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おい皆、「女の子にビンタされる店」ぐらいで驚いている場合じゃないぞ 婚活のプロとやらが言う「NGグッズを全部身に付けた図」を再現する
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いよいよジャンプSQでの再開を明日に控えたテニスの王子様ですが、全国各所から興奮の声が僕にもメールで多数届いております。 僕も早く読みたくてうずうずしているのですが、発売は明日……ここは気を落ちつけるためにジャンプSQの公式サイトでも見るか……。 と思ってアクセスしてみると、そこには確かに「新テニスの王子様」の文字が。 どうやら壁紙ダウンロード企画などを行っているようです。
わかりやすく拡大してみましょう。
……どうやらジャンプSQ編集部も興奮のあまり混乱しているようですね。どこを間違えたとしても、そこだけは間違えてはいけないと思うのですが。 まだ連載再開前なのにこんなおいしいネタを我々テニプリストの目の前にぶら下げてくるとは、さすがテニプリ。わかっていても食いつかざるを得ない僕たちのことをよく理解しています。
リョーマ、金太郎、真田、跡部様、不二、切原、手塚、田仁志君、亜久津、銀師範というメンバーが描かれており(あと一人いるけどよく見えない)少なくとも彼らは登場するのではないか、と予想できます。 ……いまいち人選の基準がよくわかりませんが、とりあえず僕は田仁志君が入っていただけで満足です。あとはぜひ白石と小春あたりを登場させてほしいところ。
前作のラストシーンをなかったことにした新テニプリ、衝撃の新展開!(レビュー)
いやー、やはりテンション上がりますね。月刊誌なのでペースは遅いのですがゆっくりレビューできたらと思います。 さて、昨日の記事でテニプリの壁紙について触れましたが、それについてこんなメールをいただきました。
ほ、ほんとだー! 確かに言われてみれば誰もラケットを持っていない……! いかんいかん、ついリョーマの不思議なポーズや真田のつかみかからんばかりの姿勢に目を奪われていましたけど、よく見たらラケットが描かれてすらいないじゃないですか! さすが許斐先生……いきなり飛ばしてきますね!(あと、前回壁紙のキャラを紹介しましたが2人ほど抜けていたようです。メールありがとうございます)
疑惑の壁紙から始まりました。 その前に前作の最終回をおさらいしておくと、全国大会で優勝した後、リョーマはアメリカへと旅立っていたのでした。
……ということは、今回からのテニプリはやはりアメリカが舞台なのか。それはそれで面白そう。 とか思いながらページをめくると……。
今回のテニプリは、ニューヨーク(たぶん)の地下鉄で、発車の笛を吹こうとする車掌目がけてリョーマがツイストサーブを放つ場面から始まりました。 ボールは狙い通りに笛を直撃、さらにリョーマは今にも閉じようとする電車の扉にラケットを投げつけ、それをつっかえ棒代わりにして時間を稼ぎ、何とか電車に滑り込むことに成功します。 そんなリョーマの姿を見て、「WOOOOOW!!」「素晴らしい!!」「オーマイガッ!」と盛り上がるニューヨーカーたち。……いや、あんまり褒められたことではないような気がしますが、とりあえずこうして始まった「新テニスの王子様」、まずつかみはOKです。
中学生50人というのはもちろん前作でのテニプリキャラからの選抜なのでしょうけれど、そんなことを知らない高校生たちは、
「ハハ 何の余興です!?」とまともに取り合いません。 ……なんかもう、この時点で高校生たちの死亡フラグがビンビンに立ちまくってます。 ちなみにその高校生メンバーの一部をご紹介すると、
こんな感じ。 ……右の髭が高校2年生であるという事実に一瞬肝をつぶしかけましたが、銀師範があれで中3だったことを考えるとまだ足りないぐらいです。――前作を通じて、僕たちも色々な意味で耐性がついてきたようです。 で、この2人、集まったテニプリメンバーたちに向かって、「この合宿に特別参加を許されたスーパー中学生ってのはキミ達なんだろ? ここを通りたきゃ缶倒しやってきな 1人10球やるからよ…」と勝負を吹っかけてきました。 これほどまでに清々しいかませ犬っぷりも久しぶりですが、この缶倒しに「ブーメランスネイク」や「ムーンボレー」などの必殺技で容赦なく応戦したテニプリメンバーも大人げないと思います(年下だけど)。 中でも手塚はまずボールを中央の缶に当て、ボールの軌道を変えて別の缶を弾き、さらに飛んだ缶をまた別の缶に当てるという超人技を披露していました。 ……手塚はこんなところにいないで、さっさとビリヤードの世界大会にでも出場すべきです。 ――もっとも、一番すごかったのは、
大石が弾いた缶をジャンプしながら足で挟んでキャッチした菊丸だと思いますけど。
ここまで、集まった50人が誰なのかを具体的に書いていませんでしたが、今回登場した面々を見ると、 ・青学メンバー全員。 ・四天宝寺メンバーからは、金太郎、白石、銀師範、忍足、小春、千歳。 ・氷帝からは、跡部、忍足、向日、樺地。 ・立海大附属からは、幸村、真田、柳、仁王、切原。 ・不動峰からは、橘、神尾。 ・比嘉からは、田仁志、木手。 ……以上が確認できました。 50人にはまだまだ足りないので、おそらく主要メンバーはほぼ全員来ているものと思われます。ただし、四天宝寺の小春が「ウチらなんてユウジやケン坊、財前ちゃんが〜!!」と泣き叫ぶシーンから考えて、どうやらお笑いペアの片割れは落選した模様。……ただそれより悲惨なのは、前作でも報われなかった天才(という設定だった)財前君だと思いますけど。
コーチの黒部由起夫(37)。 何やら一癖ありそうな面構えではありますが、基本的にテニプリに登場する大人はどうでもいい存在であることがほとんどなので、あまり深く考える必要はないかもしれません。ちなみに合宿所にいる高校生たちは2軍であり、1軍メンバー20人は現在韓国遠征中であるとのこと。 ……これはひょっとして、いやひょっとしなくても1軍メンバーVSテニプリメンバーという対決が期待できそうですね。 さて、ここまで肝心のリョーマがオープニング以来姿を見せていませんでしたが、最後の最後で、
主人公らしく颯爽と登場し、合宿に無事合流しました。 ……ところでちょっと気になることがあるのですが、手塚たちがまだ中3のままということは前作の最終回から長くても数ヵ月程度しか時間が経過していないということであり、つまりリョーマのアメリカ滞在期間もその程度ということになります。 ……リョーマはアメリカまで何をしに行っていたのでしょうか。武者修行にしては短すぎる気がしますし、結局こうして日本に戻ってきたことを考えると、別に渡米しなくてもよかったのではないかと思いました。それとも今後その渡米期間の話が伏線として回収されるのでしょうか……。 いずれにせよ、許斐先生のことなので今後もあっと驚く展開が待ち受けているに違いありません。 そして万が一、「アメリカの話はなかったことにしてくれ」と許斐先生が言うのなら、僕たちはそれに従うだけですとも!
