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マルコ
さて、もう2009年がスタートして2ヵ月近く過ぎているわけですが、昨年2008年も様々な変態が世間を賑わせた一年でした。
変態たちのニュースが流れるたびに「未来に生きすぎだろ!」とツッコミを入れていた僕ですが、あまりにもツッコむべきニュースが多すぎて2008年前半の話題ともなるとすでに大半を忘れてしまい、思い出すのも一苦労です。
たぶんそういう方は多いんじゃないかなーと思いますので、ここいらで2008年から最近にかけて現れた変態たちをまとめてご紹介してみようかと思います。
……どこに需要があるのかわからないまま見切り発車した企画ですが、最近変態成分が足りてないとお嘆きの皆様方はぜひ当記事でツッコミ力を鍛えていっていただければと思います。
なお、ニュースの多くは一般メディア、及び個人サイト様よりサルベージさせていただきました。
ではさっそく2008年の変態の歴史を辿っていきましょう。
■自慰行為をしながら美人女子大生をバイクで追跡
2008年最初の変態は日本ではなくタイのアユタヤ県に出現しました。
変態の名はクナコン(23)。
工場での夜勤を終えた後、オートバイで帰宅中していた彼はたまたまオート3輪に乗って走っていた女子大生を見つけ、あろうことかオートバイを運転しながら自らの局部を露出し、自慰行為を始めました。しかもそのまま女子大生のオート3輪を追跡、自らの行為を見せつけたとのこと。
彼の行為の変態っぷりもなかなかですが、何といってもオートバイを運転しながら自慰行為にふけるというそのアクロバティックな技術はもっと評価されてもいいのではないかと思いました。
……ただし、技術の使いどころは完全に間違ってますけど。
ハイレベルな海外の変態にネットが沸いた数ヶ月後、またしても海外から変態出現のニュースが入ります。
■英国の27歳男、「羊」相手に性行為した容疑で逮捕
今度はイギリスから、“紳士の国”のイメージを覆す変態が登場。
先ほどのクナコン君は、行為そのもののインパクトはありましたが、相手はまだしもちゃんとした人間でした。
しかしこちらはまさかの羊。……世の中にそういうジャンルがあるのは知ってはいるつもりでしたが、実際にニュースとして報道されるとものすごいインパクトです。
ちなみにどうやってお縄になったのかというと、ジョギングをしていた男性2人が行為の現場を見つけて通報したのだとか。
情報元のロイターではさらっとこの部分を流していますが、僕がもしそんな光景を目撃したら確実にラム肉が食べられなくなりそうなので、むしろこの発見者の心のケアをしっかりしてあげるべきではないかと思いました。
さすがは海外、日本とはレベルが違うぜ……そんな風に思った方に朗報です。この後は日本のニュースばっかりです。
■下着をかぶり、女性に声掛ける 岐阜市の路上
……ということで2008年9月、暖かい季節に変態はやってくるという定説を覆し、秋の気配漂う9月に満を持して登場した変態は、下着を被り下半身を露出した状態で「パンツ交換して」などと言いながら女性に近づき逮捕された会社員の男(36)。
誰もがかつての人気漫画「変態仮面」を思い出したであろうこの変態さんの出現はネットを震撼させ、「さすが日本はレベルが違う」「羊ぐらいで俺らは何を驚いていたんだ」と、一気に変態オブザイヤーのトップ候補にノミネートされたのでした。
しかし、海外も負けてはいませんでした。変態王の座は譲らない……そう言わんばかりに新たな変態を送りこんできたのは、またも紳士の国イギリスだったのです。
■肛門にじゃがいもを丸のまま詰めてしまった牧師
2008年11月。イギリスのシェフィールドに住む50代の牧師が、「肛門にじゃがいもが入ってしまった」と苦悶の表情で病院に駆け込んだことから発覚したこの変態事件。……いや、被害者は当の本人だけなので事件と呼ぶほどのことではないのですが、しかしイギリスを紳士の国だと思いこんでいた一般市民にとっては十分事件であったことでしょう。
ちなみに変態牧師さんの言い訳としては、「裸でキッチンのカーテンを吊ろうとしたところ、バランスを崩して倒れ、テーブルの上にあったじゃがいもの上に腰をついた」ということで、他にもうちょっと何か思いつかなかったのかとツッコみたくなりますが、じゃがいもが入った状態で考えた言い訳にしては上出来かもしれません。
ところで、個人的には裸でキッチンのカーテンを吊るという行為がすでに変態的だと思うのですが、牧師的には「じゃがいもを尻に入れて悦んでいた」ということの方が、「裸でカーテンを吊る」ということよりもはるかに恥ずかしいことだったのでしょう。
その肉を切らせて骨を断つ精神、なかなか見事です。……もっとも、肉を切らせて骨も断たれている感は否めませんが。
さて、イギリスの底力を見せつけられた日本が次に放った変態は、なんと79歳の老人でした。
