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「カフェオレ・ライター〜誰も書かなかった映画レビュー〜」は、映画、漫画、ゲームから、管理人の私生活に至るまで、独自の視点で紹介するレビューサイトです。(基本的にネタバレ有) |
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世界の中心で、愛を叫ぶ レビュー ※ややネタバレ発行部数321万部を突破した大ヒット小説「世界の中心で、愛を叫ぶ」。 社会現象を巻き起こし、ドラマ化や映画化もされました。 今回は、映画版「世界の中心で、愛を叫ぶ」のレビューをお届けしたいと思います。
この映画は、 ○ 大人の松本朔太郎(現在) ○ 高校生時代の松本朔太郎(過去) の二つの時代を交互に映しながら進んでいくという撮り方をしています。 いきなりファーストカットで、テープに入った女の声が僕らを恐怖のどん底に陥れてくれます。さすがはリングに並ぶ日本最大のホラー映画ですね。 まぁそれよりも怖いのは、夜景に浮かび上がる柴崎コウの顔かもしれませんが。
ある日、朔太郎(大人)の恋人である律子が、置手紙を残して失踪します。 彼女の行き先が四国であることを知った朔太郎は、律子を追いかけますが、実は四国は朔太郎にとっても思い出深い地なのでした。 それは、高校生時代の恋人、アキとの日々。 朔太郎は、17年経った今でも、アキの思い出に縛られ続けています。 なぜか…それは、アキの声が入ったテープを今でも持っているから。 俄然、物語が気持ち悪さを帯びてきましたね。 ちなみに、なぜ律子が失踪したのかは見ていただけるとわかりますが、まぁ一言で言うならアキの呪いです。
美人でスポーツ万能のアキに言い寄られ、まんざらでもない朔太郎。あっという間にアキの虜になってしまいます。 このとき、誰が予想したでしょうか。 まさかアキが貞子イズムの継承者だったなんて……。
時には墓を荒らしたり、それちょっと思い出じゃないやんってツッコミたくなるようなものまでありますが、そこはご愛嬌です(いいのかな?)。
アキは病に倒れ、亡くなってしまうのです。 それから17年…朔太郎は律子を追いかけ、アキとの思い出の地である、母校にやってきました。 休日なのか、それとも既に使われていないのかはわかりませんが、人影のない、いかにも何かが出そうな雰囲気のある学校です。いよいよホラー映画「せかちゅー」の本領発揮でしょうか。 そして朔太郎は、何かに導かれるかのように体育館へ。 誰もいない体育館、静まり返ったステージに、恐怖映画の定番アイテムである、一台のピアノがポツンと置いてあります。 ここにきてから、朔太郎は、ずっと生前のアキの声が入っているテープを聴いているのですが、その声が朔太郎に指示を出します。まるで朔太郎の行動をすべてわかっているかのように……。
目を覚ませ! お前が聞いている声は17年前のアキのものだ! 今は誰もいやしない!
その”誰か”が、ゆっくりとピアノを弾き始めます。 目を開けると、そこにいたのは……。
アキは…アキは17年前に死んでるんですよ!? そこへタイミングよく姿を見せる、現在の恋人である律子。 当然、律子にはピアノの前に朔太郎が一人で佇んでいるようにしか見えません。 しかし、なおもピアノを弾き続けるアキの幽霊。響き渡る呪いの旋律。魅せられていく朔太郎。いっちゃダメだ! そっちへいっちゃダメだよ朔太郎! やがてピアノが終わり…おもむろに立ち上がるアキ。 そのまま、朔太郎へと近づいていきます。 朔太郎の手を取り、胸に顔をうずめて、
ひぃー! まさに恐怖……! おそらく、見ている全員の心臓がここで跳ね上がったことでしょう。 その後、律子は涙目になって体育館をそっと後にしました。 僕もちょっと涙目になってました(恐怖で)。
皆さんも、絶叫したいときはぜひ見てみてください。 夏の夜には特にお勧めですよ!
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