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【2021年10月10日】

テニプリの新作映画『リョーマ!』が神なので今すぐ観に行ってほしい



テニプリこと「テニスの王子様」の新作映画『リョーマ!』が公開されています。

もし、まだ観に行っていない人がいたら、この記事を読む前にすぐ映画館に走っていただきたいですし、公開が終わっていたら、ブルーレイなり配信サービスなり、とにかくなんらかの方法で今すぐ観てください

なぜなら、めちゃくちゃおもしろいからです。

あまりにもおもしろかったので、久々に感想を書いてみようと思います。もう、がっつりネタバレしますのでご注意ください。















はい。では今回は、公開されている予告編と、本編冒頭3分半の動画を引用しつつ、記憶を頼りに振り返っていきます。セリフやシーンなど若干まちがえるかもしれませんが、ご容赦ください。



まず、おさえておきたいのは、今回の映画が全編3DCGということです。初めてビジュアルを見たときは驚きましたし、「何か3DCGであることの特別な意味が……?」と深読みしていたのですが、結論からいえば内容的には特に3DCGである意味はありませんでした

公式サイトによると、どうやら許斐先生が5年前に開催したテニプリキャラとの世界初のVRライブが映画製作のきっかけになり、「それならアニメではなく3DCGで作りたい!」と思ったとのこと。VR→3DCGという流れですね。

……まぁ、でもいいんです。3DCGにする“必要性”なんかどうでもいいんです。重要なのは我々テニプリ愛好家が「3DCG……だと……!?」と驚かされたということです。テニプリはファンを驚かせるのが宿命みたいなものですから、ファンが驚いたなら、もうそれで3DCGにした狙いは十分に達成しているのです。

さて、ではそんな『リョーマ!』はどんな映画なのでしょうか。

さっそく見ていきましょう。



真っ暗闇の中でリョーマがうなだれている場面から映画は始まります。何やら不穏な空気が漂いますが……。



暗闇が明けると、実はそこはテニスコート。そう、リョーマは試合の真っ只中だったのです。

この演出でピンときた方は相当鋭いですね。

そうなんです。実はこれ、原作42巻の全国大会決勝戦。優勝をかけてリョーマが“神の子”幸村精市と戦いを繰り広げている場面です。


※『テニスの王子様』42巻より

ご存知の通り、この試合でリョーマは神の子である幸村の能力により、五感すべてを奪われてしまいます



こちらのシーンは、その際の絶望を表現しているわけですね。

「なるほど。映画は原作のここから始めるわけね」と納得しながら観ていると……。



突然踊りだす観客



さらに青学や他校の選手も歌いながら踊り始めます。

……先ほど、この場面は原作42巻のいち場面であるとご説明しましたが、原作にはこのような展開はありません

いちおう言っておかないと原作未読者の方が「まあ……テニプリなら決勝戦で踊りだすのも……あるか……?」と勘違いされるかもしれないので書いておきます(ただ、原作最終回で歌は出てきます)。

この巧みな演出により、テニプリを知っている読者ほど「どんな映画だろう?」→「ああ、原作の最後を再現したわけね」→「!?」と見事に映画製作陣の手のひらの上で転がされることになるのです。
※まぁ、これはミュージカル「テニスの王子様」(テニミュ)を取り込んだ演出でしょう。



ちなみに、この歌と踊りの場面で、タカさんが「ダンスして大丈夫?」と心配になるほどボロボロになっていたり、



乾がミイラになっていたりします


※『テニスの王子様』42巻より

……たしかに原作でも、乾はこのときケガが治っておらずミイラ状態だったのですが、原作とは関係ないミュージカルのシーンであってもきっちりその点を再現する製作陣、容赦ねぇなと思いました。



念のため、映画公式サイトのキャラクター紹介ページを見てみたのですが、そこでも乾はしっかりミイラになっており、「乾はミイラでいく」という製作陣の強いこだわりを感じずにはいられませんでした。



さて、冒頭だけで長く語りすぎたのでオープニングの展開は割愛しますが、なんやかんやで五感を取り戻したリョーマは幸村に勝利し、全国大会は幕を閉じます。



そして、ここからが映画本編です。

舞台となるのはアメリカ。全国大会を終えたリョーマは、ロサンゼルスを訪れていました。

原作では後半にいくにつれて出番がなくなり、影が薄すぎることでおなじみのヒロイン、竜崎桜乃とロサンゼルスで偶然の再開を果たしたリョーマでしたが、現地でテニスギャングにからまれ、テニスラップバトルで戦うことになります

……すみません。何を言っているかわからないと思いますが、そうとしか言えないのでご容赦ください。

なお、このテニスラップバトルの件は、映画公開前の情報解禁時にニュースになり、「テニス……ギャング……ラップバトル……?」と世間をざわつかせましたが、実際には映画の本編にはほとんどからみません。ニュースを読んで「さすがテニプリ、なんでもありだぜ!」とはしゃいだ方は、完全に“釈迦の手のひらの孫悟空”だったというわけです。



