【2012年6月16日】
抱かれ枕を置いてある部屋にお客さんを上げたら大変なことになった
前ページからの続きです。
まさかの
一人追加という事態。
「は、はあ……」と生返事したものの、これはまずい。
一人に見られただけなら、
A「今日すごいもの見ちゃったよ」
B「へ〜何?」
A「なんか、すごいポスター? みたいなのがあってさぁ」
B「へ〜」
くらいのテンションの会話で済むのですが、これが二人になると、
A「今日すごかったよな……」
B「な! 俺見間違いかと思って二度見しちゃったよ!」
A「あれ、何なんだろうな?」
B「わかんないけどすごかったよな!
後で皆にも報告だな!」
と、
二人が体験を共有することで話がどんどん盛り上がってしまうわけです!
それは阻止しなければ……。
てなわけで、
ほどなくしてもう一人のスタッフがやってきたので、テラスに案内することに。
うちの間取りはこうなっていて、ドアから入ってまっすぐ歩き、左折すると作業場であるテラスへと出られます。
そして抱かれ枕がつるしてあるのは部屋に入って右手側。
ならば……。
「失礼しますー」
「どうぞ……あの、こっちです。まっすぐ行って左です」
「はーい」
ぴたりと寄り添うことで視線をガード作戦!
これが功を奏し、
明らかに不審な動きではあるものの、特に怪しまれることもなく誘導に成功!
勝利! 勝利じゃ!
……と、そうやって浮かれていたら、
「作業終わりましたー」
と、ドアが開き、二人がテラスから出てきました。
待って! まだ
視線ガードのポジショニングが!
ガード!
ガード……
ガー……
あっ。
「……じゃあ終了したのでこちらにサインお願いしまーす」
スルーされたーーー!
いや、そりゃこの場合スルーするしかないわけだけど、それもなんか釈然としない!
じゃあどうしたらいいのよって言われても困るけど!
……ということで書いてみたら、大変なことになったっていうか
僕が勝手に一人で大騒ぎしていただけという気がしないでもないですが、つまり何が言いたいかというと、
皆さん人を家に上げる際には見られると困るものは隠しておきましょうってことです。小学生か!
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