■「49歳のおじちゃんだけどいい?」 79歳警備員、出会い系サイトでサバを読み女子高生にみだらな行為
2008年も押し迫った歳の暮、静岡県で出会い系サイト絡みの援助交際がニュースになりました。
普通なら特に注目するほどの事件ではないのですが、今回の当事者が79歳の老人であったことから話題は沸騰。一気に平井明(79)は時の人となります。
援助交際がダメ絶対、とかそういう話はわかりきったことですので割愛するとして、やはり特筆すべきは79歳という御歳にして女子高生を相手にするというその豪腕っぷり、そして自らを49歳であると自信満々にサバを読んだ面の皮の厚さでしょう。
自分が79歳になったときのことはまだ想像つきませんが、少なくとも30歳サバを読むのは僕には無理です。
最後の最後で大物がきやがった……驚嘆するネット住人にさらなる追い打ちをかけたのは、年末になって誰もが油断していた12月25日、クリスマスの夜でした。
■「お礼にこれどうですか」BMWの社員が下半身露出
世間が恋人や家族と楽しく暮らすクリスマスの夜、事件は神奈川県で起こりました。
駐輪場で女性に「バイクのエンジンをかけてもらえますか」と頼まれた小林良太容疑者(31)は、エンジンをかけてあげた後、「お礼にこれでどうですか」と下半身を露出。……その後しばらくしてあっさりとお縄になりました。
クリスマスの夜に女性から「エンジンをかけて」と頼まれ――というところまでは、出来すぎた90年代のドラマみたいな展開だったのに、その後の行動で自らフラグをバキバキに壊したBMW社員。
恋愛アドベンチャーにだってそんな選択肢ねーよ! とツッコみたくなるほど見事な自滅っぷりは、クリスマスの奇跡として歴史に刻まれることとなりました。
……ということで、以上2008年の変態オブザイヤーノミネート事件を駆け足でご紹介してきましたが、じゃあ今年はどうなの? という方のために、2009年開始から1ヶ月半で起こった変態事件を3件ご紹介しておきましょう。2008年以上に熱い戦いが、そこには……ある!
■女子中学生が5名でランニング中、男が「パワーつけろよ。」と言って、下半身を露出して走ってきた
年明け1ヵ月間の沈黙を破るようにして現れた今年最初の変態は、大阪から。
「下半身露出」というキーワードそのものは、もはや変態業界の中では陳腐すぎて箸にも棒にもかからないのですが、しかしこの変態さんはそのセリフが一味違っていました。
「パワーつけろよ」
……パワーの意味がわからない上に、下半身を見ることでなぜパワーがつくのか、そもそもお前誰だよ――など、短いセンテンスに多数のツッコミどころを潜ませたハイレベルなギャグは、さすが芸人の町、大阪であると言わねばなりません。
しかし、これはまだ序章にすぎませんでした。
■「おしっこ高価買い取り中」 チラシ配った男逮捕
次なる変態は千葉県から。先ほどの「パワーつけろよ」から一週間と経っていない2月10日に報じられました。
記事によると、斎藤晃生容疑者(30)は自宅近くの路上で女子高生に「おしっこ高価買い取り中」と書いたチラシを配り、さらにその場で採取するときのために、三角フラスコやタッパーなどの容器を持ち歩いていたとのこと。
……「おしっこ」という時点で僕はもうついていけないのですが、堂々と自分の連絡先を載せたビラを配り、あまつさえ三角フラスコやタッパーを常備しているとは、これはかなり筋金入りの変態だと認めざるを得ません。
それにしてもなぜ容器が三角フラスコなのか、なぜペットボトルとかではダメなのか、という疑問は当然出てくるところではありますが、この問題をこれ以上掘り下げるとさらなる闇が顔を出してきそうなので、触れないことにしたいと思います。
そして最後はつい最近のニュースから。
■「性教育の一環だ!」 83歳の男が男子中学生に下半身見せる
ということで、最後は83歳の男性が中学生に自らの自慰行為を見せつけたという記事。先ほどの79歳といい、日本の老人の弾けっぷりを実感できるニュースばかりですね。
ちなみにこの男性、何度も同じ事件を起こしており、児童の間では通称「マスターじじい」と呼ばれていたそうで、なんかもうここまでくると地元の名物なんじゃないかと思ってしまいます。
――さて、2009年は2008年以上にクオリティの高い変態が登場していますが、せっかくここまでまとめたので、変態オブザイヤーを決定したいと思います。
以下投票システムを置いとくのでどうぞお好きな変態に一票を。厳密には最後の3件は2009年なんですけど、まあそこらへんはたくさんあった方が楽しいと思うので入れときます。
※コメントは100字まで可能です。必須ではありません。お気軽に投票を。
※後日集計結果を発表します。→結果
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