【2011年11月25日】
世界初! ドーナツを持ち歩くための専用ケース「ドーナツ・ツー・ゴー」に実装された機能が色んな意味ですごい
ニュースで知ったのですが、
ドーナツを持ち歩くための専用ケースが開発されたそうです。
……
ドーナツ専用ってどういうこと? と首をかしげている人も多いと思うので、さっそく実物をご覧いただきましょう。
※本記事の画像は全て公式サイトより

こちらがドーナツ専用ケース
「Doughnut To-Go」(ドーナツ・ツー・ゴー)です。
開発したのは新潟県の携帯電話関連ソフトウエア開発会社
「リュウド」。
スマートフォン向けに、折りたたみBluetoothキーボードなどを開発していることで有名な企業です。
……
折りたたみBluetoothキーボードからドーナツ容器へ。
いくら何でも
畑が違いすぎではないか、と思いましたが、ニュース記事によると、
付き合いのあった大学教授からアイデアをもらい、雑貨を作ったことはなかったが、インターネットで検索してみると、世界中のどこにも同様の商品がないことがわかり、挑戦してみることにした。 |
……とのことで、
そりゃあないだろうと思うわけですが、とはいえネットにこの手のネタ商品は山ほどあることを考えると、たしかにジョークグッズとしても存在しなかったというのは意外っちゃ意外です。バナナケースとかもありますしね。
ということで開発されたこのドーナツ・ツー・ゴー。
「単にドーナツ型に中をくりぬいた容器やんけ!」と思うなかれ。
なんと本品には、
技術大国日本の名にふさわしい様々な工夫が施されているのです。

ご覧ください!
文字が小さくて読めない方のために解説しておくと、まず
レンジでチンしたときに蒸気を逃がすための23個の穴、その名も
「Passive Ventilation System」(パッシブ・ベンチレーション・システム)を本体に実装。
また、
ドーナツ紛失時に備えて持ち手にネームプレートを挿入できる専用のへこみをつけ、さらに
ドーナツの盗み食いを防ぐために一般的な南京錠のほとんどに対応した
「Doughnut To-Go Security Lock Hole」(ドーナツ・ツー・ゴー・セキュリティロックホール)を搭載しているのです。
すごい! なんという技術!
そして注目すべきはなんといっても、

真ん中のへこみ「センターホール」が
チュッパチャップス等の棒付きキャンディスタンドとして活用できることですよね! まさに一石二鳥のすばらしいアイデアだと思います! これなら使ってないときでもドーナツ・ツー・ゴーを有効活用できますね!
(正直、へこみを見て後から思いつきで入れてみたんですよね?)
ところでドーナツといっても色々な大きさがありますが、なぜこのサイズなのかというと、

「東京及び新潟で販売されているメジャーブランドのドーナツを実際に購入し、収納テストを行」った結果、「持ち運びのための最適なサイズとデザイン」を決定したのだそうです。物としてはネタ半分でも、こういう細かいところに手を抜かないのはさすがの仕事ぶりと言えますね。
あと気になるのが、ニュース記事のこの部分。
「盗み食い防止」のため取っ手の下に南京錠をかけることができる「セキュリティー・ロック・ホール」には、携帯電話用のストラップをつけることもできるという遊び心もちりばめた。 |
これだけだと、「ストラップをつけることもできる」のが「遊び心」であるように読めるのですが、どちらかというと「遊び心」なのは「ドーナツ容器に南京錠用の穴をつけること」、もしくは「ドーナツ容器を作るという発想そのもの」だと思います。……まあ記者の方もツッコみたい気持ちを抑えつつ、わかってて書いているんだとは思いますけども。
そんなドーナツ・ツー・ゴーは全国のビームス、及び文具屋、またはオンラインショップで980円にて販売中! カラーバリエーションも4色と無駄に豊富なので、ドーナツ好きの皆さんはぜひ。
関連リンク:ドーナツ・ツー・ゴー公式サイト
関連リンク:ドーナツ専用携帯ケース…盗み食い防止できます(読売新聞)
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