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管理人プロフィール
映画と漫画とゲームを愛する20代後半のフリーライター。ライター時の名前は山田井ユウキ。お仕事のご依頼はお気軽に。さらに詳しいプロフィールはこちら。マルコ [メール] ma-cafe■hotmail.co.jp ※■は@に変更してからお送りください。 ニコニコ動画のマイリスト カフェオレレビュー
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since 2001.9.6 【9月7日】 恐るべきリア充ゲーム「ペルソナ4」(レビュー)
シナリオや音楽が神がかっており、個人的にはこれまでに遊んだRPGでもかなり上位に入る面白さだったのですが、どうしても気になることがあったのでレビューしたいと思います。 なお、シナリオの重要な部分には触れませんので、これから始められる方でもご安心を。
ということで、「リア充」とは、たとえば彼女や彼氏がいたり、友達が多かったり、学生であればサークル活動やバイトに勤しみ輝ける青春を送っているという、僕から見れば羨ましすぎて万死に値する天上人たちのことです。 そんなの都市伝説だぜ! と思い込むことで心の平安を保っていた僕でしたが、今回「ペルソナ4」でリア充の恐ろしさを見せつけられる経験をしてしまいました。 僕ぐらい年季の入った非リア充になるとギリギリ耐えられましたが、心の弱い非リア充がペルソナ4を遊んだら、軽いトラウマになるかもしれません。 ではさっそくペルソナ4のリア充っぷりをご紹介していきましょう。
親の都合で都会から田舎に引っ越してきた主人公は、親せきの家に厄介になりながら学校に通うことになった高校2年生。不思議な力に目覚め、異世界で戦うことに。
ごらんの通り、当然のようにイケメンなのですが(メガネをかけているのは、異世界は霧に覆われており特別製のメガネがないと戦えないから。日常パートでは裸眼です)、これは何もアニメタッチだから良く見えるということではなく、ゲーム中でも顔を褒められるシーンがあることから、ガチでイケメンなのだと思われます。 この時点で「主人公=自分」という設定にすでに無理があるわけですが、まだこれはほんの序の口。
リア充の条件のひとつである「友達が多い」を完璧に満たしている主人公。このゲームでは同じく不思議な力に目覚め、共に戦うことになる仲間たちが7人いるのですが、見ているこっちが恥ずかしくなるほどの友情っぷり。これがリア充でなくてなんだというのでしょうか。
でもまあそれはまだいいんです。共に戦うという不思議体験を共有しているのですから、彼らの友情はわからないでもない。他のゲームでも一緒に戦う仲間とは似たような感じですし。 問題はここからです。
このゲーム、異世界で戦っているとき以外は、学校に通ったり、休日には町へ遊びに出かけたりと、普通の高校生と変わらない日常を送ることができます(異世界へは現実世界からいつでも自由に出入りできます)。 で、「異世界パート」はこの際どうでもよくて、問題はこの「日常パート」。 たとえば、主人公は転校してすぐ部活に入ることになるのですが、運動部と文化部の二つが用意されており、その両方に入ることができます。そこで主人公は新たな友達や女の子と出会い、友情を築くことになります。
さらに、同時進行でバイトをすることも可能で、こちらもやはりバイト先で濃密な人間関係を構築していきます。 ちなみにバイトには「学童保育」や「病院の清掃」などがあり、学童保育ではひ、ひ、人妻と……病院では、な、な……ナースと仲良くなることができます。失礼。言い慣れてない単語だったのでつい動揺してしまいました。 このへんで「主人公=自分」という設定がすっかり抜け落ちた僕は、心の中で呪いの言葉を唱えつつゲームを進めていました。 しかし、これもやはり前座みたいなもので、本当に僕が血の涙を流したのは次の項目でした。
これまで見てきた項目をまとめますと、主人公は、 「イケメン」 という日常生活を送っていることになります。この時点ですでに許し難いほどのリア充っぷりを発揮していますが、ひどいのはここから。 なんとこのゲーム、ゲーム中に登場する女の子に話しかけることで仲を深めていき、最終的には付き合うことができるのです。 それだけならまだ僕もコントローラーをTVに投げつけるぐらいで気が済むところですが、さらにおそろしいことに、付き合う対象は一人でなくてもOKなのです。 つまり、何股かけてもいいのです。 ちなみに付き合う対象となる女の子は6人。がんばれば全員と付き合えます。
おまけに、一緒に戦う仲間内の女の子とも全員付き合うことができるので、極端な話、ラスボス戦に挑む頃にはパーティー内の女子がすべて主人公の彼女になっていることになります。 ……正直、ラスボスに挑むより先に解決すべき問題があるような気がしてなりません。
そんなイケメンでリア充な主人公様ですが、日常パートの終盤で迎えるクリスマスイブは、さすがに複数の恋人がいても一人としか過ごすことができません。……当たり前だ! イブ当日は、朝から次々と入る恋人たちからの誘いのメールを吟味して一人を選ぶという極悪なシステムで本命を決めることになりますが、僕はというと、ヒロインの一人である「りせ」と過ごすことにしてみました。 「りせ」は高校の後輩で、つい最近までTVに出演していたアイドルという、僕の人生とは決して交わらないであろうタイプの女の子。そして共に戦う仲間の一人でもあります。 では実際のゲーム中のセリフを再現しましたのでどうぞ。
「今日はクリスマス、しかも先輩と…だもんね!」
「先輩、ケーキ買ってくれたんだ! こういうの大好き! ありがとう! 私も、プレゼント用意したんだ!」
「それ、一点ものなんだよ。…実は、私がデザインしたんだ。沖奈市の教室通って、作ったの。ちょっと不格好だけど…りせの愛がぎゅっと練りこんであるから!」 (中略)
「…先輩、私、今日帰らなくてもいい?」
「もっと、クリスマスの思い出、ほしい」
「…いいよね?」
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