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マルコ【2009年6月26日】
やりすぎて発売中止に!? 自重しない「まりもっこり」のすべて
恐ろしいニュースが飛び込んできました。
「大仏もっこり」に待った! 東大寺カンカン 下半身が膨張した人気キャラクター「まりもっこり」の関連商品「大仏もっこり」について、東大寺(奈良市)は24日までに「信仰対象の尊厳を踏みにじっている。販売を中止してほしい」と発売元に抗議文書を送付した。 (中略) 一方、発売元のキョーワ(札幌市)は「ジョークのつもりだったが、もっこりの場所が場所なので致し方ない」と困惑顔だ。 ーー産経ニュースより |
それはあかんやろ……と誰もが思ってしまうこのニュース。よりにもよって大仏をもっこりさせてしまったらそりゃクレームもくるでしょうね……。
担当者の「もっこりの場所が場所なので」というコメントには苦笑いするしかありませんが、そこでふと思ったのが、
「まりもっこりって他にどんなのがあるの?」
ということ。
で、これが実際に調べてみるとこれがまた出てくる出てくる。
以下、まりもっこりの公式ブログからいくつか引用してご紹介します(全部見たい場合は公式ブログへどうぞ)
これが一番スタンダード(らしい)なまりもっこり。この記事を書くために調べるまで知らなかったんですけど、基本的に股間がもっこりしたまりもだから「まりもっこり」なんですね。僕自身は北海道には行ったことがないですし、北海道土産では白い恋人とかバターサンドとかしかもらったことなかったので、まったく存じ上げませんでした。大変失礼いたしました。……ただ、これを女性へのお土産にするのは若干の抵抗があるのですが、世の中的にはそうでもないのでしょうか。
続いてこちら。
じゃがいもっこり。
……このへんで、「なるほど、最後が“も”で終わる単語なら何でもありなんだな」というゆるキャラならではの汎用性に薄々感づいてきたのですが、しかし前述した「大仏もっこり」はそれに当てはまりませんよね? しかも北海道と大仏って何か関係あったっけ……? と、新たに生まれた疑問に思いをはせつつ、次のまりもっこりをご紹介します。
まりもっこりの機長バージョンで名前は「アテンションブリーフ」なのだとか。
……先ほどの「最後が“も”で終わって“○○もっこり”になる」というネーミングの法則をいきなり根底から覆してくれたこのまりもっこり。法則は変わっても結局はダジャレであるというところにゆるキャラとしての真髄を見た気がいたします。
あとさっきの大仏が問題になるなら、こいつの下半身の方がもっと怒られて然るべきではないかという気がするんですけど、そこらへんどうなんでしょうかANAさん!
……と思っていたら、まさかの女の子バージョンも発見。
スッチーもこりんという名前だそうで、このご時世にスッチーという微妙に古い言い回しと、男が股間なら女は胸をもっこりさせとこうぜという直球なデザインセンスが圧倒的すぎる逸品。表情とも相まって何とも言えない空気を醸し出しています。これはぜひアテンションブリーフとペアでプレゼントして相手のリアクションに期待したいところですね。
こちらはまりもっこりのスーパーシリーズ、その名も「スーパーまりもっこり」。もはや最初に書いた「“も”の法則」はカケラもなくなってしまいましたが、その代わり今度は「最後が“ま”で終われば、まりもっこりにつなげられる」という新たな法則疑惑が浮上してきました。
と思ったらこれまでの複合コンボが。
なるほどそういうパターンか……。
名前はもちろん「スーパーじゃがいもっこり」。どうでもいいんですけど、黄色い体に赤いパンツという組み合わせだとよりもっこりが強調される感じがして見ているこちらが気恥ずかしいです。というかこいつのもっこり、明らかにデカすぎだろう。
さらにこのスーパーシリーズ、とどまるところを知りません。
こちらは「スーパーあおもっこり」。公式ブログによると、
『青森には売ってません』でおなじみ「あおもっこり」のスーパー・バージョンです!津軽海峡の使者である彼らは、函館エリアに多く出現するとか。 |
……ということで、青森には売っていないにも関わらず、「あおもり」と3文字目に“も”が入っていたことで無理矢理まりもっこり化されたようですね。
もちろん北海道らしい組み合わせもあります。
名前は「クラークのようなまりもっこり」。
……ここまで色々ごまかしながらも何とか法則に当てはめてきましたが、とうとうまったく法則と無関係のまりもっこりが登場してしまいました。いちおう「クラークのような」とぼかしている点では「大仏もっこり」よりも配慮されていると言えるかもしれませんが、見た目がまったくもってぼかされていないのでこいつもクレームがきたら危ないような気がします。
続いては「ひぐま」とまりもっこりの組み合わせバージョン。
ひぐまりもっこり。
うわーカラフル! というか、本物のひぐまっぽい色が右から2番目のただひとつのみなんですが……。
あと、皆さんもうお気づきのことと思いますが、こいつ顔が2つありますよね? 冷静に考えるとちょっと恐ろしい状況です。
まりもっこりのご紹介は以上ですが、公式ブログにはこれ以外にも大量のまりもっこりが紹介されています。その他最新情報なども手に入るようですので、まりもっこりファンもそうでない方もぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。
……と、ここで終わろうと思ったのですが、そういえば「大仏もっこり」って結局なんだったの? という疑問が。
そうなんです、まりもっこりには公式ブログ以外にも「ご当地バージョン」というのがありまして……。
このご当地まりもっこりに関してはファンの方が作られたブログに全容が載っていますのでどうぞご覧ください。
膨張したもっこりが流れ落ちる滝を割るようにして姿を見せる姿が実に雄々しい「華厳の滝まりもっこり」や、出前用の岡持ちを片手に持った状態でもっこりさせるという、現実なら完全に変質者扱いされるであろう「佐野ラーメンもっこり」など、よくまあ思いついたな……と言いたくなる全国のまりもっこりが網羅されていてもうお腹いっぱいです。
……というかちょっと疑問なんですけど、ご当地も何もまりもっこりって北海道のお土産ですよね……?
……まあそのへんは深く考えたら負けな気がするので、今日はこれにて!
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