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「カフェオレ・ライター〜誰も書かなかった映画レビュー〜」は、映画、漫画、ゲームから、管理人の私生活に至るまで、独自の視点で紹介するレビューサイトです。(基本的にネタバレ有)

ラストサムライ レビュー

※完全ネタバレ



あのトム・クルーズが日本を舞台にしたハリウッド映画を撮る! ということで話題になった「ラストサムライ」。

ずいぶん遅れたけど、やっと僕も借りて見てみました。

弟からは「見ないほうがいい」とまで酷評されてたけど、何しろ主演はあのトムさんだからね、きっと面白いと思うんだ。

そんなわけでレビューいってみよう! ネタバレ上等!


……と思ったんですけど、これ、まともにレビューするとすげー長くなってしまいそうなんで、はしょりながら要点だけをまとめましょうか。

とりあえず主な登場人物は、


トムさん

ケン・ワタナベ(あえてこう呼ばせてもらおう!)

真田さん

小雪


このへんがメインキャストになるのかな。

さて、簡単にあらすじを紹介すると、


時代は明治初期。

既に廃刀令が出され、侍の時代が終わりを告げた頃、明治政府にたてつく一人の侍がいた。

それが我らがケン・ワタナベ!

彼は、まぁ早い話がテロリストでしょうか。


そんな日本に、政府側の兵士訓練指南役としてアメリカから呼ばれたのがオールグレン大尉ことトムさん。

役名がなんか複雑だったんで僕はすぐ忘れてしまいました。なのでこれからはトムさんと呼ばせていただきます。


そのトムさんが兵士を鍛えて、ケン・ワタナベと戦うわけだけども、予想外のケンの強さにトム軍惨敗。

トムさんはケン・ワタナベ軍の捕虜になってしまうわけです。


ところが、丁重に扱われるうちに、ケン・ワタナベ、真田さん、小雪あたりと心を通わせ、武士としての誇りに目覚めるトムさん。

そして、最終的にトムさんは武士道を学び、ケン・ワタナベと共に政府軍に立ち向かうことになるのです。

ここまでを簡単にまとめましょうか。


1.トムさん、政府に雇われる。

2.トムさん、敵であるケン・ワタナベの捕虜になる。

3.トムさん、一緒にいるうちにケン・ワタナベたちと仲良くなる。

4.トムさん、ケン・ワタナベの思想に感化され、政府軍に牙を剥く。


んんっ?

この流れ……なんか僕、知ってますよ。

どこかで……どこかで見たなぁ……TVだったか本だったか……。


……!



ストックホルム症候群!

※ストックホルム症候群とは

被害者が犯人に、必要以上の同情や連帯感、好意などをもってしまうこと」を言う。これは、誘拐や監禁などで犯人と接触する時間が長い場合に起こる。

銀行強盗に人質にとられた人が、いつの間にか強盗と仲良くなってしまうっていうやつですね!


そうなんです! トムさん(被害者)は、ケン・ワタナベ(犯人)との長期間における接触で、ストックホルム症候群にかかってしまったわけなんですよ!

つまり、トムさんは病気なんです!

でないと、もともと政府側の人間だったトムさんが、テロリストであるケン・ワタナベに組するはずがないじゃありませんか!


……あっ、なるほど……病気だから、トムさんだけ最後まで政府に殺されなかったわけですね。

確かに刑法第39条を見てみても、

刑法第39条

1、心神喪失者の行為は、これを罰せず。

2、心身衰弱者の行為は、その形を軽減す。

と、ありますもんね!

うーん……この話は奥が深いなぁ……。まさか「ラストサムライ」が現代犯罪の闇にメスを入れる問題作だったなんて……。


ところで、ラストサムライを見てない人のために説明しとくとですね、

結局、ケン・ワタナベ率いるテロリスト一味は、政府軍の持つガトリングガンという文明の利器の前に屈して全滅してしまうわけです。

で、そのときケン・ワタナベは自害するわけですが、トムさんだけは生き残って、なぜかちゃっかり天皇に謁見したりしています。

ここからも、政府が病気のトムさんに、寛大な措置をとったということがわかりますね!



「ラストサムライ」……それは犯罪学と心理学の融合を目指したトム・クルーズの意欲作だったのかもしれない……。



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