【2012年10月16日】
乳をしぼられているときの牛はどんな顔をしているのか確認してきた
僕は
牛乳が死ぬほど好きです。
ヨーグルトとかチーズとか、乳製品も大好きです。
特に10代の頃はヨーグルトを毎日欠かさず
1kgほど食べていたので、たぶんトータルだと
3トンくらいの量を胃袋に詰め込んだんじゃないかと思います。
……そんなことを普段から周りにアピールしまくっていたら、なんと
「首都圏牧場めぐり乳しぼり体験プレスツアー」にお誘いいただきました!
首都圏の2つの牧場を回り酪農の魅力に迫るというこのツアー、全国紙から業界紙まで多数のメディアが参加する中、
まさかのカフェオレ・ライター枠で潜り込んできたのですが、これが大変興味深いツアーでしたのでさっそくレポートしていきたいと思います。
といっても、単なるレポートだと面白くないので、個人的にずっと気になっていた"ある謎"をこの機に確認してみることにしました。
それはずばり、
"乳をしぼられているときの牛はどんな顔をしているのか"ということです。
……わかる、わかるぞ。今モニターの向こうでこの記事を読んでいる人が
どんな呆れ顔をしているのかが手に取るようにわかるっ……!
いや、でも、気になりません!?
「乳しぼり」で検索しても、手元のアップばっかりですし……。
……とまあそんな感じで、どこにニーズがあるんだかわからない謎を検証するぞと決意し、プレスツアーに参加したのでした。
まずお邪魔したのは、東京都八王子の磯沼ミルクファームさん。牧場というと北海道などの広い土地をイメージするのですが、こちらは普通に都内の町中に位置しています。
バスを降りて牧場に入り、少し歩くと……
お! さっそく牛を発見! こいつは仔牛ですね。動物の赤ちゃんって種族問わずどうしてこうかわいいんだろう。
ところで乳牛というとみなさん想像するのは白黒のアイツですよね。あれは
ホルスタインといって、日本にいる乳牛のほとんどを占めるメジャーな品種です。
磯沼ミルクファームではホルスタインだけでなく、ジャージーやブラウンスイスなど、他の品種の牛もたくさん飼っています。
町中ということで、どうしてもにおいは気になります。そこで磯沼ミルクファームではコーヒーやココアの殻を堆肥に混ぜることで、においを減らすことに成功。現在ではこのコーヒー入り堆肥の販売も行なっているのだとか。
山道を歩いて登って行くと、目の前に広い牧場が。ここも磯沼ミルクファームの敷地。牛と羊を放し飼いにしています。
他の参加者がちゃんとした写真を撮ったりオーナーに質問したりと真面目にお仕事をしている中、僕は
牛の尻ばかり撮っていました。だってどうなってるのか気になるやん……。
昼食は牧場内でいただきます。しぼりたての牛乳を牧場内で加工して作ったモッツァレラチーズをたっぷりのせて、特製の石窯でピザを焼きます。
具材の盛り付けは各自で行うことになったので、僕もがんばってのせてみたのですが、
……我ながら
センスのカケラもない盛り付けになってしまいました。こういうところに料理スキルとデザインスキルのなさがはっきり出てしまいますね。
あと、調子にのってチーズをのせまくっていたら、オーナーに
「そんなにのせると焼けません」と苦笑されてしまいました。
初めて親の料理を手伝う幼稚園児か!
まあおいしけりゃ何でもいいのです。新鮮な牛乳から作られたモッツァレラチーズのとけたピザ。おいしくないわけがない。
忘れてはいけないのが牛乳とヨーグルト! 磯沼ミルクファームのブランド「みるくの黄金率」と「かあさん牛のおくりもの」。非常に濃厚で
「ザ・乳」という味わいですが、それでいてくどくないのでいくらでもゴクゴク飲めてしまいます。すばらしい。
そんなこんなで、机の上に置いてあった
謎の置物が気になりつつ、磯沼ミルクファームを後にしたプレス一行。
続いては神奈川伊勢原の石田牧場へ。
この後、いよいよ乳しぼり体験ですよ。
→続きます
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