今月の向日君
テニプリ再開につき、全国のテニプリストから寄せられたメールの数々(レビュー)
メールの数がいつもの数倍に膨れ上がり、ただでさえ滞っているお返事がさらに出来ていない状況なのですが、すべて楽しく拝見しております。ありがとうございます。 それにしても、前回登場した「高校生の合宿に招待されたテニプリキャラ50人」のうち、確認できた面子をカウントしていたのですが、僕の数え方があまりにも甘かったようで、ものすごくたくさんの「○○もいますよ!」というご指摘をいただきました。 その中から一通ご紹介させていただきますと、
こ、こんなにいたのか……! これはもう、返す言葉もない……確かにちょっと僕の数え方が雑すぎました。というかラッキー千石とか危うく存在自体忘れるところでした。視界には入っていたはずなのですが、「誰だっけ?」とか思って飛ばしてしまってました。 そして今、目を凝らして見返してみたのですが、クラウザーさんとか、そのつもりで見てもスルーしてしまいそうなぐらい小さい扱いですね……。まあ、あれだけ立海大附属にボコられて、何とか選抜に入れただけマシなのかもしれませんが。 さらにはこんなご指摘も。
“連載が終わるまで白石が何度エクスタシーというカウント”……一瞬「それはありだな」と思ってしまった自分が憎いのですが、よく考えると、いやよく考えなくても人生において最高に不毛な作業になることは間違いないのでとりあえず保留にしておこうと思います(絶対やらないと言えないところが僕の弱いところです)。 そして「絶頂新入生(エクスタシールーキー)」という白石の問題発言ですが……
こちらですね。確かにエクスタシールーキーというルビが振られています。許斐先生の言語センスが天才的なのは周知の事実ですが、これまた凄まじい発言。TPOを一歩間違えればかなりヤバい誤解を与えそうです。 そしてこんなツッコミも。
えーと……。問題箇所を拡大すると、
これは確かに河童……! というかですね、同様のメールをたくさんいただいたのですが、みんなよくこんな細かいところまで! ……僕が適当すぎるのでしょうか。それともテニプリストとしての愛が足りないのか。 とりあえずリョーマのネックレスのセンスに関しては、そっとしといてあげましょう。ほら、僕も自分が中学生の頃のファッションを思い出すと死にたくなりますから……。 テニプリに新キャラが続々登場するも、そのほとんどがかませ犬という悲しい現実(レビュー)
前回、召集されたテニプリの主要メンバーたちは高校生ばかりの合宿に特別に参加、その実力を見せつけました。というかテニプリの世界って手塚とか幸村レベルの中学生が毎年ゴロゴロいるのかと思ったら、やっぱり彼らは特別なんですね。そりゃそうか……この世に五感を奪う特殊能力を持った人間なんかがそんな簡単に存在していいはずありませんものね。 そして遅れていたリョーマも合宿に合流。いよいよ本番かと思いきや、やはり納得いかないのは中学生たちの登場によって合宿からふるい落とされてしまった高校生です。
この、いかにもかませ犬くさい発言をかましている彼は高2の佐々部順一。他にも「おいおい……こんな乳臭い中学生(ガキ)共と俺達が入れ替わるってのかよ!?」とか「誰でもいい、自分の取ったボールを賭けて挑んでくる勇気のある奴はいねーのか!?」などテンプレ通りの香ばしい発言が満載で、せっかく名前のテロップが出たにも関わらず来月には跡形もなく消え去っているのではないかということが懸念される新キャラクターです。 彼の挑発に乗ったのはやっぱりというか、主人公のリョーマ。「もーいーかい?」と余裕たっぷりに佐々部君をおちょくり、怒りの炎に油を注ぎます。 この後佐々部君がどんな風に年上としてのプライドをずたずたに引き裂かれ地に堕ちていくのか、ワクワクしながらページをめくると……。
佐々部君に代わって突然出てきたのは、同じく高2の松平君でした。色々なところで言われているので多くは書きませんが、とりあえず面長の人がハンチングをかぶるのはかなり危険なのだということがよくわかるビジュアルです。僕も帽子は好きで、しかもどちらかといえば面長なので、この真理については今後肝に銘じて生きていこうと思います。気づかせてくれてありがとう許斐先生! ……もっとも、松平君の場合はそういう問題でもない気がしますが。 それはともかく、松平君が出てきたときの佐々部君のセリフがヤバいです。 「なる程……怪我させるってワケかい」 って……松平君は普通に出てきただけなのにこの意思の疎通っぷり。それってつまり、常日頃から松平君が対戦相手にケガをさせているということの証明ですよね。 一見すると佐々部君よりも松平君の方が温和な感じに見えますが、実は「俺に任せろよ」→「なる程……ケガさせるってワケかい」という流れがごく自然に成り立ってしまう、超極悪プレイヤーなのでした。 さて、やっと新テニプリでまともなテニスシーンが見られるのでしょうか。 注目の松平君のフォームは……。
ルックス同様、なんか微妙に変な構えでした。 しかしこれぐらいでは猛者ぞろいのテニプリにおいては「なんかちょっと変」ぐらいで、特に個性が感じられません。 では彼の必殺技はどうでしょうか。 「マグナムッ!!」というかけ声から繰り出される必殺サーブは、単にちょっと速くて相手プレイヤー自身を狙うだけという、すごく地味な技で、そんなものはテニプリ読者ならもう8年半ぐらい前に通過した道なので珍しくもなんともありません。……この時点で松平君の退場は決定的になってしまったわけですが、その後は案の定「ほうマグナムを返すとはな、少しは楽しめそうだっ!!」というお決まりのセリフを吐きながら、あっさりとリョーマに倒されてしまったのでした。
結局、先ほどリョーマとの対決を松平君に譲った佐々部君は、皇帝真田とやり合い、必殺の「雷」にラケットのガットをボロボロにされて、
この顔。 うーん、いいですねーこれこそが普通の人のリアクションですよ。「ガットぐらいで……」と冷静に呟いてしまったテニプリストたちは、もっと反省すべきです。 ちなみにこの合宿では、実力順に1番から16番までコートが分けられており、若い番号のコートで練習できる選手ほど強いのだとか。先ほどの佐々部君と松平君はそれぞれ12番と11番でしたので、もうやる前から結果は見えていた感じですね。
この様子を見ていた上位陣が、とうとう顔を見せます。 この妙に怖い顔の彼は、5番コートの鬼十次郎君。……許斐先生は本当に怖い顔のバリエーションが豊富だと思います。 そしてさらにその上をいくのが、
1番コートの徳川カズヤ君。このルックス、そして見開き2ページを使った紹介……かなりの実力者であることがうかがえます。 ちなみに徳川君に「帰りたいのか」と言われているのは切原赤也ですが、彼によると「や、奴の瞳を見た途端……身体が……幸村部長に似た何かが……」ということですので、なんと五感を奪う能力の持ち主が幸村以外にも存在したという衝撃の事実! 幸村部長は中3、徳川君は高2なので、ひょっとするとこの日本には2年に1人のペースで五感を奪う能力者が誕生しているのかもしれません。恐ろしい話です。彼らはどう考えても登場する漫画を間違えているとしか思えません。 ところで先ほど怖い顔について書きましたが、怖いといえば中学生組にも一人いるのを忘れていました。
……怖すぎる対決です。 「あまり生き急ぐなよ」「お前、誰に指図してんの?」とか、ちょっともう10代メインのスポーツ漫画に出てくるセリフじゃないですよ。
初戦は桃城VS鬼十次郎。 ……これだけ煽っといて鬼君の相手が亜久津ではないというところに許斐先生のセンスが光っていますが、とにかく来月もテニプリが楽しみです。 今月号を読んで「新テニプリは完全に旧テニプリを超えた」と確信した。
一ヶ月も空くと前回までの展開を忘れそうになってしまうので、とりあえずここまでの流れを別ページにまとめてみました。一気に読みたいという方はそちらからどうぞ。 さて、前回は多数のかませ犬に交じって、ちょっと強そうな高校生も何人か登場したところまで見ていきました。 今月からはいよいよ各コートの入れ替え戦が始まるわけですが、今までの人生で何人か殺めた経験を持ってそうな風貌の鬼先輩と対戦するのは桃城。……これが手塚とか跡部様の場合、鬼先輩のかませ展開は確定したも同然なわけですが、桃城というチョイスが絶妙です。許斐先生はいったいこの戦いをどう展開させるつもりなのでしょうか……。 高校生の実力はまだ未知数であり、鬼先輩の必殺技にも注目したいところです。
鬼先輩、でっかいなあ……。
鬼先輩……? ガットが張れていませんけど……?
