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【2009年8月20日】

アナル語放送は2011年で終了します

メールで寄せられた情報から。某サイトの誤植です。

これだとどこが誤植かわかりづらいのですが、読めば一発です。

元が真面目な内容の文章だけに、「アナル語」の存在感がハンパなく増してしまっています。

で、この元サイトへのリンクを張るかどうかでかなり悩んだのですが（初対面の人のズボンのチャックが開いてたら皆さん指摘するかどうか悩むでしょう？　そんな感じです）、とりあえずやめておくことにしました。……まあ本文でググれば一発なんですけども。

しかしですね、どうしてこんな誤植をしたのかということに関しては、僕らも笑ってばかりはいられないのです。

というのも、正しい表記である「アナログ」をローマ字入力すると、

A N A R O G U

こうなりますが、この「R O G U」の部分を入力するのに、手はこう動きます。

左手で「R」→右手で「O」→左手で「G」→右手で「U」

で、先ほどの「アナル語」ですが、

A N A R U G O

であり、

左手で「R」→右手で「U」→左手で「G」→右手で「O」

……そう、右手で打つ、UとOの順番を間違えているだけなんですよね。

実に些細なタイプミスで衝撃の誤植が発生してしまったわけです。

この「母音を打つ順番の入れ替わりミス」というのは実はわりと頻繁にあることであり、ネットでは有名な、

ちょっとそこの醤油を取ってくだしあ

などが挙げられるかと思います。

K U D A S A I

K U D A S I A

ただし先ほどの例と少し違うのは、この「くだしあ」の場合、

右手で「I」→左手で「A」

という、連続した母音の入力順番ミスにより発生したわけですから、その原因はタイピングスピードが速すぎたせいで左手がAを押す前に右手でIを押してしまったというところにあると考えられるわけです。

しかし先ほどの「アナル語」の場合はそうではなく、同じ右手による入力順のミスですから、どちらかといえばタイピングスピードが速すぎて……というよりも、単に文章を打っていた人がボーッとしていたという可能性の方が高いような気がします。

……というかそもそも、「アナル語」と漢字に変換している時点で気づいてほしかったですけど。

いずれにせよ母音を間違えるというほんの些細なミスで、大事な公の文書に下ネタが載っかってしまうという事態は避けたいところです。

僕もこの件に関してはあまり人のことは言えないので、今後気を付けたいとお芋ます。

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