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マルコ【2010年3月5日】
――というわけで、今日も月に一度のお楽しみ、新テニプリレビューですよ!
前回はアル中コーチによる「スポーツマン狩り」という名の人間狩りが行われ、挙句の果てにはリョーマと金太郎がそこらへんにあった栗をボール代わりにして鷲を撃ち落としたわけですが、今月号の冒頭では、アル中コーチからこんな一言が飛び出しました。
……いやだからテニスで使うボールはつねに1個だってば!
同時に10球打ったら、それもうぜんぜん違うスポーツになってるから! そんなスポーツがあるのかどうか知らないけども!
というか、これまでに数々の超常現象を見せつけられてきたことで我々も感覚がマヒしてしまっていますが、そもそも同時に10球打つというのは、どういう動きをすれば可能になるんでしょうね。
一振りで10球全部打ち返すのか、それとも同時に飛んできた10球のボールが通り過ぎる一瞬の間に10回ラケットを振るのか……いずれにせよ地球の物理法則では不可能な気がします。
まあいいや、話を進めましょうか。
やっとまともにテニスの練習を始めた負け組メンバーたち。ここで彼らはあることに気づきます。
「テニスがうまくなっている……?」
それはなぜ!?
な、なんだってー!? あのむちゃくちゃな命令の数々はすべてアル中コーチによるテニスの特訓だったというのか!?
……。
……ええ、はい、まあ知ってましたけど……なんとなく様式美として驚いてみました。
というかですね、仮に百歩譲ってあの妙な特訓がテニスの練習になると認めましょう。
でもまだ君らはここへきて2、3日しか経ってないでしょ!? 短期間で上達しすぎだろ!
……みたいなことを考えながら読んでいたんですが、今月号は最後にすごい名言が飛び出したので、それまでの話は全部吹き飛んでしまいました。
まずこれ。
アル中コーチ、ここでまさかの「あいつらイケ好かねぇ」宣言! エリート面しているコーチってたぶん齋藤さんのことですよね……。
まあそりゃこんな山奥に追いやられて、負け組を押し付けられているわけですからアル中コーチの言うこともわからなくはないです。ただ仕事中にそんだけ飲酒していれば左遷もやむなしかなと思いますけど。
そしてさらに、今月号のラストで、「んー絶頂!」並の名言が飛び出します。
※テニス漫画です
「野郎共、奴等をブッ倒せ!! 革命じゃ!!」
……なんというかこう、許斐先生は言葉のチョイスが良いですよね。
これって冷静に見れば補欠がレギュラーに勝負を挑みに行くというだけのことに過ぎないわけで、別にそれ自体は部活動やってれば普通のことなんですけど、それを「革命」と呼ぶセンス! やっぱずば抜けてるわあ。
ということは来月号の冒頭は、負け組メンバーが大挙して合宿所に押し寄せる場面から始まるのかな。
「討ち入りじゃー!」とか言いながら……。
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