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【2013年6月7日】

島耕作の次の肩書きを考える「◯◯長」島耕作イラストコンテストの作品例がシュールすぎる

イラスト投稿サイト「ニコニコ静画」と人気漫画「社長島耕作」が、何やらおかしなコラボ企画を始めたようです。


「◯◯長」島耕作イラストコンテストと題されたこちらの企画の趣旨は、現在漫画の中で株式会社テコットの社長を辞任した島耕作が次にどのような「◯◯長」に就任するのか、それを考えよう！　というもの。


こちらが応募要項。条件としては「最後に"長"がつくもので、島耕作がなっても違和感がないものが望ましい」とのこと。うーん、社長の次で島耕作がなっても違和感ないものか……難しいですね。

しばらく島耕作シリーズから離れていた方には、「そもそも島耕作っていつの間に社長になってたの！？」という驚きがあるかもしれませんが、1983年の連載開始以降、課長→部長→取締役→常務→専務→社長と、順調に大企業の出世ロードを歩んできていたのですね。

そうなると、次に島耕作が就任するのはどんな役職or仕事なのか。課長や部長のように、「◯◯長」という縛りがありますので、順当にいけば「会長」とかでしょうか。

いやいや、ここは意表をついて研究所か何かの「所長」とか……あるいは学校を始めて「校長」とか……もしかしたらどこか田舎にIターンして「村長」として余生を過ごすのでは？

そんなことを考えながら、公式ページで「例」として紹介されていたお手本を見てみると……






……。


……まじめに考えてたのに……。



ということで、「モンシロチョウ　島耕作」でもOKということがわかりましたので、皆さんどしどし応募するといいと思います。


なお、企画には参加したいけど絵がヘタで……という人には、



誰でも島耕作がきれいに描ける「◯◯長島耕作スターターキット」が公式サイトよりダウンロード可能です。こちら、薄く島耕作の顔が描かれた画像ファイルとなっており、上からなぞって色を塗るだけで簡単に島耕作を描くことができるようです。

……ようするに、この企画に必要なのは「絵のうまさ」ではなく「ネタの面白さ」だということですね。


本日からスタートしたばかりの企画ですが、すでに何件か応募があるようです。




「モンシロチョウ　島耕作」でユーザーの方も察したのか、パッと見でネタだとわかるものばかりが並んでいます。「縦長島耕作」とか「織田信長島耕作」などは、もはや「長」の部分をどう使うかをテーマにした大喜利になっていますし、「彼岸島耕作」に至ってはルールすら守っていません。……それでもモンシロチョウがありならこれもありかなと思ってしまいますが。


募集期間は7月17日いっぱいまでで、優秀な投稿者には原作者、弘兼憲史先生のサイン色紙がプレゼントされるそうです。

……結局、最後まで何を目的にしたコラボなのかはよくわかりませんでしたが、こういうどうでもいい企画は大好物なので今後も注目していきたいと思います。

イラストに自信のある方はもちろん、自信がない方も面白いネタが浮かんだなら島耕作スターターキット（何度書いても違和感ある字面）を使って投稿してみてはいかがでしょうか。


関連リンク：「◯◯長」島耕作イラストコンテスト


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