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【2013年1月26日】

消費者庁よ、これが「ゆるキャラ」だ！

数日前のニュースですが、消費者庁が推進する「子どもを事故から守る！プロジェクト」のシンボルキャラクター、つまり"ゆるキャラ"が公募により決定したそうです。

その名も「アブナイカモ」。


……。


かわいい。


いいと思います。すごくいいと思う。名前もシャレが利いているし、これはこれでとても素敵です。


しかし、ですよ。


ここ数年、ゆるキャラ界隈は戦国時代を迎えており、ちょっとやそっとでは目立つことができないのが現状です。


たとえば今「ゆるキャラを挙げてください」と言われたとして、僕がパッと思いついたのは、正統派の「ひこにゃん」を除くと「せんとくん」と「まんべくん」と「メロン熊」ですよ。


※左からせんとくん、まんべくん、メロン熊

見てください、彼らのインパクト！
この中にアブナイカモとか入ったら、3秒で喰われますよ。


ではいったいどんなゆるキャラならヤツらと互角に争えるのか……。


そこでヒントとなるのが、

天城れの先生のBLコミック「上司のくせに生意気だ」です。

この作品は市役所に務めるドSの新人と嫌われ上司との恋を描いた公僕ラブ（原文ママ）なのですが、本作に出てくる市役所の"ゆるキャラ"がすばらしいインパクトを放っているのです。


ご紹介しましょう！



↓


「ももあ〜な」です。


……これですよ、これ！


これなら、勝てる！


この後「ももあ〜な」は正式に市役所のマスコットとして採用され、


マウスパッドやウェットティッシュ、果てはマヨネーズ容器やメモパッドなど、様々なグッズが企画され、最終的には男性用のパンツが作られるという既定路線……いえ、予想外の展開へと発展していくことになります。


ちなみに上記のコマにもあります通り、アスタリスク（＊）の部分は"可愛いお口"ですので誤解なきようお願いいたします。……まあ、パンツにしちゃった時点でつまりそういうことなんですけどね！



その後、ももあ〜なは市民の大きな反響を受けて着ぐるみが制作され（中に入っているのはメインキャラである"上司"です）、パンツもまさかの大ヒット。

そしてついには全国ゆるキャライベントに出場することになるのですが、そこから先はどうぞ単行本でご覧ください。


当サイトでは引き続きアブナイカモとその活動を見守っていきたいと思います。





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