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【2009年6月16日】

もみじ饅頭に見る、技術大国・日本の本気

こないだしいたけさんとチャットで話していて、ふと広島県の名産品「もみじ饅頭（まんじゅう）」の話題になったので、今日はそれについて。

もみじ饅頭、皆さんご存じでしょうか。

←広島土産の定番

もみじの形をしていて、中にあんことかクリームとかが入っているお饅頭なんですけど、これってどんな風に作られているのかなーってのが、ちょっと気になりまして。

僕の想像だと、

↑何となくこういう感じに、おばちゃんが一つひとつ手作りしているんじゃないかって勝手に思っていました。

……それはさすがに効率悪すぎるとしても、せいぜいたこ焼き機みたいなやつで作ってるのかなーぐらいの認識だったんですけど。

そんな話をしいたけさんとしていたら、広島在住だという彼から衝撃の事実を伺いまして。

なんかね、実際のもみじ饅頭って、

電磁加熱式もみじ饅頭焙焼機

こういう全自動もみじ饅頭製造マシーンで作られているそうです（画像引用元）。

な、なんかイメージと全然違うんだけど……。

さらに機構部分を拡大すると、

……すげーハイテクでした。

この写真だけだと、なんとなくナノテクノロジーとかバイオ工学とか、そういう小難しい研究に使われている最新設備みたいに見えるのですが、しかしながら実際にコレで作っているのはもみじ饅頭のみ。

ちなみにこのマシーンの名前は、デンジマン（電磁饅頭焼機）というらしく（すごい名前だ……）、その処理速度は1時間あたり1200個の饅頭を作れるほど高性能なのだとか（参考ページ）。

……なんかもう、それってすごいことなのかどうかもよくわからなくなってきましたけど、とりあえず饅頭を作る目的でこれほどのメカを造り上げてしまうところに、僕は技術大国・日本の真髄を見た気がいたしました。

修学旅行といえば広島が定番だった四国出身者としては、これからももみじ饅頭を全力で応援していく所存であります。

※追記：マシンが動いている動画見つけた

関連記事：恐るべき日本の技術者たち「何でも全自動にしてやんよ」


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