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「カフェオレ・ライター〜誰も書かなかった映画レビュー〜」は、映画、漫画、ゲームから、管理人の私生活に至るまで、独自の視点で紹介するレビューサイトです。(基本的にネタバレ有)

スカウト大作戦! その3




スカウトマンからもらった名刺とパンフレットには、割と著名な有名人の名前もあった。

どうやら、よく聞く詐欺臭い事務所とは違うようである。

でもまだまだ油断はできない。



そして3日後、スカウトマンから電話がかかってきた。




「あ、どうも。こないだスカウトさせていただいた者ですけど」


「どうも…」


「さっそくなんですが、どうですか? よければ一度事務所のほうに来ていただいて詳しいお話をさせていただきたいんですが」


「はぁ…」



どうしようか迷ったが、何となく面白そうだったので誘いに乗ってみることにした。

ネタにもなりそうだったし。




「じゃあまた3日後に、ハイ、よろしくお願いしますね」



そう言って電話は切れた。



そして事務所訪問当日。

交通費は出るのだろうかとしょぼいことを考えながら、僕は事務所がある某オシャレタウンへと向かった。

普段来ることがない街なので、見るものすべてが新しい。

さすがに流行の最先端を行く街で、ただの路面店もガラス張りになっていたりと、アーティスティックだ。



目的の事務所は、ジュエリーショップが入っているビルの3階にあった。


ドアには、なぜか「オーディション会場」の文字が。




もしかして…今、オーディション中…?

何となく嫌な予感を抱えながら、ドアを開けて中に入ると、




「うわぁ」



思わず声が出た。



おそらく待合室だと思われるそのフロアにいる人たち。

僕よりも若い人もいれば、年上らしい人もいるが、皆美男美女ばかり。

さすがはオーディションである。光り輝くオーラを出しているタレントの卵たちがひしめき合っている。

そこに入っていった一般人の僕…。

浮いてる。

僕、完全に浮きまくってる。




僕が入った途端、突き刺さる視線。




僕に向けられたその目は明らかに「ん? スタッフ?」と言っていた。


違うんです…自分でもよくわかんないけど…なぜかスカウト…されちゃって…



いたたまれなくなり、ヘコヘコ頭を下げながら受付らしいところへ向かう。


そこに座っていたスタッフ(本物)のお姉さんに、

「あのぅ、○○なんですけど…」と告げると、

「ああ、ハイ、じゃあこちらでお待ちください」

と、オーディション志願者たちの隣の椅子を勧められた。



再び突き刺さる視線。

当然である。

志願者たちの視線は明らかに「お前も受けるの!?」という驚きを含んだものだった。



ええと、僕も、何でこんなことになったのか不思議ざますよ…。




(続く)





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