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「カフェオレ・ライター〜誰も書かなかった映画レビュー〜」は、映画、漫画、ゲームから、管理人の私生活に至るまで、独自の視点で紹介するレビューサイトです。(基本的にネタバレ有)

ロード・オブ・ザ・リング王の帰還 レビュー後編




前編を読んでない方はそちらからどうぞ。

ロード・オブ・ザ・リング第二作目のレビューで書いた、ホビット道中ホモ栗毛が実現してしまったフロドとサムの旅なわけですが。

フロドの身体を虎視眈々と狙うサムと、貞操に危機感を覚えているフロド。

二人の緊迫したせめぎ合いはまだまだ続きます。


さて、まだまだ続く道中で、持ってきた最後の水を口にするフロド。

「帰りの分がなくなるよ」と、心配するフロドに、

「帰りの旅は、もうないでしょう」と、答えるサム。

……どうやら、サムは帰らないつもりのようです。

フロドと心中するつもりでしょうか。愛って、時に人を暴走させるんですよね。


ところで、フロドは長旅の疲れと、指輪の重責で、もう心身ともにボロボロです。

そのフロドを献身的に支えるサムは、フロドが疲れて動けないのをいいことに、段々と肉体的な距離を縮めていきます。

どさくさに紛れて、フロドを抱いてみたり唇に接近してみたり。

もう指輪なんて、どうでもよくなってきたのかもしれません。

そう。いま守るべきなのは、世界の平和ではなく、自分の尻だよフロド。

倒すべきはサウロンではなく、目の前にいる庭師だよ。

そんな僕の願いも虚しく、もはや力尽きて動けないフロド。

すると、サムがフロドをかついで、山を登り始めました。いったい、何がサムをそこまで駆り立てるのでしょうか。こんなの、実の親の介護でもなかなかできませんよ。

ボロボロになりながらも、やっとのことで指輪を捨てる場所へたどり着いた二人でしたが、フロドがなかなか指輪を手放しません。

……もしかしたら、「この指輪さえあればサムから逃げられる」と思っていたのかもしれませんね!

だとしたら、指輪を捨てられなくても仕方ないです。


この後の展開は、実際に見ていただくことにしましょう。

クライマックスは圧巻です。

でも、サムとフロドの恋物語とは方向性が違うので、スルーします。


結果だけ書くと、指輪はゴラムと一緒に溶岩へ呑まれて、消滅します。

同時に、サウロンも滅び、世界には平和が戻りました。

意識を失ったフロドが、次に目を覚ますと……そこは、懐かしい旅の仲間たちの顔がそろった寝室でした。

仲間たちと抱き合い、喜びを分かち合うフロド。

しかし、フロドがサムと顔を合わせたとき、なんかちょっと空気が変わったことに僕は気づいてしまいました! ここは必見のシーンです。

なぜか、男の顔になっているサムと、女の顔になっているフロド。

!?

……二人に、何があったんでしょう。

まさか、サムの想いが届いてしまったのでしょうか!?

でも、その成就する場面は当然カットですよね。子供も見られるファミリー映画「ロード・オブ・ザ・リング」では、流せないシーンですから。

映画の方は、アラゴルンの戴冠式があって、大団円……といきたいところでしたが、実はもうひと悶着あります。

それが、ホビット庄での出来事。

なんと……サムが村娘と結婚します。

……いや、お前ここまで引っ張っておいてそれはないだろ。

ええと……これは当然アレですよね。偽装結婚ですよね?

ほら、表向きだけ祝福しているフロドの目が言っていますよ。「ボクとは遊びだったの?」ってね!

それにしても、恐るべし庭師サム……まさかこんな凄腕の遊び人だったとは恐れ入りました。フロドを口説くと同時に、別の女性にもちょっかいを出していたなんて……。

――時が経ち、サムが子供を二人も作ってしまったことに耐え切れなくなったフロドは、村を出る決心を固めます。

まぁ、サムに対するあてつけだったのかもしれませんが、この駆け引きはフロドの負けで、結局サムが追いかけてくることはありませんでした。

が、フロドも言い出した手前ひけなくなって、本当に旅立つことに。

……サムへの最後のキスには、フロドの想いが十分にこもっていました。


そんなこんなで、超大作ロード・オブ・ザ・リングのレビューを終わりたいと思います。

機会があれば、ぜひ失恋して旅立ったフロドのその後も、映画化してほしいですね!


関連レビュー:指輪物語には衝撃のアニメ版が存在した!




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