それはさておき、本当の急展開はここからです。

なんと、テニスギャングとのトラブルが原因で、リョーマと桜乃は過去にタイムスリップしてしまうのです。

にわかには受け入れがたい事実ですが、リョーマは街に貼られているポスターを見て、いち早く事態を理解します。



「オレたち、タイムスリップしたのかもしれない……」

なぜなら、そのポスターは、リョーマの父であり元プロテニス選手でもある越前南次郎の引退試合となった全米オープンの告知ポスターだったからです。

……それにしたって事態を受け入れるのが早すぎるだろうと思いましたが、


※『新テニスの王子様』34巻より

考えてみれば、テニプリではすでに「タイムループ」という技も登場していますし(タイムスリップするわけではありませんが……)、まぁリョーマにしてみれば想像の範疇なのかもしれません。

そんな感じであっさりとタイムスリップの事実を受け入れたリョーマは、過去のアメリカで若き日の父、越前南次郎との出会いを果たします。



越前南次郎の練習試合を見学し、あらためてその強さにしびれるリョーマ。……余談ですが、この練習試合の見学の際、またしてもミュージカルが挿入されます。プレーをする越前南次郎の背後にリョーマが歌いながらフワフワとただようシーンが展開され、頭ではそういう演出だとわかっていても、「新しい技!?」と反射的に身構えてしまうのはテニプリ読者の宿命なのかもしれません。

そんな感じで親子の交流を楽しんでいたリョーマですが……



その直後、桜乃がマフィアに誘拐されてしまいます

実は桜乃が誘拐されたのは、越前南次郎の娘だと勘違いされたからでした。マフィアは桜乃と引き換えに、越前南次郎に全米オープンでの八百長を持ちかけてきます。



この八百長こそが、父の引退の理由ではないかと考えたリョーマは、1人で桜乃救出に動きます。

残された手がかりを頼りに、マフィアのアジトへと乗り込んだリョーマを待ち受けていたのは、



マフィアのボスの娘、エメラルド。

実はこのエメラルドさん、かなりの腕前のテニスプレーヤーでした。桜乃解放と引き換えにリョーマに試合を申し込むエメラルドさんですが、このときは乗り込んできた越前南次郎により、試合することなくリョーマと桜乃は脱出に成功します。

当然、納得のいかないエメラルドさんは、部下にリョーマ追跡を命じます。

ここから、リョーマと桜乃の逃避行が始まるわけですが、その道中、リョーマが電話ボックスから電話をかけようとしたところ、なぜか現代につながってしまうという不思議な現象が発生します。

実は今回の映画は2パターンあり、ここで「誰に電話がつながるか」が異なります。

Decide(ディサイド)版では手塚部長と幸村精市、Glory版では跡部様と白石蔵ノ介がそれぞれ電話に出てくれるので、両方のパターンを見たければ少なくとも2回は映画を見る必要があります。ちなみに僕は跡部様と白石バージョンを見たのですが、無駄にセクシーな跡部様を見ることができたのでおすすめです(でも聞いた話では手塚部長も相当おもしろいらしい)。

電話の話はさておき、逃走を続けていたリョーマは自らの意思でエメラルドさんのもとに戻ることを選択します。



それは、逃げるのではなく戦って決着をつけるため。

全米オープンの前哨戦かのように始まるリョーマVSエメラルド戦。

最初はふつうに打ち合ってテニスをしており、「あれ? これテニプリ……だよな?」と不安になっていたのですが……



そこはテニプリですから大丈夫!

エメラルドさんが突然ラケットを脚に装着してラリーを始めたときは、思わず「よかった〜! テニプリだった〜!」と安堵してしまいましたよね。

多くは語りませんが、これぞテニプリといえるバトルは必見です。



ここから先のクライマックスまでの展開は、ぜひ皆さんの目でご覧いただきたいのですが、どうしても語りたいのが、ラストのシーンです。

すでにご覧になった方は、もう予想がついていると思います。

そう。全米オープン終了後、リョーマが越前南次郎と試合をする場面です。



テキストで説明するのは野暮かもしれませんが、どうしても言いたいので書かせてください。

歌が始まるところまでは予想通りだったのですが、

青学や氷帝学園、立海大付属、四天宝寺といった面々が次々と空から召喚されて地に降り立ち、歌い踊り、最後に兄のリョーガが光を背負って天へと昇っていく一連のシーンは、映画史に残る神演出といっても過言ではないでしょう。

ここまでのお話の途中でも何度も笑い転げそうになったのですが、最後のシーンはマジで声を殺してお腹が痛くなるほど笑ってしまいましたし、なんならほかのお客さんも我慢できずにめちゃくちゃ笑ってましたからね。

映画終了後、劇場に明かりがついてお客さんがぞろぞろ出ていくわけですが、あのときの幸せに満ちた空間はぜひ体感していただきたいと思いました。映画ってこんなにも人を笑顔にするんですね

……そんなわけで、映画『リョーマ!』は原作、アニメ、ミュージカルの要素を統合した集大成的な作品であり、想像のはるか上をいく神作でした。考えうる意外性はすべてやり尽くしたと思っていたところに、まだこんな爆弾を放り込んでくる許斐先生、マジでハンパないです。




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