トップ アバウト 厳選(ジャンル別) 過去ログ リンク メール 写真日記
「カフェオレ・ライター〜誰も書かなかった映画レビュー〜」は、映画、漫画、ゲームから、管理人の私生活に至るまで、独自の視点で紹介するレビューサイトです。(基本的にネタバレ有) |
|
陰陽師2 レビュー ※完全ネタバレ その中でも最強と呼ばれる安倍晴明が主人公の映画が、この「陰陽師」です。 今回はその2作目をレビューしたいと思います(1作目はこちら)。
そんな事実を踏まえた上で、2を見ていくことにしましょう。 安倍晴明の片思いの相手は、貴族である源博雅。 その博雅が、安倍晴明の館を訪れるところから話は始まります。
「晴明? ……すまぬ、邪魔をしたか」 と気を遣う博雅に、 「かまわぬ。先に楽しんでいただけだ」 とニヤニヤ笑いながら答える晴明。しかし「先に楽しんでいた」とは何とも妙な言い方です。 そういえば晴明は友達がいなさそうなのに、いったい誰と将棋を指していたのでしょうか? 将棋の相手が振り向くと……そこにいたのは、博雅と同じ顔の僧侶でした。 肝を潰す博雅。もちろん、僕が一番驚愕しました。 何と、晴明は博雅と同じ顔の僧侶を術で創り出し、将棋の相手をさせていたのです。 気色悪さマックスです。というか、こうなると「先に楽しんでいた」というセリフがものすごく意味深ですね。 いったい晴明は、博雅の分身と何をして楽しんでいたのでしょうね……?
その仕事とは、鬼が都に出現したので、それを晴明に退治してほしいとのこと。 しかし、晴明は例によってわけのわからないたとえ話を始めます。
笛を吹く男というのは、前作をご覧になった方ならわかる通り、博雅のことですから……つまりこの晴明のたとえ話は、自分を女に見立てて博雅からの愛を受けたいという晴明の願望が表れたものなわけですね。 晴明にとっては、鬼のことなどどうでもいいということなのでしょう。彼の願いはひとつ、片思いの相手、博雅を手に入れることだけです。 しかし惚れた弱みか、再び晴明は鬼事件を解決するために立ち上がることになります。 前作もそうでしたけど、コイツが動くのってこんな動機ばっかですね。
ともかく、晴明は鬼と戦うことになりましたが、物語終盤で大事件が。 何と、某重要人物が死んでしまうのです(博雅ではありません)。 鬼を退治するためには、その人物がどうしても必要なため、晴明は自らの命を賭して、蘇りの術を使うことにしました。
もしかしたら死ぬかもしれない……覚悟を決めた晴明に、博雅が声をかけます。 「お前が命を賭するときに、黙って見ている博雅であると思うか!」 ……ん? 「お前がゆくなら、俺も共にゆく! あの世であろうと、お前がいるなら恐れはない」 ……博雅……いつの間にそっちの世界に目覚めたんでしょうか。 確か物語冒頭では美しい日美子に骨抜きにされていたので、まだノーマルだったはずなのですが……何が決め手になったのかは、僕にはわからなかったので、ぜひ皆さんで見つけておいてくださいね!
……と思ったら、口に紅を塗り、女装を始めた安倍晴明。 何でも、女が踊ることで術が完成するらしいのですが、女装した男性と、女性であることとは、根本的に異なっていると思います。 そんなアバウトでいいんでしょうか……もしかして、ただ晴明が女装したかっただけなんじゃないでしょうか。 そんな疑問をよそに、博雅の吹く笛の音に合わせて、晴明が踊り始めます。 ……安倍晴明を演じる野村萬斎さんは、さすが伝統芸能の方なので艶っぽく演じているのですが、それにしてもこの気持ち悪さは消せません。というか妙に柔らかい伝統芸能特有の動きで、よりオカマっぽさが増しているような気もします。 そして、 「博雅、笛だ!」 という晴明の指示で博雅が笛を吹き始めるのですが、別にこの笛はいらないような気がします。もともと晴明は一人で術をかけるつもりだったわけですし……。
もちろんこれまでのシーンでも出てきているんですが、僕が飛ばしただけでした。別にこの人はレビュー上そんな重要でもないので、メインストーリーに興味がある方はぜひご自分でご覧になることをオススメします。 そして、女装したまま、ボスと戦い始める晴明。 戦い方もなよなよした動きなら、倒されるときも、なぜか色っぽい横たわり方です。もう、わざとやっているとしか思えません……。
この後も色々あるわけですが、僕はもう晴明の女装だけでおなか一杯になりましたので、後は各人よろしく見といてくださいね。 あ、心臓の弱い方はくれぐれもご注意ください。 |