【2013年4月8日】
これがクールジャパンだ! 筑波大の学生が「彼女が後ろから抱きついてくれる感覚を得られる画期的なデバイス」を発明!
ちょっと前のドラマや漫画でよく見るシーンに、
「待ち合わせをしていたら、後ろからきた彼女がぎゅっと抱きついてくる」というものがあります。
現実でやっているカップルがどれくらいいるのかはわかりませんが(僕は経験ありませんが……)、非常に妬ま……いえ、うらやましい愛情表現ですよね。
そんな
「彼女が後ろから抱きついてくる感覚」を擬似的に得ることができる画期的なデバイスを、筑波大学の学生が開発して話題になっています。
プレゼン動画がアップされていましたので、例によって画像で紹介していきましょう。
その名も
「リア充コート」。
開発者はOMORI Maitoさんと、
SUGIURA Hikaruさんと、
SHINBAYASHI Kotaさん。
……ちゃんと英語字幕をつけているところがそれっぽいです。
さて、彼らが開発した「リア充コート」は、
一見するとごく普通のダッフルコートに見えますが……
ベルトを締めて……
ヘッドホンをつけてスタンバイ完了。
腰の部分には
ベルト巻き取り機構が備わっており、これでベルトを巻き取ることで彼女に抱きしめられたときの"ぎゅっ"を再現するわけです。
動画では
ヘッドホンから「ごめんね! 待った?」という女性の声を流し、それと同時にベルト巻き取り機構を作動させることで……
「彼女が後ろから抱きついてくるシチュエーション」を体験することに成功していました。ブラボー!
こちらの動画では
このデバイスを体験した学生たちの笑顔をもっとたくさんご覧いただくことができます。
……ところで一つ疑問なのですが、「彼女にぎゅっとされる感覚」を再現するためには
本物の感覚と照らし合わせながら微調整する必要があると思うのですが、これは
開発陣の誰かがお付き合いしている彼女にお願いしたのか、それとも開発陣同士で抱き付き合いながら調整したのか。いったいどちらなのでしょうか。
ここは
非常に重要なポイントですので、ぜひどこかで語られることを願います。
さて。
この「リア充コート」が話題になったことで奮起した学生が他にもいました。
その名も
「なで充ヘッドフォン」。
開発者は舞鶴高専のTogai Ryotaさんと、
Inagaki Hironoriさん。
先ほどの「リア充コート」を見てから製作に入ったということで、
完成までの時間は30分という
超スピード発明です。……正直、
この動画を作る手間の方がかかっているんじゃないかと思います。
そんな「なで充ヘッドフォン」動画の冒頭では、
「彼女に頭なでなでされると、すごい気持ちいいですよね。まぁ彼女いたことないですけど」という簡潔にして涙を誘うコンセプト説明が。
さて、30分で作ったという「なで充ヘッドフォン」の仕組みはというと……
主な材料は
ガムテープとモーター、そしてヘアバンド。
これをこんな風にヘッドホンにセットして……
あとは
モーターの力でヘアバンドを髪に触れるような位置で回し、"なでなでされている感"を体感するというわけです。
動画で見る方はこちらから。
……製作時間30分ということで、元ネタよりもさらにおふざけに走っているようにも見えますが、
先ほどのリア充コートが投稿されてからたった3日でこのネタを思いつき、実際に作って動画まで編集していることを思うと、これはこれですごい才能だなと感心しました。
そういえば2年ほど前には、電通大の学生が
ディープキスの舌使いをデバイス間で同期させて話題になったことがありました。
↓動画
当サイトではこれからも日本の学生の皆さんによる発明を見守っていきたいと思います。
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