これは野球で例えるなら芯のところが折れているバッドをセロテープで止めて打っているようなもので、相手をナメているとかそういうレベルの問題ですらないのですが、これはさすがに百戦錬磨の桃城も気になったようで、「随分とスカスカしたラケットっすね?」と問いかけるも、鬼先輩からの返答はありませんでした。 そういえば今までのテニプリには、人の道を外れた身体能力を持つ選手はたくさんいましたが、ラケットなど道具に関しては比較的全員まともだったように記憶しています。なるほど、新テニプリはこういう方向への新しさを追及していくのですね許斐先生! さて、これで鬼先輩があっさり桃城に撃破されたら盛大にずっこけるところでしたが、ちゃんと実力者だったようで、桃城の必殺技、弾丸サーブをいとも簡単に攻略し、さらにはジャックナイフをも「ハッハァーッ!! そんなちびたナイフで何を斬るつもりだ!? これが本当のジャックナイフだ!!」とちょうかっこいいセリフを叫びながら一撃のもとに粉砕。 なお、鬼先輩の“本当のジャックナイフ”の正式名称はブラックジャックナイフというらしいです。意味はよくわかりませんが、とにかくブラックジャックって言いたかっただけかもしれません。 ……まあそんな試合の展開なんて、十字のガットが気になりすぎてどうでもいいんですけどね!
……結局、鬼先輩に6-0で完封された上、手首まで破壊されてしまった桃城。 実は鬼先輩、5番コートにいるもののなぜか上位陣との対戦がなく、下から這い上がろうとする者を叩きつぶす役目を担っている“番人”なのだとか。
……このシーン、右側のセリフだけ改変すればこのまま「屍鬼」あたりに混ぜておいても違和感なさそうなのですが、残念ながらまぎれもなくテニス漫画のひとコマであります。 というかテニス漫画で「地獄の番人」という単語を目にするとは思いませんでした。 ボロボロにされた桃城でしたが、最後の最後で鬼先輩のラケットのガット(2本)を切ることに何とか成功。 これには鬼先輩も「ほう 最後のジャックナイフでワシのガットを……」とちょっとデレていました。 ちなみに、鬼先輩のラケットにはなぜガットが2本しか張られていないのか、という問題については最後まで特に説明はないままでした。 ……ええと、どう考えてもやりにくいだけだと思うんですけど、何か合理的な理由があるのでしょうか。そのうち桃城が実力を付けて互角に戦えるようになったら教えてくれるのかもしれません。 でもそこまで引っ張っておいて、「軽量化するためだ」とかそういうミニ四駆の肉抜きレベルの理由だったなら、そろそろテニス協会がキレるんじゃないかと思うので、やっぱり秘密のままでいいです。 だいたいテニスのルール的にこれはアリなのか、という疑問が頭をよぎりますけど、試しに調べてみたところ、どこにも「ラケットのガットを2本だけ張った状態で試合してはいけない」というルールは載っていなかったのでおそらくセーフなのでしょう。 まあ、テニス協会がそんな状況を想定していなかっただけという可能性も大いにありますが……。 さて、今月号では最後に新コーチが登場。
「はい 齋藤で〜す」とものすごくウザい喋り方で登場したのは、U-17の精神(メンタル)コーチの齋藤さん(43)。 「キミ達は中学生と思えない程強いですねぇ…でもぉ 精神面をもっと強くする事で更に強くなれます はい」ともっともらしくアドバイスを始めますが、しかしこの人は誰に向かってそんなセリフを吐いているのでしょうか。 こっちには人の五感を奪う能力や、精神を研ぎ澄ませて未来を読む能力を備えた中学生がいるというのに……。なんともはや片腹痛い話ですよね。 そんな読者の思惑も知らず、斎藤コーチ(43)が提案した精神面を鍛える練習とは、いつもダブルスを組んでいる相棒とそれぞれシングルスで戦い、負けた方が脱落するというもの。 対戦表をちらっと見た感じでは、ゴールデンペアの大石と菊丸あたりはもちろん、幸村VS真田はものすごく楽しみな試合ですね。皇帝VS五感を奪う中学生……どう転んでもただ事では済まない空気が漂っていて、来月が待ち遠しいです。 負けた方は新テニプリから脱落! 許斐先生による恐怖の粛清が始まった!
前回のラストで、中学生メンバーに言い渡された過酷な試練。それはペアを組んだ相手とそれぞれシングルスで戦い、負けた方が脱落するというものでした。 大石・菊丸のゴールデンペアもそうですが、なんといっても真田・幸村の戦いの行方が気になりすぎます。果たして勝負の結果は……。 と、ここで中学生の下級生トリオが登場。
もはや誰も覚えていないかもしれませんが、右から壇太一、堀尾聡史、浦山しい太の3人です。……完全にネタキャラだと思っていたしい太の再登場も驚きですが、それよりもお前のその髪型はどうしたこと? 前からこんなんだったっけ……と思って確認しようとしたのですが、あいにく現在単行本が手元になくてわかりませんでした。誰か確認お願いします。でもこんなあからさまにツッコミ待ちな髪型だったとしたなら、僕が見逃すはずはないと思うのですが……。 さて、U-17合宿に潜入した1年生トリオは、いきなり衝撃的な光景を目撃します。
鬼先輩……!? これにビビって「鬼っ鬼が出たでヤンス〜!!?」と叫びながら逃げ出す1年トリオ。たぶん許斐先生がそのセリフを言わせたかっただけなのだと思いますけど、それにしてもマジで何の修行をしているのでしょうか、鬼さん。 ひょっとしてこの修行を極めれば、ガットが2本しか張られていなくても球が打てるようになるとでもいうのでしょうか。ただ未だにあのガットのメリットがまったくわからないのですけど。 さて、そんな謎の修行に精を出す鬼さんのことはさておき、問題はペア対抗戦です。 まずは氷帝の向日VS忍足ですが、こちらは7-0という圧倒的な差で忍足の勝利。どちらもレギュラーなのにこんなにも実力差があったなんて。 ちなみに負けたときの向日のセリフが、
何かもうちょっと言い方ってもんがあるだろうと思うのですが。 ……一方、立海の柳生・仁王ペアの方は、6-6で互角の争いを繰り広げた結果、ペテン師仁王が自らの脚に血のりをぶちまけ、ケガをしたように見せかけて柳生を誘いこむも、「私と何年ダブルスを組んで来たと思ってるんですか?」と冷静に対応した柳生に僅差で敗れ、脱落。 さらに青学のゴールデンペア、大石・菊丸の対戦は、わりとあっさり菊丸の勝利で幕を閉じ、来月はいよいよ真田VS幸村の頂上決戦が拝めるようです。 それにしても負けた方が脱落ということは、つまり負けるとこの漫画から消えてしまうということですので、これは想像以上に一大事です。 単純に考えれば幸村が真田のすべての技を封じて、ついでに五感も破壊して勝利するのではないかと思うのですが、しかしそこは幸村のことをよくわかっている真田ですから、何かしらの対抗策を持っているのかもしれません。 久しぶりの大型対決、今から待ち遠しいですね! 新テニプリ、「皇帝VS神の子」の結末は新展開へのフラグか?
