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「カフェオレ・ライター〜誰も書かなかった映画レビュー〜」は、映画、漫画、ゲームから、管理人の私生活に至るまで、独自の視点で紹介するレビューサイトです。(基本的にネタバレ有)

リーグ・オブ・レジェンド 時空を超えた戦い レビュー

※ややネタバレ



ネモ船長、ジキル博士とハイド氏、透明人間……誰もが一度は名前を聞いたことがあるような名作の主人公たちが、世界を救うため、時空を超えて集結する物語。

それが「リーグ・オブ・レジェンド 時空を超えた戦い」です。

ヴァン・ヘルシング」にも似ていますが、「リーグ〜」はヒーローたちが戦い合うのではなく、協力して世界を守るという設定であり、よりオールスターな雰囲気が味わえる作品と言えるでしょう。

それにしても、ネモ船長やジキル博士など、年代設定がまったく違うキャラクターを6,7人も集めた矛盾を「時空を超えた」の一言で済ませている点はさすがです。

しかも、登場人物の選択基準がよくわかりません。

なぜ、数ある名作ヒーローたちの中から、わざわざネモ船長や透明人間をピックアップしたのかという部分は謎に包まれたままです。

もしかしたら、自宅の本棚の手の届くところから適当にチョイスしただけかもしれません。


このようにぶっ飛んだ設定のため、アマゾンレビューでも、

設定から奇抜なので、物語の矛盾に目くじらを立ててはいけない。

と、視聴者にまでフォローされていました。

……見る前からB級映画の香りが漂ってきていますが、主演はなんと名優ショーン・コネリー。よくこの仕事を受けてくれたなと思います。



ところで、そんなヒーローたちの中に、一人だけ浮いているキャラクターがいます。

ヒーローたちのリストを見てみることにしましょう。

アラン・クォーターメイン
ネモ船長
吸血鬼
透明人間
ジキル博士とハイド氏
ドリアン・グレイ
トム・ソーヤー


トム・ソーヤー?

……僕の記憶が正しければ、彼は明らかに普通の人間だと思うのですが。

それも、友達のハックルベリー・フィンと一緒にイタズラばかりしているわんぱく少年だったような気がします。

どう考えても彼に世界を救うことはできそうにないのですが、なぜトム・ソーヤーなのでしょう。たまたま「トム・ソーヤーの冒険」が本棚にあったからでしょうか。

ただ、監督もやはり、トムが他のヒーローと同等の戦闘能力を有するという設定には無理を感じたようで、その部分はフォローが入っています。

その説明をするために、映画のストーリーを見ていくことにしましょう。



アフリカで暮らしていた主人公のアラン・クォーターメインは、世界を救うため、「M」と名乗る男に呼び出されます。

Mによれば、超人たちが集結して世界を救ったことがこれまでにも度々あり、今回もまた未曾有の危機に脅かされているヨーロッパを救うために超人たちを集めたというのです。

しかし、超人たちの組織が「超人紳士同盟」という果てしなくダサい名前なのはわざとなのでしょうか……。

ちなみに、この超人紳士同盟に、トム・ソーヤーの名前は入っていません。

トムは後ほどアメリカ諜報部員として、同盟の前に姿を現します。

なるほど、ただの少年が超人では変と見て、設定をいじったのですね。しかし、それなら別にトム・ソーヤーである必然性はありません。もはや彼のアイデンティティは名前だけになっているようです。

その後、超人紳士同盟に協力を申し出るトム・ソーヤーでしたが、彼には他の超人たちのようなスタンド能力はありません。

それが他の超人たちにも頼りなく見えるのか、「あなたには何ができるの?」と、軽く上から目線で尋ねられます。

これに、「力仕事とか……話し相手とかね」と答えていたトム・ソーヤー。この瞬間、全米が泣いたと思います。



こんな調子であまりいいところを見せられないトム・ソーヤーでしたが、映画のラストでは美味しいところを持っていっていました。

そのへんは実際に見ていただきたいのですが、とりあえず最後までトムがトム・ソーヤーである必要はなかったということだけお伝えして、レビューを締めたいと思います。




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