帰ってほしいですね。

このギムリのヘタレが原因で敵陣に取り残されたアラゴルンたちでしたが、レゴラスの機転で脱出。またしてもレゴラスのおかげです。

どうやら、最初は個々が互角かと思われたこのパーティーですが、実際のところは、

レゴラス=レベル50

アラゴルン=レベル25

ギムリ=レベル

といったところだったようです。

ちなみに、ホビットどものレベルは1なので、ギムリはホビットに毛が生えた程度ということになります。

さて、戦いはいよいよ終盤。

ここで、行方をくらましていたガンダルフが、ローハンを追放されていたエオメルとその軍勢を連れて加勢します。

危険なことは一切せずにおいしいところだけ持っていくとは……コイツもまた、さすがの小賢しさですね。

これで、一気に形勢は逆転。

あっさり人間たちの勝利になったわけなんですが、これはレゴラスにとっても予想外の出来事でした。

(ガンダルフさえ余計なことをしなければ、もっともっと殺せていたのに……!

と、ほぞをかんだかどうかは定かではありませんが、きっと思ったに違いありません。

そう、殺人鬼レゴラスにとっては、こんな戦いはまだまだ序章にすぎないのです。

もっと血を! もっと殺戮を!

一度火がついてしまったレゴラスは、もう誰にも止められません。


いよいよ、ロード・オブ・ザ・リング完結編「王の帰還」へと、物語は移ります。

知られざる、ホビットたちの恋慕の行方と、レゴラスにいいところを持っていかれてしまった魔王ガンダルフの挽回に注目!

そして何より、殺人鬼レゴラスの殺戮シーンが満載!(予想)


キミも、この興奮を見逃すな!



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