さて、先月からスタートした許斐先生による恐怖の粛正ですが、今月もその続き。 なんといっても注目すべきは皇帝・真田VS神の子・幸村の頂上決戦(こう書くと中学生とは思えない二つ名だなあ……いや、逆に中学生らしいとも言えるのか)ですが、今回はその前にもう一つの面白対決が繰り広げられました。
リリアデント蔵兎座(くらうざ)とリチャード・坂田の試合です。 蔵兎座(くらうざ)さんといえば、全国大会では海外からの刺客として名古屋から出場。優勝候補の立海大附属と戦い、テニスシーンが一切描かれないまま、あの悪魔(デビル)赤也を金網に磔(はりつけ)にしたことで読者を恐怖のどん底にたたき落としたのは記憶に新しいわけですが、
当時はリリアデント・クラウザーという名前だったのが、いつの間にか帰化してリリアデント蔵兎座という名前に変わっていました。こういう予想外のところにこだわる許斐先生はさすがだと思います。 さて、そんな蔵兎座さんの相手となるのはリチャード・坂田。 ……もはや名前もルックスも、そして“みちのくの流れ星”という恥ずかしいニックネームから考えても、かませ犬フラグが立ちまくっているとしか思えないわけですが、果たして結果はどうなるのか……。
ページをめくったらもう死んでました。 さすが許斐先生です。「どうやったらこうなるんだよ!」という読者の疑問に一切答えない突き放した姿勢が相変わらずロック。そういえば赤也の時も磔になった過程はまったく描かれませんでした。数年越しの天丼芸に、我々テニプリスト一同感激しております。 ……といったところで、いよいよ真田と幸村の直接対決です。 最初から全力で戦う二人ですが、やはり幸村の五感を奪う能力は反則級の強さで、真田の動きが次第に鈍り始めます。
見てください、この真田の表情を。リョーマの時もそうでしたが、人の自我が崩壊していく表情を絶妙に表現しています。間違いなく真田はこのままだとテニスどころか人生という名の試合からもリタイアする羽目になってしまうことでしょう……。 読者の誰もが「いや、もうテニスとかそういう問題じゃねぇよコレ」と思い始めたとき、真田の身に異変が。
ひいっ。 今までのテニプリでは見ることのなかった黒い異形のオーラ。何でしょうこの禍々しさは。思わず幸村でさえ恐怖を覚えてしまうほどの邪悪なオーラを放ち始めた真田でしたが、試合自体は7-1で幸村の勝利。 どうやら真田自身は、まだ自らの変化に気づいていないようです。これは……この後の展開に対する伏線なのでしょうか……。 ともあれ、結果は結果。これで真田はU17からまさかの脱落となってしまいました。 もちろん、彼がダークサイドに堕ちた描写を考慮する限り、このまま作品自体からフェードアウトというのは考えにくいので、これはおそらく今後、まったく別の形で脱落組と残留組が試合をする――そんな展開に向けてのフラグなのかもしれないと思います。 そして来週はいよいよ、
久しぶりに我らが王様(キング)跡部様が登場! 相手が誰だったかは忘れましたが、髪型も戻ってバリカン事件の傷がすっかり癒えた跡部様が、まさか負けるはずありませんよね! ……まあ個人的には「ショータイムの始まりだ!!」とまで言っておきながらボコボコにされる恥ずかしい跡部様の姿も、それはそれで見てみたい気もするのですが。
ちなみに今月号には他にも色々と新展開があったのですが(不二VS弟とか)、そのへんは当サイトでは扱いませんので、ぜひ雑誌か単行本でご覧くださいね! 新テニプリでこれまでの常識を覆す新事実発覚! あの「氷帝コール」は跡部様の特殊能力だった!
月に一度のお楽しみ、テニプリレビューのお時間です。 先月では、せっかく高校生合宿に合流したにも関わらず、ペアで対戦して負けた方が漫画からも離脱するという、血も涙もない許斐先生の仕打ちに戦慄が走ったところまでをご覧いただきましたが、引き続き今月も順調に人が減っていきます。 次なる対戦は……。 青学 手塚VS海堂 氷帝 跡部VS日吉 という、微妙なカード。果たして大番狂わせはあるのか。 それにしても跡部様の試合を見るのは本当に久しぶりな気がします。確かバリカン事件の衝撃以来ではないでしょうか……。 久しぶりなので跡部様も気合いが入っていたのか、今回はいきなり最初から飛ばしてきます。
ジャージのジッパーを開き、空に投げ捨て、「勝者は…俺だ!」と高らかに宣言する跡部様。たったこれだけの演出にたっぷり2ページを使うという俺様ぶりも相変わらずで安心しました。 しかし、これに対戦相手の日吉は「もういいっスか 跡部部長?」と冷静にツッコミを入れます。
……今まで僕は、許斐先生はこの跡部様の仕草とか台詞とかをひょっとして本気でかっこいいと思って描いているのではないかという疑問を密かに抱いていたのですが、それが今回のこの1コマで氷解しました。 日吉にこんなツッコミを入れさせるところを見ると、やっぱり跡部様の行動は許斐先生の中でももはやギャグの領域に達しているということみたいです。 ちなみに試合の展開は特に面白いものではないので割愛しますが、とりあえず結果だけ書いておきますと、 跡部 7-6 日吉 手塚 7-0 海堂 という結果に終わりました。 ……僕の記憶が正しければテニスのルールでは6ゲーム先取で勝利になるはずなのですが、この7-0という数字は、ひょっとして手塚と海堂にだけ特別ルールが適用されたのでしょうか。 もしくはあえてルールを外れることで、「今みんなが読んでいるのは現実のテニスじゃないんだよ」という許斐先生からの高度なメッセージなのでしょうか。……よくわかりません。 ※追記:……と思ったらタイブレーク式だったようなのでこれで正しいみたい。すっかり見落としてた。つまり1セットもやる時間はないってことか。メールでのご指摘感謝! ちなみに7-6は僕の勘違いで、実際には跡部VS日吉は47-45です。しかしそうなると別にこれは許斐先生からのメッセージでも何でもなかったのでした。
久しぶりに出た跡部様のちょうかっこいい決め台詞の直後――。
見開き2ページを使って、まさかの氷帝コール。 ちなみにここは合宿場なので、当然ですが氷帝部員は来ていません。じゃあ誰がコールしているのかというと……このページの後、桃城と乾が「幻聴じゃないっスか?」「いや俺にも聴こえちまってる」という会話をしているところから考えて、どうやら幻聴ということで決まりみたいです。 その場にいる全員に聞こえる幻聴を発生させる跡部様……そうなると今までの氷帝コールも、実は部員ではなくて跡部様の特殊能力により生み出されたものだったのかもしれませんね。
日吉も空気を読んでこれに「はい!」と力強く応えていましたが、たぶん心の中では「いやそんなこと言われても」と思っているに違いありません。 ……それにしても、「幻聴を生み出す」って実生活では何の役にも立ちそうにない特殊能力に思えますけど、演説とかするときに群衆を盛り上げるきっかけとしては使えそうなので、跡部様はプロテニスプレーヤーよりも、政治家とかを目指すべきだと思いました。
まあでも、それは「キーンーグ! キーンーグ!」のかけ声を初めて聞いたときに気づくべきだったのかもしれませんが……。 新テニプリ、リストラされたと思われていたあのキャラがオチを付けるためだけにまさかの再登場
そういえばジャンプSQ本誌をご覧の皆様はご存じのことと思いますが、月刊に移った新テニプリは毎回2話掲載されており、今月は12話と13話の2本立て。いくら元は週刊といえど、いったん連載が終了してからの再開でこれだけのモチベーションを保てる許斐先生は素直に作家としてすごいと思います。 そんな許斐先生が生み出したキャラの中でも屈指の名コンビだと僕が勝手に思っているのが、四天宝寺中学の小春・一氏コンビ。
本来はスポーツであるはずのテニスに「笑わせたもん勝ちや!」という新たな価値観を持ち込んだことで歴史にその名を刻んだ彼らですが、残念なことに新テニプリで合宿メンバーに選ばれたのは小春のみで、一氏はまさかのリストラとなってしまっていたのでした。 これにがっかりしていた読者の方も多いと思いますが……。
今月、ついに一氏ユウジくんが復活! ……別に合宿に参加するというわけではなさそうですが、小春のことが気になって様子を伺いに来たようです。 ところで一氏くんの後ろにいる財前くんですが、全国大会でちらっと登場したので覚えている方もおられるかもしれません。「天才財前」という大層な通称を持ちながらも、千歳と組んだダブルスでは「お前がいると邪魔だから」という理由でコートを追い出された不遇の男です。 結局、彼の何が天才だったのかはさっぱりわからないまま旧テニプリは幕を閉じることになり、新テニプリでも合宿に参加していなかったことから一氏くんと同じくリストラの憂き目にあったと思われていた財前くんですが、先ほどのコマをよく見ると……後ろに小さく「この合宿 めんどいから断ったんスよ…」というつぶやきが。 これを「真実」ととらえるか、それとも「天才とまで呼ばれていたのに合宿に参加できなかった男の言い訳」ととらえるかは読者の自由ですが、個人的には後者だと思いました。
