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「カフェオレ・ライター〜誰も書かなかった映画レビュー〜」は、映画、漫画、ゲームから、管理人の私生活に至るまで、独自の視点で紹介するレビューサイトです。(基本的にネタバレ有) |
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A.I. レビュー ※完全ネタバレ 涙なしでは見ることができないこの映画ですが、ちょっと気になることがあるのでレビューしてみたいと思います。 まずはあらすじを。
……とまぁ、そんな設定は見ればわかるので、どうでもいいんですけど。 さて、この物語で、一人(?)だけ、別にいなくても差し支えないキャラクターがいることを、皆さんはご存知でしょうか。 それは、熊のぬいぐるみロボット、テディです。 もともとコイツは、ヘンリー夫妻の本当の息子であるマーティンの持ち物でしたが、マーティンが入院しているため、代わりにデイビッドに与えられることになりました。 その初登場シーンで、モニカ(母親)が、 「この子はテディ。スーパー玩具(トイ)よ」 と、紹介すると、テディは、「おれはオモチャじゃない」と反論。 ……シィット! ロボットのくせにいきなり口ごたえです。それにしても、コイツには、いったいどんなプログラムが内臓されているのでしょうか。 もし、「スーパートイよ」という呼びかけに対して、「おれはオモチャじゃない」という反応がプログラムされているなら、それはそれで開発者のセンスを疑います。
マーティンもまだ少年なので、きっと母親をデイビッドに取られるのが嫌なのでしょうね。 それにしても、マーティンのイジメは陰湿です。 例えば、こんな出来事がありました。
「ママの髪の毛を身につけていれば、ママの愛が得られるんだ。寝室に忍び込んで、髪の毛を切ってこいよ」 と、むちゃくちゃなことを吹き込みます。 ……このやりとりを、テディは横でバッチリ聞いていました。人間への反論機能を備えているのなら今こそ止めろよ、と思いましたが、そこは普通にスルーしていました。反論する相手を選ぶのでしょうか。ロボットのくせにいやらしいやつです。 一方、「ママの愛」という言葉に弱いデイビッドは、マーティンのデタラメを信じてしまい、ハサミを持ってモニカの寝室に忍び込みます。 こっそりと、モニカの髪にハサミを入れるデイビッド。 しかし、これでモニカが目を覚ましてしまったから大変です。 激怒したヘンリー(父親)に、体を揺さぶられ、「どうしてこんなことをした!?」と問い詰められるデイビッド。マーティンに騙されただけなのに……とてもかわいそうです。 その間、テディはどうしていたのかというと、モニカのベッドの下にいました。 ……だったら見てないで止めんかい! この熊公!
ていうかデイビッドが捨てられたのは、もとを正せばこの「モニカの髪事件」が原因ですので、さらに突き詰めて考えると、傍観していた熊公のせいということになります。 なんということ……A.I.最大の悲劇の原因が、熊のぬいぐるみにあったなんて……!
のらロボットが次々と破壊されていくのを見て、折の中で恐怖に慄くデイビッド。 そんなとき、テディは何をしていたのかというと……会場で関係者に拾われ、落し物箱に放り込まれていました。 ……とことん使えないやつです。 結局デイビッドは助かるのですが、それは別にテディのおかげではありませんでした。
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