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「カフェオレ・ライター〜誰も書かなかった映画レビュー〜」は、映画、漫画、ゲームから、管理人の私生活に至るまで、独自の視点で紹介するレビューサイトです。(基本的にネタバレ有) |
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ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔 レビュー 前編 ※完全ネタバレ さぁ、ロード・オブ・ザ・リング2の時間がやって参りました。
その注目キャラとは、
ヘタレのギムリ
この「二つの塔」では、彼らの真の姿が明らかになります。 まず、映画冒頭で、ガンダルフが敵を倒しながらも足を取られ、闇へ落ちていくシーンのおさらいから始まりますが、今回ガンダルフはどうでもいいので飛ばします。 ちょうどそのころ、セットで拉致られたメリーとピピンを追って、アラゴルン一行が先を急いでいました。 一人遅れているギムリに、「急げ!」と叫ぶレゴラス。しかし、ギムリは、 「三日三晩 追い続けてる 何も食わず 休みもせず・・・」 と、早くも弱音を吐いていました。 この時点で、すでにレゴラスとギムリの力の差がはっきりと表れています。 しかし、それも当然と言えば当然。 ……考えてもみてください。 旅立ちのとき、各種族から仲間を選抜したわけですが、ドワーフ族はギムリ以外が全滅していたので、言うなれば選択の余地はなかったわけです。 それに対し、レゴラスはエルフ一族からの選抜。 力の差があって当然です。それを、「旅の仲間」という枠でひとくくりにしてしまったから、彼らの実力の違いがはっきりしなかったわけですね。 しかし、旅もいよいよ中盤。ここへきて、前作ではわからなかった彼らのレベルの違いが見えてきました。
「ギムリ すぐ追いつけるぞ!」と、余裕を見せるレゴラス。 それに対して、ギムリは、 「長距離はヨワい ドワーフは短距離型でね。しかし、短距離なら誰にも負けん」 と、またしても惨めな言い訳を始めます。 俊敏さなら負けないと言いたいのでしょうか。しかし、後ほどわかりますが、ギムリは白兵戦における俊敏さでも、レゴラスよりはるかに劣っていました。 RPGでも、動きの遅いキャラは他のキャラにおいしいところを持っていかれがちですが、まさにギムリはその典型と言えそうです。
肝心のローハン王は、サルマンが送り込んだ腹心グリマにすっかり心を壊され、廃人状態。有能な将軍であるエオメルも、グリマによって追放されてしまうなど、ローハン王国はまさに風前の灯火状態に陥っていました。 そのころ、アラゴルン一行は、ちょうどローハン王国を目指して旅を続けていました。 相変わらず、ギムリは走るスピードが遅く、他の二人に迷惑をかけっぱなしです。 しかし、当の本人は開き直っているのか、 「呼吸し続けよう 呼吸こそが肝要だ」 と、よくわからないことを言っていました。
騎士たちは、三人を取り囲み、威圧しながら、 「エルフと人間とドワーフが我々の領地に何用か?」 と、尋ねてきます。 やはり、怪しまれているようです。直後に、槍を突きつけられ、ピンチに陥る三人でしたが、ここでヘタレのギムリが、 「そっちが名乗ればおれも名乗ろう」 と、自分の力をわきまえずに生意気なことを言い出します。 案の定、それが相手の逆鱗に触れたらしく、 「首が高い所にあれば 切り落としてやってる」 と、騎士に脅されます。 すると、そのセリフに、今度はレゴラスが逆ギレ。 「その前に矢が飛ぶぞ」 ……自分が言われたわけではないのに、弓を構えて挑発します。 しかし、アラゴルンになだめられ、不満そうな表情で弓を下ろすレゴラス。どうやら、この好戦的なエルフは、早く誰かを殺したくてウズウズしているようですね。 ……もっとも、何十人もの騎士に囲まれているこの状況で矢を放てば、今度はレゴラスが穴だらけになっていたのは間違いないのですが。 彼の、血を見るためなら危険もいとわない性格が、よく現れていますよね。