四天宝寺の白石は同じく四天宝寺の忍足ケンヤを危なげなく撃破。 乾と観月の対戦は、乾が乾汁の失敗作により腹痛で棄権。 川村と亜久津は、亜久津が勝利し、ますます鬼先輩とのリアルファイトの可能性が濃厚に。 そして立海の3番手である柳は切原にその力を見せつけ、悪魔化をものともせずにボコボコにしますが、最後は自ら試合を棄権し「この代表合宿…お前が残れ。更なる高みへ登って来い」というかっこいい決めゼリフを残して合宿を去ることを選びました。 しかしこの合宿はいわば日本を代表する選手の集まりのはずであり、普通に考えればこの場所こそが「高み」であるはずです。ならば切原をここからたたき落とすのがむしろ正しい後輩の鍛え方のはずであり、柳先輩の行動はまったくもって意味不明ですが、要するに「高み」云々はただの言い訳で、真相は柳先輩がいい加減この合宿に飽きてしまったということなのかもしれません。
かつて河村を客席まで吹き飛ばした波動球の威力は今もなお健在で、まともに食らった小春は特にギャグを披露することもできずそのまま宙を跳び、近くまで来ていた一氏くんに激突してそのまま二人ともノックアウト。……これを見た財前くんが「…やっぱアホっすわ先輩達」とツッコんで綺麗にオチが付きましたが、ひょっとして一氏くんと財前くんはこのためだけに出てきたのでしょうか……。 一方その頃、リョーマと金太郎はトイレに連れションに行った帰り道、練習をする鬼先輩と徳川先輩に偶然出会います。
同時に5個の球を使ってラリーを行うという衝撃的な練習をしていた鬼先輩と徳川先輩に、居ても立ってもいられず勝負を挑むリョーマと金太郎。 どうやら次回は合宿の試合そっちのけで高校生たちとのガチンコバトルが始まりそうな新テニプリですが、いよいよ鬼先輩をも凌駕する徳川先輩の実力が見えるのか。今から楽しみです。
新テニプリ、ついに生き残り戦が決着! 負け組に待ち受けていたまさかの運命とは……
ここまでの展開を忘れている方も多いと思うのでものすごく簡単に要約すると、
ということで、許斐先生による血も涙もない選別がそろそろ終盤を迎えようという頃合いですが、今月はいよいよ地獄の生き残り戦最終回となります。 対戦数が多いので結果だけ書いていくと、まず牧の藤中の門脇が自慢のスーパーテニスを披露するも、不動峰の橘に「茶番はそのくらいにしておけ」の一言で一蹴され敗北。実力が違いすぎるとはいえ、同級生にこれまでの自分の努力を茶番扱いされる門脇……哀れとしか言いようがありません。 また芥川VS樺地では、芥川の必殺技・マジックボレーを樺地がコピーしようとするも、手首の柔らかさが足りないという理由で真似しきれずに敗北。最強のコピーマシンかと思われていた樺地ですが、ここへきてだんだんと馬脚をあらわしてきたようです。 沖縄・比嘉中の知念VS田仁志の対決では、ガチンコ対決の結果知念がギリギリで勝利。これに納得のいかない田仁志くんは「嫌だぁ!! まだ帰りたくねぇらんどーっ!! うぐ…うぐっ ぶひっ……」と人目をはばからずに大泣きし、キャプテンの木手に「……何かちょっと汚いですね」と汚物を見るような目つきで見下されていました。 そして山吹中の千石は、鬼先輩と闘ってボロボロになっている桃城に向かって「止めなよオモシロ君…手首…まだ痛むんだろ? 今回は無理しない方がいいよ」と説得し、不戦勝。……さすがはラッキー千石の異名を持つ稀代のラッキーボーイだけのことはあります。 なお、同じ山吹中の亜久津は、後輩からのお守りを受け取るために、
フェンスを素手で引裂いていました。 ……テニプリには色々とヤバイやつらがそろっていますが、ラケットを持っていなくてもヤバイという点から考えると、やはり亜久津が最強といえるかもしれません。
徳川の相手はリョーマ、そして鬼先輩の相手は金太郎となり勝負がスタート。 この鬼先輩、以前に桃城と対戦したとき、
ラケットにガットを十字にしか張っておらず、「あれはいったいどういうメリットがあってやっているのか?」ということで一時ネットが騒然となりましたが、その後単なる手加減だったということが判明。……手加減するためだけにわざわざ専用のラケットを用意しているというのも、それはそれで凄いなと思うのですが、今回の金太郎との対決では、
しっかりとガットを張ったラケットでプレイしていました。そりゃまあ、銀師範の108式波動球よりもさらに威力があるといわれる金太郎の「超ウルトラグレートデリシャス大車輪山嵐」(テニプリ史上、技威力暫定No.1)を食らったら、いかに鬼先輩といえどガット2本では持ちこたえられそうにありませんよね……。 そうなると十字ガットにすら敗れてしまった桃城がさらに不憫ではありますが、これが現実。いたしかたありません。 ……と、二人が死闘を繰り広げている間に、他の部員たちはつぶし合いを終了し、勝ち残った部員には新たな練習メニューが与えられていました。
これを見て一瞬「さすがにきつい量だな!」と思いましたが、でもざっと眺めた感じでは量はともかく内容は普通です。これをこなしたぐらいではテニプリオールスターの技はどれひとつとして身につかないのではないかと思いますが、もっとこう、空を飛ぶ練習とか、他人の心の中を読む練習とか、そういうのはしなくてもいいのでしょうか。手塚ゾーンとか、どう考えても筋力や持久力とは関係ない次元の技だと思うのですけど。
しかし、その途中で彼らは突然バスから降ろされることになります。 そこで待っていたのは、あの齋藤コーチだったのでした。
やはり負け組にも何らかの試練が待っていたようです。二つに分けられたテニプリオールスターはこれからいったいどうなってしまうのか……。 そして先輩との勝負に興じた挙句、うっかり不戦敗になってしまったリョーマと金太郎にも注目していきたいところですね。 新テニプリがスポ根漫画になったようです
前回をさらっとおさらいすると、生き残りをかけた壮絶な戦いがついに終結し、合宿から追放された負け組たち。 しかし、帰りの道中の山中で急にバスから降ろされたかと思うと、
そこで待っていたのは、例のひと癖ありそうな齋藤コーチでした。 ……先輩との試合にかまけて生き残り戦を不戦敗したリョーマと金太郎のおバカコンビもちゃっかり捕まっていますが、主人公がこちら側ということは、これはまた何か一波乱ありそうな予感……! ということで、今月号ですが、「俺達は試合に負けて脱落じゃなかったのかよ!?」と叫ぶ負け組の面々に向かって一言、「脱落です」と冷たく言い放った齋藤コーチの、次の言葉に我々読者は耳を疑いました。
「…ですが勝ち残った方と差を広げられたくないと思った方のみ この崖を登ってみてはいかがでしょうか」 ……えっ? いや齋藤コーチちょっと待って。 「いかがでしょうか」じゃなくて、それをやる意味が本気でわからないのですけど。 編集さんもノリノリで「そびえる未来(ガケ)!!」とか煽り文入れてますけど、違うから。そこはそんなにあっさり受け入れていいものじゃないからね!? ちなみに今月号のサブタイトルは「這い上がれ負け組!」とはなっているのですけど、たぶんこれを最初に見た読者のほとんどは、まさかそういう意味で這い上がることになるとは思ってもみなかったと思います。 という僕たちの戸惑いをよそに、あっさりとこれを受け入れ、登り始めるテニプリメンバーたち。 ところが、こんなところでもやはり身体能力の差は出るようで……。
スピードやジャンプ力に自信のあるメンバーは、その力を生かして軽やかに飛んでいきます。……当たり前ですが、彼らの能力はコート外でもちゃんと生かされるのだという恐るべき事実を再認識させられます。 ところで、上のシーン、さりげなくスピード組に田仁志くんが混ざっているのですけど、彼ってそういうポジションの人でしたっけ……? それはともかく、この後は手首を負傷した桃城を、海堂が悪態をつきながらも背負ってやって崖を登るというツンデレ展開があったり、足を踏み外してリアルに死ぬ寸前だった小春と一氏を真田と河村が助けたりといった、テニスとはまったく関係ないけど何か緊張感のある場面が続くのでした。 ……一方その頃、齋藤コーチが何をしていたのかというと、崖の下から「Good luck…(幸運を…)」と呟いているだけでした。 どうやら彼が言っていた「ボクの本当の仕事」というのはバスからテニプリメンバーを崖下まで案内することのみだったようです。この人、本当に大丈夫なの……? ――― さて、やっとのことで崖を登りきったテニプリメンバー。 その眼前に広がっていたのは、
山頂に造られたテニスコートと、そこでしごかれる先輩たちの姿でした。 ……いや、このコート、怖っ! テニスをやっていた人ならわかると思うのですけど、↑こういう周囲を高いフェンスで囲っていないむき出しのコートって、割とあるといえばあるんですよね。 でもさすがにその場合は河川敷とかなのであって、こんな崖でやるのはありえないわけですが、まあそのへんはスポ根漫画のお約束ということで納得することにしましょう。 ただ、上のコマで手を広げてフェンス代わりに崖っぷちに立たされている人たちは、たぶんテニプリメンバーと違って一般人なので空を飛ぶこともできなさそうですし、そうなるとちょっとシャレにならないレベルで命の危険にさらされている気がしないでもないですけど……。
次回は脱落組の新たな戦いが見られそうですね。 正直、勝ち組の普通な練習メニューより、こっちの方が楽しそうだと思いました。 許斐先生! テニスってそういうスポーツじゃねーから!
