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「カフェオレ・ライター〜誰も書かなかった映画レビュー〜」は、映画、漫画、ゲームから、管理人の私生活に至るまで、独自の視点で紹介するレビューサイトです。(基本的にネタバレ有)

ロード・オブ・ザ・リング王の帰還 レビュー前編

※完全ネタバレ



ついにこの日がやってきた。

ロード・オブ・ザ・リングの集大成にして、21世紀最高傑作とも言われる大作「王の帰還」をレビューする日が……。

これまで、シリーズを追うごとに、次々に仲間の本性が暴かれていくという恐ろしい展開を見せていたロード・オブ・ザ・リング。

ちなみにここまでをおさらいしておくと、

1作目・・・ガンダルフこそが黒幕であることが判明する。

2作目・・・レゴラスの殺人鬼っぷりが立証される。

……さすがは21世紀最高の映画!(色々な意味で)



これなら完結編である「王の帰還」も、期待できるというものです。


それではさっそく参りましょう。

さすがに完結編だけあって、見所満載の出来になっています。

正直「旅の仲間」ではそれほど面白いと思わなかったのですが、回を追うごとに面白くなり、この「王の帰還」でやっとロード・オブ・ザ・リングの面白さを知りました。


そんな完結編である本作の見所は、大きく分けて二つ。


○ 20万を超えるサウロンの大軍に、アラゴルンたち旅の仲間とゴンドール王国はどう立ち向かうのか。

○ フロドは果たして指輪を捨て、全てに終止符を打つことができるのか。


もちろん、これらがメインであることは間違いないのですが、そんなものは映画を見ればわかります。

なのでそんな誰でも楽しめる部分はレビューしません!

今回は、そう、きっと皆さんも一番気になっているであろう部分をレビューしたいと思います。

ずばり、フロドとサムの関係について。



一部ではサムはホモだという声も聞かれる中、実際に僕が場面を追いながら検証していきたいと思います。

なので、今回ガンダルフとかレゴラスとかは一切出てきません。

ただ、気になっている方のために簡単に説明しておくと、ガンダルフはゴンドールの宰相を事故に見せかけて暗殺し、ラストシーンではちゃっかり自分が戴冠式を主宰していましたし、レゴラスは戦場で生き生きと飛び回っていました。最後まで傷ひとつなかったのはレゴラスだけでした。


……ハイ、前置きが長くなりました。

それでは、フロドとサム、そしてフロドと二人きりになりたいサムにとっては邪魔者以外の何者でもないゴラム、三人の旅を見ていきたいと思います。


物語は、フロドとサムの目覚めのシーンから始まります。

よく見ると、二人が寝ている場所には微妙な距離がありますが、これが今の二人の心の距離を表しているのだと思います。

サムはただの庭師。身分違いの恋ってやつですね。

目覚めた二人は、再び旅に出ます。

「眠れました?」

と尋ねるサムに、首を横に振るフロド。

なるほど、熟睡するといつサムが襲ってくるかわかりませんものね。


ちなみに、一緒にくっついているゴラムは、二人を案内する役目を担っていますが、その実、内心では指輪を虎視眈々と狙っています。

そんなゴラムを、人のいいフロドは信用していますが、サムはまったく信用していません。というか、むしろ早くいなくなってほしいと思っているようです。

それは、ただゴラムの態度が怪しいからではなく、フロドと早く二人になりたいからだからに違いありません。

もちろん、フロド自身も段々と危機感を募らせてきているようで、隙あらば逃げ出そうとしますが、すぐにサムに捕まってしまい、逃げられません。

ところが、この後フロドとサムはゴラムの策略にはまって、大喧嘩してしまいます。そして、フロドがサムに、

「消えるのは、お前だよ」

と、別れを宣言します。

失恋を想定していなかったサムは、号泣しながら弁解しますが、フロドは聞きません。

このときのサムの顔……ご覧になるとわかるのですが、ものすごく汚い顔になっています。

もしかして皆さんもフラれた時には、こんな顔になっているかもしれません。要注意ですよ!


泣きながら、去っていくサム。

対して、フロドはゴラムと共に先へ進みますが、いきなり蜘蛛の姿をしたモンスターに襲われます。フロド危うし!

こんなときいつもなら身を挺して守ってくれるサムは、もういません。

結果、弱っちいフロドでは抵抗らしい抵抗もできず、捕らえられ、丸められてしまいます。

このまま死んでしまうのかと思いきや、そこへ、去ったはずのサムが助けにやってきました。

剣を手に、敢然と大蜘蛛に立ち向かうサムの姿は、まさに鬼神。

それもこれも、すべてはフロドを助けたいがためです。もはやただの庭師の行動ではありません。

死闘を繰り広げた結果、なんとサムは、大蜘蛛を退治してしまいます。

愛の力は恐ろしいですね。

ちなみに捕まっていたフロドは、糸に巻かれ、仮死状態になっていたせいで、なんかエジプトの王女みたいな顔になってました。

フロドらしき物体。

さて、仮死状態ではあるものの、時間をかければ復活するはずのフロドでしたが、新手の登場により、再び連れ去られてしまいます。

捕まって、また捕まって、まるでフロドはヒロインですよね(ヒーローはもちろんサム)。

場面は変わって……連れ去られたフロドが目覚めると、なぜか裸でした。

どうやら服はオークたちが剥ぎ取ってしまったようですが、これはやばい!

違う意味でやばい!

すると、案の定、そこへ勇者サムが登場します。

フロドの裸に興奮してアドレナリン出まくったのか、お前そんなに強かったっけ?と聞きたくなるほどのレベルの違いを、オークに見せ付けた勇者サム。

いやぁ、助かりました……いや、命は助かったけど、フロドの貞操は助かってない!

……両手を縛られ、裸に剥かれたフロド……。

今なら、サムは想いを遂げることが出来ます。

でも、ここで強引にフロドを押し倒したらそれはレイプすよね。

さすがのサムも、それは思いとどまったようです。

……ところで、この一連の事件を通して、フロドはサムの気持ちを察し、身の危険を覚えたようで、この後、なぜか二人は、鉄のマスクを着用していました。

なぜ急にそんなものをつけたのか、さっぱりわかりませんが、たぶんフロドがサムを警戒するあまり、貞操帯代わりにかぶったんだと思います。

とりあえず、唇を守らなければ……!という決意の表れです。

指輪を捨てるという目的はどこへやら、むしろ捨てるのはフロドの処女かもしれないという衝撃的な展開。

この後、目が離せないッ……!




後編へ続く。




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