そこで、なんとガンダルフと再会。 しかも、いつの間にか”灰色のガンダルフ”から”白のガンダルフ”へとクラスチェンジしていました。レベルアップしたことで、調子こき始めたガンダルフでしたが、どうせ手品並の魔法の実力は変わってないはずです。変わっていても、もはやガンダルフへの興味はありません。 僕は、ひたすら殺人エルフに注目していきます。
やっと魔法使いらしいところを見せたガンダルフですが、その直後、「5日後に戻る」とだけ言い残してローハンを去ってしまいました。 まもなく、ローハンにオーク軍団が攻めてくるという情報を見越しての、素早い身の処し方です。 さっきまで、「わしは”白のガンダルフ”じゃ」と偉そうにほざいていた男と同一人物とは思えません。 身の危険を感じると、さっさと逃亡とは……これから先、出世しようと思う方は、ぜひガンダルフを見習うといいでしょう。 ともあれ、いなくなってしまったものは仕方ないので、残ったアラゴルン、レゴラス、ギムリは、民とともにヘルム峡谷へと避難を開始します。 この峡谷に建造された砦は、難攻不落と呼ばれており、さすがのサルマンも一筋縄ではいかないと判断したのか、300のローハン軍に対し、なんと10000ものオーク軍を向かわせます。 300 VS 10000 です。 張飛が100人ぐらいいないと勝てません。 そうそう、すっかり忘れていたのですが、フロドとサムも順調に旅を続けていますよ。 軽くフロドたちの足跡をまとめておきましょう。 ゴラムの道案内で、黒門へと急ぐフロドたちでしたが、途中で沼に落ちたりと、何度もピンチに陥ります。そして、そのたびにサムのフォローで何とか急場を凌いでいます。 ……前から思っていたんですけど、サムって明らかにフロドに惚れてますよね。 いえいえ、いいんですよ、恋愛の形は自由ですから。 まぁ、この恋の行方は、おそらく完結編「王の帰還」で明らかになるんじゃないかと思います。そんなホビット道中ホモ栗毛は放っておいて、再びレゴラスへと注目しましょう。
先頭を歩いていた兵士が、敵の斥候にあっさり殺されますが、異変を感じ取って真っ先にやってきたレゴラスが、嬉々として敵を殺し始めます。 どうやら、最近戦闘がなかったので、殺人狂としてはよほどストレスがたまっていたようです。 その後、追いついてきた敵の軍団と、ローハン騎士団が戦闘を開始。 レゴラスとギムリも、当然参加しますが、100%の精度で矢を命中させるレゴラスに対し、ギムリは落馬してしまうという体たらく。 しかも、ギムリは敵の攻撃を受けたわけでもなんでもなく、一人で勝手に落ちただけです。 馬にも乗れないようなやつが戦争できると思うな、と言ってやりたいですね。 さらに、落馬したギムリに襲い掛かってきたオークを、レゴラスが横から援護して射殺します。 すると、助けてもらったにも関わらず、 「横取りするな!」 と、相変わらず威勢だけはいいギムリ。 レゴラスに横取りされなければ、逆にギムリの命が取られていたと思うのですが……。 その後も、みんなが必死で戦っているときに、ギムリだけ敵の死体の下敷きになって、動けなくなっていました。 とことん使えないやつです。これで兵糧だけはしっかり消費するのですから、むしろ邪魔者。 ギムリにはこれまでのヘタレぶりを反省し、潔く戦死してもらいたいところです。
ここで、きたるべき戦争に備えて、必死で軍備を整え始めます。 しかし、なんといっても味方300人に対し、敵は10000人。 いくら殺人狂レゴラスが一騎当千といっても、彼一人ではどうしようもありません。 おまけに足を引っ張るのが見えみえのギムリまでいます。
と思った時、なんとエルフの軍団が加勢しに現れました。使えないドワーフと比べて、エルフは実に優秀です。 そして事態は、レゴラス大活躍の後編へ続く! |