……が、中身の方はさすが許斐先生、いつも以上に飛ばしていて安心しました! ということで、前回のあらすじから。
ということで、今回から「地獄の山頂特訓編」がスタートしたテニプリですが、彼らの面倒を見ることになったのは山男のような外見の三船コーチ。 酒を片手に、「逆らう奴は容赦なく崖から突き落とす!!」とクレイジーなことをのたまうこのオッサン、どうやら相当な危険人物のようですが、いかんせんここは崖の上。
こんな場所なので、どうしようもありません。 僕なら間違いなく即座に逃げ出して教育委員会にチクりますけど(その前にそもそも崖を登りません) 、負けず嫌いのテニプリメンバーたちは「なにくそ!」と奮起。オッサンに命じられるまま、地面に穴を掘り始めます。 ……いや、「穴を掘れ」とか、いきなり意味がわからなすぎて、三船コーチへの不信感は募る一方なのですが、テニプリメンバーはこの理不尽な要求にも「全般的に筋力を強化する目的か…」と超ポジティブシンキングで頑張り、自分たちの背の高さほどの大穴を完成させます。 すると三船コーチ、何を思ったか……。
穴におしっこし始めました。 ……その後、「もういい……埋めろ」と指示する三船コーチ。どうやら、おしっこするためだけに穴を掘らせたようです。 これは酷い……。何が酷いって、見開きの大ゴマで山男の放尿シーンを見せられた我々読者のテンションの落ち具合が酷いです。 そりゃ田仁志くんも鬼のような形相で「な……! 小便をする為」とか言っちゃいますよね。ていうか田仁志くんがこんなに大きく取り上げられるのってかなり久々な気がしてなんかちょっと僕は嬉しい! それだけでもオッサンの放尿には意味があったのかもしれない……。
負けた方は洞窟で野宿しなければいけないとあって、気合いの入るメンバーたち。 しかし、この全員試合というのが凄かったのです。
……!?
いやいやいやちょっと待て多すぎるだろ。
ちなみに上の画像、一見すると中学生側が2人しかいないように見えますが、実はコレ、最初は中学生メンバーも同数いて(全員VS全員だったので)、ミスしたら即コートから退出するというルールだったために、こんなことになってしまったわけです。 ではなぜ無敵のはずの中学生メンバーがごっそり抜けてしまったかというと、高校生側がもっと強かった――ということではなく、単に足もとの土の状態が悪くて、イレギュラーな跳ね方をするボールに苦しめられた……というのが理由なのですが、まあそんなことはどうでもいいです。 気になるのはそこではなくて、
これ、ラケットどうやって振るのですか許斐先生……。 こうなるとボールを打ち返すよりも、いかに飛んでくるボールを避けて別のやつにさばかせるか、というスポーツになりそうです。 それってもうテニスっていうかドッジボールですよね。 確かに僕が昔部活でテニスをやっていたときは、それなりの人数を一気にコートに入れて、飛んでくるボールをひたすら打ち返す――みたいな練習もあるにはありましたけど、ものには限度ってもんがあります。 ……そういえばテニプリって試合ばっかりやっているイメージなので、練習風景自体が新鮮といえば新鮮ですね。 この分だと来月以降もさらに斬新な練習方法が登場しそうで、それはそれでちょっと楽しみではあります。
ああああ……! たぶん本人が一番気にしているであろうことを……! 許斐先生マジ容赦ねえ……! テニプリの法則・・・「テニスの要素がまったくない回は許斐先生が暴走する」
……と無駄に煽ってみましたが、先に言っておきます。今回はテニスのシーン一切なし! いや、テニプリでは今までにも普通のテニスなど一度も描かれたことはありませんでしたけど、そういう意味じゃなくて本当に今月はラケットもボールも一切出てきませんでした。 まあ別にテニス漫画だからってテニスしてなくてもいいんだけど、テニプリの場合、テニス要素がまったくない回はたいてい許斐先生が暴走する回と決まっているので(例:焼肉の王子様)、今月はどうなることか非常に楽しみです。 と、それを暗示するかのように今回の最初のコマが、
超シュール! どんな状況だこれ! ……今月号から初めてテニプリを読み始めた人は、いったいなんでこういうことになったのか絶対飲み込めないと思います。
夜中3時だというのに無理やり素振り1万本を命令し、さらに……。
リョーマ、田仁志くん、浪速のスピードスターを呼び止めて特別な命令を下します。……許斐先生、人選のセンスが相変わらずすごい。あれだけスター級のキャラがそろっている中で、わざわざこの二人を選ぶとは……。でも田仁志くんがフィーチャーされるなぞそうそうないことなので僕は満足です。ありがとう許斐先生!
道中、コウモリの大群に遭遇したり岩を渡ったり、浪速のスピードスターが水の上を走ったりしながら何とか洞窟を抜けた3人でしたが、合宿所の中に真の関門は待ち受けていたのでした。
赤外線センサーによる厳重な警備! いやおかしいだろ! どこの世界的美術館だよ! テニスの合宿所ごときセコムで十分だろ!
浪速のスピードスター、まさかの赤外線リンボーダンス!
鷲の大群に襲われたり栗をラケットで打ち合ったりするテニス漫画、それがテニプリ!
さて、先月号でまさかの赤外線リンボーダンスを披露した浪速のスピードスターですが、テニスぜんぜんやってないじゃん! と書いたところこんなメールをいただきました。
……うん、ですよね、そうですよね。僕もそう思います。 ただね、テニス漫画で赤外線をかいくぐるシーンが出てくるだけでもだいぶおかしいですし、さらにそれを「テニスの練習」だと認めてしまったら僕の中の大事な何かが壊れてしまう気がして……。
まずは冒頭のこのシーンをご覧ください。
樺地くんが倒れていますが、よく見ると腰に風船がつけられています。
体につけた風船(鷲の好きな臭いつき)を、追ってくる鷲から守りきれば合格という、その名も すごいぜ許斐先生! 先月の赤外線リンボーで読者の度肝を抜いておいて、さらにそれを上回る展開をきっちり用意してやがる! というか鷲から逃げ回ることがどうテニスの特訓になるのかリンボー以上にさっぱりわからんけど、とりあえず「ね、斬新でしょう?」という許斐先生の得意げな顔が目に浮かぶようだ! そういえば昔、「うちの学校のテニス部ではテニプリを参考に練習法を考えています」というクレイジーなメールをいただいたことがあるんだけど、もはや参考にするとかしないとかいう次元の問題ではなくなってしまいましたね……。
この二人が真面目にこんな特訓を続けるわけもなく、途中からこっそり始めたことと言えば、そこらへんに落ちている栗をボール代わりにしての試合でした。
ちなみにこれは試合の途中で鷲に襲われたリョーマを助けるために、金太郎が5個の栗を同時に打ったところ。 この飛んできた5個の栗をリョーマがさらに打ち返し、襲いくる5羽の鷲にすべて命中させて事なきを得たわけですが、もうなんというか……色々間違いすぎてて、一周してこれもアリかなと思うようになってしまいました。 あとこの光景を見た上級生の「す 凄え……! あのガキ共 同時に5個の栗を打ちやがった!?」というセリフがあるのですが、これなんてこの部分だけ抜き出したら「栗→ボール」の誤植としか思えませんしね……ホントにもう!
