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「カフェオレ・ライター〜誰も書かなかった映画レビュー〜」は、映画、漫画、ゲームから、管理人の私生活に至るまで、独自の視点で紹介するレビューサイトです。(基本的にネタバレ有)

紅の豚レビュー

※ネタバレ



おそらく、何も知らない人が見たら、100%ツッコまずにはいられないジブリアニメ。それが「紅の豚」です。

……とりあえず、主人公が豚。

他のキャラたちはすべて人間であり、現実社会が舞台になっているのにも関わらず、主人公が豚であることに対して、ツッコミを入れるキャラがいないのは、仕様なのか、それとも見る人にツッコミを丸投げしているのかはわかりませんが、とにかくこの映画を語る上で重要なキーワードは、

「ツッコんだから負けかな、と思っている」(byニート)

……です。

とはいえ、映画中には数々の罠が仕掛けられています。

そこで、今回は映画の中の主なツッコミポイントと、ツッコミの例を紹介したいと思いますので、皆さんも鑑賞本番に先駆けて勉強しておいてくださいね。


題して、「正しい『紅の豚』鑑賞法」


さて、映画冒頭。

静かな浜辺にパラソルを立て、バカンスを楽しむ一人の男が映し出されます。

カメラが段々と近づいていくと……そこに寝ていたのは一匹の豚でした。

この時点で観客の皆さんは驚かれると思いますが、そこで終わらないのが宮崎流。豚に驚いた次の瞬間、パラソルの中に置いてある電話が、けたたましく鳴り始めます。

どうやって電話線を引いているんだろう、とかそういうツッコミは野暮です。それよりも、豚が普通に電話に出た上に、仕事の依頼を受けていることに驚いてください。

豚への依頼内容は、空賊(海賊の空中版)を追い払い、さらわれた子供たちを助けてほしいとのこと。

豚の仕事とは、飛行機乗り。

元々は大戦で活躍した軍隊の英雄でしたが、戦争が終わり、仕事がなくなったので、こうしてフリーで稼いでいるのでしょう。

どうやら事態は切迫しているらしく、慌てた口調で説明する電話の相手に対し、豚は、

「安い仕事は、やらねえぜ」

と、ものすごく強気です。どうやらタダの豚ではないようです。


この後の展開でも、美女が豚に惚れていたり、色々とツッコみたくなるところはあるかと思いますが、次に注目すべきは食事のシーン。

閉店後のレストランで、豚がステーキを食べている場面に注目です。

ワインを飲み、ナプキンまでつけるという本格派な豚。

ここでは迷わず、

「それは共食いだろ!」

と、ツッコンであげましょう。


そして次は、銃を買うために(!)武器屋の友人を訪ねた豚が、

「豚に国も法律もねえよ」

と、偉そうにつぶやくシーン。

確かに国も法律もないのですが、人ではないので人権もないかと思われます。ここは鋭く、

「豚を裁くのは法律ではなく、肉屋です! しかも“裁く”じゃなくて“捌く”です!」

と、ツッコむのがよろしいかと思われます。


さらには、戦争中の友人が、豚に「軍隊に帰ってこないか」と誘うシーン。

ここでも豚は、

「俺は、俺の稼ぎでしか飛ばねえよ」

と、カッコつけてました。

皆さんは躊躇することなく、

「それはどの部位を売った稼ぎだよ!」

と、ツッコミを入れましょう。


最後に、とどめとなるツッコミは、

「飛ぶのは危ないからやめて」と、美女に諭された豚が、

「飛ばねえ豚は、ただの豚だ」

と、開き直るシーンです。

このセリフはとても有名ですので、ツッコミにも遠慮は不要です。

「豚が飛んでたら、それは空輸されてる冷凍の豚肉だろ!」

と、全力でキレながらツッコみましょう。



……まぁ、ツッコミを入れている時点で、既にジブリの術中にハマっているわけですが、我慢するのは体にも悪いですしね!

以上で、『紅の豚』ツッコミ講座を終わりたいと思います。




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