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【2023年5月25日】

角川武蔵野ミュージアム『はじめてのBL展』でBL帯と僕のコラムが展示中! ぜひ行ってみて!



みなさん、おひさしぶりです。

ちょっとサイトから目を離しているうちに1年半たっていたみたいです。

サイトを更新できなかったのは、この期間にいろいろなことがありまして……ということはなく単にサボってしまっていただけなのですが、心機一転、また更新していけたらいいな(予防線)と思っております。

さて、

当サイトといえばBL帯をずっと紹介してきたわけですが、このたびなんと角川武蔵野ミュージアムさんにお声がけいただき、5/20から始まった展覧会『はじめてのBL展』にて、僕のコラムと選定した帯を展示するBL帯コーナーを設置していただきました!

いやー……まさかこんな日がくるとは……ですよね。

雑誌の連載持たせていただいたときも、ラジオに出演させていただいたときもびっくりしましたが、ミュージアムへの展示とは……いよいよ限界突破したなという感じがします。

『はじめてのBL展』は7/16まで開催しているので、ぜひ行っていただけたらと思うのですが、とりあえず今回は僕が見に行ってきたレポートをお届けしようと思います!

角川武蔵野ミュージアムは埼玉県所沢市に位置しています。最寄り駅はJR武蔵野線「東所沢」で、駅からはだいたい徒歩10分くらいです。

で、まずすごいのがこの角川武蔵野ミュージアムの外観。

これ、僕はぜんぜん知らずに行ったのですが、道を曲がって建物が見えた瞬間に「えっ……!?」と声を上げてしまいました。



やば。





これはアレだ……RPGで序盤から見えてはいるけど後半にならないと入れないタイプのダンジョン……!!


調べてみたら有名な建築家の隈研吾さんがデザインした建物なんですね。だいぶニュースにもなっていたみたいなのに世間知らずでした。

ちなみに最初どこから入るのかわからなかったのですが、↑の真ん中のところに入り口がありました。他にも入り口はありそう。

角川武蔵野ミュージアムでは他にもいろいろな展示を行っているのですが、さっそく『はじめてのBL展』を紹介します!



展示会場は4階です。エレベーターを降りるといきなり目の前に竹宮惠子先生の美しいキービジュアルが。写真だとわかりにくいですが、めちゃくちゃでかくて大迫力です。テンション上がる〜!


『はじめてのBL展』ではBLの歴史や文化を「JUNEの時代」や「やおい」、「花ひらくBL文化」などのカテゴリに分類して資料などを展示してあります。

写真撮影は一部NGなところ以外はOKで、動画は全般禁止なのでご注意を。

まずメイン会場で見てほしいのが、壁一面のBL年表!



まだBLという言葉すらなかった1970年から紡がれてきた歴史が一覧できます!



中央のエリアにはBLというジャンルを代表する書籍や、めちゃくちゃ貴重な竹宮惠子先生やあさぎり夕先生の原画も! チラシの印刷では再現しきれなかったという原画の「色」がマジで美しすぎて感動するので絶対に見てほしいです。あと、中島梓(栗本薫)先生の直筆原稿もファン必見! こういう貴重な展示物を一気に見れるチャンスはそうそうないと思います。



個人的に「すげえ」と思ったのが、カップリング表記研究家であるタルトさんのコーナー。

タルトさんはコミケカタログのサークルカットからカップリング表記を目視で抽出して、時代ごとのカップリングトレンドなどを研究されています。コミケカタログ調査時間約7,000時間、調調査サークルカット数約170万枚という数字はもはや誰も追いつけない人力AIの領域。

さらに過去のコミケでどんなジャンルが流行っていたのかをグラフにまとめたムービーも視聴できます。80年代や90年代、2000年代に何がトレンドだったのか、客観的なデータで確認できるのが面白い。やっぱりそうか〜と納得するところもあれば、意外な作品が人気だったりもします。



他にもメディアミックス作品の展示も。

……ん?



学園ハンサム……

まぁ……たしかにめちゃくちゃ話題になったBL……ではあるか。



各時代を代表するBL書籍が実際に並べられたコーナーも。



こちらは国際的なBLの広がりをまとめたもの。実は日本のBLは世界各国にも進出していてファンも多く、イベントなんかも開催されています。

今回の『はじめてのBL展』にも、アジアやヨーロッパ、中東など世界中からたくさんの人が訪れているそうです。


……はい。そしてそして「BL帯展示」なのですが、ここまでご紹介してきたメイン会場は小学生も見学に訪れることがあるため大人の事情で展示が難しく、サテライト会場に設置されています。


よいこのみんなは、この意味がわかるよな?




サテライト会場はこちらの意味深なのれんの奥となっております。

今回はBL帯のキャッチコピーをその特徴から7つのカテゴリに分類し、実際の帯も展示。さらに僕が気合を入れて書いた3,000字のコラムも展示されているのであわせて楽しんでいってください!

ちなみにサテライト会場には実際にBL本を読めるエリアもありますよ。


『はじめてのBL展』には、この他にも雑誌『JUNE』の元編集長のコメントだとか、有名な雑誌の実物だとか、メディアミックス作品のPVだとか、今回紹介しきれなかった様々な展示があって、ものすごく充実した内容になっていました。BLファンはもちろん、BLという文化について大枠で知りたい! という方にとっても最高の機会になると思います。

あ、男性は入りにくいとか、ぜんぜんそんなことはないのでご安心を!

角川武蔵野ミュージアムは他にもいろいろな展示やエリアがあって、



こちらは紅白歌合戦の中継場所にも選ばれたという本棚劇場。



定期的に上映される本棚を利用したプロジェクションマッピングは圧巻!



“本の森”に迷い込んだような感覚が味わえるブックストリート。本好きにはたまらん空間。



さらに日本最大級のマンガ・ラノベ図書館も!



これは一日中楽しめますね。

ということで、『はじめてのBL展』はもちろん、施設全体が想像以上にすごいことになっていた角川武蔵野ミュージアム、ぜひ行ってみてください!

『はじめてのBL展』の会期は2023年7月16日まで!

参考リンク:はじめてのBL展




【前の記事】テニプリの新作映画『リョーマ!』が神なので今すぐ観に行ってほしい

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