「ほう…ちっとはマシな動きになってきたが……1つ忠告してやろう 同時に10球は打てんと鬼や徳川には勝てんぞぉ」
新テニプリ第2巻の加筆修正がもはや“間違い探し”レベル
ジャンプSQ公式サイトにそのうちの主な7カ所が掲載されていますので、ちょっと皆さん間違い探しに挑戦してみましょうか。
これは簡単ですね! でもこの書き込み具合からするとかなり小さい絵なので、別に見切れたままでも良かったのでは……という気もしますが。
これも簡単ですね! というか間違った絵柄の方が正しい絵柄に見えるんですが、そこは気にしたら負けでしょうか。
だんだん難しくなってきましたが、どこが間違っているかおわかりでしょうか。これもたぶん言われなければ読者の大多数が気づかないレベルの修正だと思います。
これはわりとわかりやすいですね! 許斐先生のこだわりようは相変わらずすごい。
これも左右ではっきり違うのですが、個人的にはむしろ修正するべき部分はフード部分の大きさなのではないかと思いました。
書き込みが多く、ややわかりにくいのですがよく見ると左右で違っているところが一カ所あります。
ラストです。
僕はこれを見て、どこが間違っているのかマジで1分くらいわかりませんでした。細かすぎる!
「この他にも多数の修正箇所があります」とのことなので、皆さんもぜひ第1刷と第2刷の両方を買ってすべての間違い探しをしてみてください。 「革命じゃ!」――テニプリにまた一つ名言が生まれた日
前回はアル中コーチによる「スポーツマン狩り」という名の人間狩りが行われ、挙句の果てにはリョーマと金太郎がそこらへんにあった栗をボール代わりにして鷲を撃ち落としたわけですが、今月号の冒頭では、アル中コーチからこんな一言が飛び出しました。
……いやだからテニスで使うボールはつねに1個だってば! 同時に10球打ったら、それもうぜんぜん違うスポーツになってるから! そんなスポーツがあるのかどうか知らないけども! というか、これまでに数々の超常現象を見せつけられてきたことで我々も感覚がマヒしてしまっていますが、そもそも同時に10球打つというのは、どういう動きをすれば可能になるんでしょうね。 一振りで10球全部打ち返すのか、それとも同時に飛んできた10球のボールが通り過ぎる一瞬の間に10回ラケットを振るのか……いずれにせよ地球の物理法則では不可能な気がします。
な、なんだってー!? あのむちゃくちゃな命令の数々はすべてアル中コーチによるテニスの特訓だったというのか!?
でもまだ君らはここへきて2、3日しか経ってないでしょ!? 短期間で上達しすぎだろ!
まずこれ。
アル中コーチ、ここでまさかの「あいつらイケ好かねぇ」宣言! エリート面しているコーチってたぶん齋藤さんのことですよね……。 まあそりゃこんな山奥に追いやられて、負け組を押し付けられているわけですからアル中コーチの言うこともわからなくはないです。ただ仕事中にそんだけ飲酒していれば左遷もやむなしかなと思いますけど。
「野郎共、奴等をブッ倒せ!! 革命じゃ!!」
これって冷静に見れば補欠がレギュラーに勝負を挑みに行くというだけのことに過ぎないわけで、別にそれ自体は部活動やってれば普通のことなんですけど、それを「革命」と呼ぶセンス! やっぱずば抜けてるわあ。
「討ち入りじゃー!」とか言いながら……。 テニプリがテニスメーカー……じゃなくてコンタクトメーカーのメニコンとタイアップした漫画がジャンプSQに掲載されていた
企業と漫画のコラボは島耕作とかエンゼルバンクとかでよくやっていますが、少年誌ではあまり見ない気がします。 というかコンタクトもいいけど、テニス漫画なんだからテニスメーカーとタイアップすればいいのにね。「これを使うと僕たちみたいになれるよ!」みたいな。……JAROに怒られそうだからダメかな。
「――眼鏡、それは少年達の青春、そして浪漫だった」という無駄に壮大な解説が入り(そこ、テニスじゃなくて眼鏡かよ!)、
商品説明。
跡部様も実はコンタクト着用だったことが判明! それはともかくコンタクト付けて「このうるおいはたまらねぇ」とか言うやついたら嫌だよ! あと広告なので当然ですが、忍足が「新発売の乱視用『メニコン2WEEKプレミオトーリック』もめっちゃ見え方が安定しとるらしいわ」とかなり露骨に説明口調だったり、唐突に立海のビッグ3が「常勝メニコンに死角は無い!」と言いながら大ゴマで登場したりと、じわじわ笑えてくる展開になっていて違う意味で面白いです。
誰? いやマジで一瞬わからなかったんですけど……。え、まさか右端って乾……!? 目ぇキラキラしすぎだろ! やばい、何このものすごい違和感。 まさかメニコンとのタイアップ漫画で、改めて記号としての眼鏡の重要性を思い知ることになるとは……。 この後はコンタクトになった↑のキャラが、「アハハ」「ヤッホーッ」とか言いながらテニスをするシーンが描かれ、最後はリョーマの「メニコンも俺も高みに行くよ」という何だかよくわからない決めゼリフで締めとなったわけですが、まあそうはいっても本編では今後も何事もなかっ【20たかのように眼鏡キャラは眼鏡をかけ続けるでしょうから、今回のタイアップ漫画はそんな彼らの素顔が見えた、わりと貴重な回だったのかもしれませんね。 新テニプリ読者の9割くらいが忘れてそうなあの脇役が、衝撃の高校デビューで再登場!
答えは…… スポーツ漫画の革命じゃ!
海外出張へ出ている間に今月のジャンプSQが発売されていたようで、慌てて買ってきました。 ということで毎月お馴染みの新テニプリレビュー、今月も話題満載でお届けしますよ。
まさかの跡部様スタート! こいつぁ新年度から幸先いいや!
こういう何もセリフのないコマを入れると、なんか跡部様がスベったみたいになってしまうので、許斐先生にはぜひやめていただきたいところ。 ……いや待てよ? それとも許斐先生的にも跡部様はもうそういうポジションのキャラなのか?
熾烈な生き残り戦以降、ずーっと負け組メンバーの方ばかりが描かれていたので、むしろ芸人的な視点で考えると負け組の方がオイシイよな……とか思っていたのですが、ここへきてやっとの展開。正直忘れかけていたのでちょうど良かったです。
コート入れ替え戦でした。 そういえばこの合宿ではコート番号が若くなるほど強いメンバーがそろっており、その順位はコート同士の試合で入れ替わることができるのでした。 ちなみに上の画像だとキャラの顔が小さくてよくわからないと思いますが、とりあえず1番コートと3番コートに以前登場した高校生メンバーの徳川さんと入江さんがいること、鬼先輩率いる5番コート、及び6番コートがいつの間にか中学生メンバーで占められていること、そして観月くんだけは未だに9番コートにいるということだけ押さえておいていただければ大丈夫です。詳しく知りたい方はジャンプSQ本誌か単行本を買ってください。
なんか80年代のスポ根ドラマの教師みたいなキャラになってました。顔といいセリフといい、本当に鬼先輩は21世紀の高校生なのでしょうか。
やっぱりセリフが古い! それとも古いのはむしろ僕で、今どきの高校生は「あたぼうよ」とか使うのか!?
そしてその中にいたのは……
まさかの大和部長!
ちなみに当時は丸めがねをかけていて冴えない雰囲気だった大和部長。
しかも眼鏡をコンタクトに変えただけでなく、髪を染め、あまつさえパーマまであててやがります。来月号あたりでひょっとするとギャツビーあたりとコラボした広告漫画を載せてくるかもしれませんね!
来月号休載!!! うおおおおお! 二ヶ月も待たなきゃいかんのか! 休載のショックは週刊誌より月刊誌の方がデカい……。 新テニプリで「悪魔VS極道」の仁義なき戦い勃発! そしてついに明かされた磔の謎!
オーダーについては各自ジャンプSQ本誌でご確認していただくとして、今回はその第一戦。
クラウザーさん VS 中河内 外道さん(新キャラ)の対決です。 クラウザーさんはかつて名古屋代表として全国大会に参加していた海外からの留学生であり、これまでに数々の猛者をフェンスに磔(はりつけ)にして潰してきたテニスファイター(ちなみにいつの間にか名前が蔵兎座になっていたのでどうやら帰化したものと思われます)。
で、そんなクラウザーさんと戦う高校生チームの中河内さんはというと、
「極妻泣かせのテニスロボット」という、ちょっとこれまでのテニプリになかったタイプの異名を持つ高校生でした。「極妻泣かせ」と「テニスロボット」がまったくつながっていないところがザ・許斐先生流。名前も「外道(げどう)」と書いて「そとみち」と読ませる絶妙なセンス。 ところで何がロボットかというと、プレイが正確であるということと、
こういう謎の動きな。許斐先生はちょっとこっちが油断してると1コマで笑いを取ってくるからなぁほんとにもう!
このままなすすべなくやられてしまうのか……いや、もちろんあのクラウザーさんが素直に負けるわけはありませんよね!
ここで満を持して繰り出されたクラウザーさんの必殺技、ホップボール! 打球が地面すれすれでホップし、軌道を変えて相手に襲いかかります。 確かにこれ、すごい技ではあるのですが……別に天変地異を操るわけでもないし、普通の打球だし、ここまでインフレしたテニプリの技としてはちょっと地味であると言わざるを得ません。 だからというわけではありませんが、
あっさり避けられ、アウトになってしまいます。うーん、惜しい!
いや、テニスってそういうスポーツじゃねーから! それはドッジボールな!
奮闘むなしく、ガシャンガシャンとフェンスに突き刺さるボールたち……。
処刑準備、整いました! そう、クラウザーさんはわざとホップボールをアウトにすることでフェンスに相手の墓標を作っていたのだった! ……ってアホかーい! それ6球も無駄にしてやることちゃう!
そして繰り出される本気のホップボール。 外道さんはこれを避けようとしますが……
今度は避けられない!
吹っ飛び〜!
処 刑 完 了 ★
ここ。
新テニプリではそろそろ「テニス=相手を殺せば勝ち」というルールが定着してきたようです
前回は高校生チームの新キャラ・テニスロボットこと中河内先輩と、つねに相手をフェンスに磔(はりつけ)にして殺す元外国人留学生のクラウザーさんとの激しいバトルが繰り広げられたわけですが、見開き2ページで「だ 大逆転勝利だぁーーっ!!」となっててっきりクラウザーさんの華麗なる勝利が確定したのかと思いきや……。
「テニスに逆転ホームランは無え!」というものすごく常識的なセリフと共に復活する中河内先輩! た、確かにその通りです。テニスに逆転ホームランはありません。一点一点を着実に積み重ねて勝利をもぎ取るしかないのです。
ちょうどいい機会ですので皆さんも覚えて帰ってくださいね。
これには周りで見ている人も驚きを隠せません。
だからそのリアクションはおかしいって!
結局クラウザーさんがギリギリのところまで相手を追いつめるも体力が尽きてしまい、中河内先輩の勝利に終わったのでした(6ゲーム取って終わったのではないところがポイント)。
明らかに通常のテニスでは負うことのないレベルのケガをしているクラウザーさんの同級生。 たぶんこれ、全国大会で立海大附属にボコられた後のセリフだと思うのですが、「こんなテニス後進国の日本にはもう居る意味が無いだろクラウザー」というのは建前で、本音は「こんな殺人テニスがまかり通っている国にいたら命がいくつあっても足りないぜ」ということだと思います。 ……そんな中でクラウザーさんだけは日本に残ったわけですから、相手を磔にするテニスを得意とするクラウザーさんにとっては日本のルールの方が性に合っていたということなのかもしれませんが。
対する高校生チームは……。
モヒカンのおネエというニュータイプのキャラが登場。左の人の方が扱いとしてはデカいのに、存在感で完全に食われてしまっているのが哀しいところです。
なんかもう色々とおかしい。許斐先生、このへん描いてたときだいぶ疲れてたんじゃないかなと思いました。
赤也の頭を直撃!
あー! わかった! ごめんごめん、見落としてたんだけど、↑のコマの後に「ツイストみたいな変化をした」って書いてあったから、ワンバウンドした球を赤也が避けそこなったのか。最近のテニプリは最初から普通に相手を殺しにかかってたから、てっきりノーバウンドでぶつけたのかと思った。
どうやらこれまで謎に包まれていた白石の包帯の秘密が明かされるとのことで、楽しみです。 前作からの壮大な伏線を、絶対に読者が予想できない内容で回収した新テニプリの凄さ
……で、忘れている人も多いかと思うのでちょっと補足しておくと、白石は前作からつねに左腕に包帯を巻いており、その下に何があるのかということが読者の間で議論されていたわけですが――結局披露されることはないまま前作は終了。 実は包帯の下には何もないのではないか、白石は壮大な中二病なのではないか(中学生だし)などと様々な憶測を呼んでいました。
作品の新旧をまたいだ伏線の正体は――これでした!
腕に純金のガントレット。
いや、腕に重りをつけていざというとき外して「腕が軽いぜ!」っていうのはバトル漫画ではたしかによくあるパターンではあるんですけど、なぜそれが純金製なのか。 いちおう白石がなぜこれを身につけることになったのかという経緯も軽く説明されてはいるので、知りたい方は本誌か単行本でご覧いただければと思うのですが、その理由がまたむちゃくちゃですからね。断言してもいいけど、前作の青学戦の時点ではこの設定は思いついてなかったはず。 これは僕の想像なんですけど、たぶん最初は「普通に腕に重りをつけて試合をしている→外して白石パワーアップ!」っていう展開をやろうとしていたんだけど、だいぶ伏線を引っ張りすぎたせいで読者の期待感が高まってしまい、それを敏感に感じ取った許斐先生が「もう普通の重りじゃ読者を驚かせられないよなー」ってなって、「よし、じゃあ重りは重りでも純金製のガントレットにしよう!」ってなったんじゃないかなって思うんですよね。 で、ここですごいのは、普通は純金製のガントレットを思いついたとしても「いや、中学生がテニスの試合で純金を腕に巻くて!」っていうセルフツッコミが入るところを、許斐先生の場合は「これなら読者の誰も想像してないはず! いける!」って盛り上がれてしまうところだと思いました。
さらに、すぐキレて暴走する切原に「みんなワカメって言うけど…その髪型 めっちゃイカしてるわ」「格好ええなぁ切原クン……」「あとで切原クンの美容室紹介してな」などと言葉をかけべた褒めすることで良い気にさせ、悪魔化を阻止。 ……その程度で悪魔化防げるんかい、というツッコミはさておき、結果として切原は穏やかな心を取り戻し……。
↓
天使になりました。
そんで編集がつけた煽り文も「舞う切原には天使の翼が……!!」とかノリノリだし! 「天使の翼が」じゃないよホントにもう!
若旦那が一瞬覚醒したりもしたのですが、それも虚しく6-4で白石・切原ペアの勝利となりました。 あ、そういえば若旦那が試合中に、
テンパるモヒカンのモヒカンをガフォってつかんで説教するシーンがあるんですけど、モヒカンのモヒカン部分をこういう風につかむのはおそらく一番やってはいけないことなんじゃないかと思うので、今後このペアに亀裂が入らないかちょっと心配です。
来月号では手塚と大和先輩の新旧部長対決が始まります。こちらも楽しみな対決ですね。
前作の準決勝で白石と戦い敗れた不二が、純金ガントレットに地味にショックを受けていましたけど、たしかにこれはちょっと恥ずかしい。 だって、
これとか、
これとか、
不二……。
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